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2.アクティビティアクティビティをすると子どもが喜びます。アクティビティって、子どもを英語好きにするための面白い課題、というより、英語力をつけるための課題としてとらえましょう。結果として、「楽しい!!」と感じた子ども達が英語好きになってくれたらうれしいですよね。会話力に焦点をあてたアクティビティを紹介しましょう。アクティビティを通して、話す態度(話し相手とアイコンタクトを取る、話し相手と話す楽しさを表現できる)が身につけばいいな、と思います。 英語のシャワーをたくさん浴びると英語を自然に覚えると聞いたことがあります。たくさん英語を聞かせれば、たくさん話せるようになると思って、クラスの時、先生が率先してたくさん話すようにしました。すると意外なことに、いつもクラスの中で先生が言った英語の指示に従っているのに、リスニングテストで々表現を聞いても子ども達がピンとこないことがありました。さらに、聞いているばかりですから、話すこともできません。今感じていることは、子ども達は、英語で話せないことは、聞いてもよく分からない、ということです。英語を話すチャンスを増やすために、アクティビティはとても有効です。 先生の役目は、いつも子どもを引っ張って、クラスで一番声を出すことではないんじゃないかな、と思います。クラス内で、子ども達が少しでもたくさん英語を話すためには、先生はコーディネーターとして機能できたらいいんじゃないかな、と感じています。 アクティビティを開始する時、どの子から始めさせますか。“Any volunteers?”と言って、自主的に始める子を先生が決めますか?私はクラス内で、リーダーシップを取る子の出現を押さえるため、じゃんけんで、一番初めにする子と最後にする子を決めます。じゃんけんだと偶発的に順番が決まるので、自然にランダムな順に開始できます。例えば、6人のクラスで3つのアクティビティをするとしたら、全員が1番最初にするチャンスができます。リーダーシップを取る子の出現をなぜ避けているのでしょうか。リーダーシップを取る子は、いつの間にか自然にクラスの運営がスムーズになるよう努力し始めます。その時、日本語を使って「順番守って」とか「だめ」と場を仕切り始めます。そうなると、クラス全員が自分勝手に日本語を話し始めて、誰も英語を話さなくなります。 |
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