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お買い物ごっこお買い物ごっこをされている教室はたくさんあることでしょう。楽しいので、子ども達は大好きなアクティビティです。 対象年齢幼稚園年長から小2 会話Customer (以下、C): Hello. S: How much money? お買い物後の会話Teacher(以下T): What did you buy? 商品とお金
テキストに掲載されている単語の中で、持ち運びしやすくて、お店屋さんの商品になるものは、何でも商品にしています。リコーダーやはさみ、絵の具など。100円均一ショップを利用しています。 指導のポイント子ども達は、先生とアイコンタクトをとりたがります。常に先生とアイコンタクトを取っていると、お店屋さんもお客さんも相手を見ないで話すので、先生は子どもの目をみないようにします。お店屋さんには、「お客さんを見ておかないと、お買い物してもらえないよ」、お客さんには「お店屋さんに向かって話さないと、お買い物できないよ」と助言します。先生がお買い物ごっこの黒子になれたら、子ども達は自分たちだけで会話してお買い物を進めます。 準備と片付けは、できるだけ子ども達だけでさせます。エプロンがうまくできないので、先生をちらちらを見ますが、気づかないふりをしていると、エプロンをしたように見えます(つまりはくちゃくちゃ)。直してやりたいのをぐっとこらえて、「立派なお店屋さんです」と褒めます。 片付けの際に、子ども達が自分から、商品を1つ1つ持って来ては、英語で名前を言って納めます。1個持ってくる時や2個持ってくるときがあるので、自然に単数と複数を意識させることができます。 お買い物ごっこが終わると、子ども達は開放感でふらふらと歩き回りそうになりますが、「自分たちで片付けないと、来週からもうお買い物ごっこができませんね」と言うと、さあーっと集まって、片付けます。「(片付け方は)どうするの」ときいてきますが、「自分で考えてその通りに片付けないと、来週からお買い物ごっこができません」と言うと、何とか自分で考えて片付けます。 先生が助けるのは、お買い物の会話を忘れたときです。子ども達に「どうすればいいのかな」と考える習慣がつくことが一番大切だと思います。先生の指示とおりにリピートすることが、英語教室内の望ましい態度だと、と子どもが勘違いすると、それ以降子ども達は、自分で考えて行動しなくなります。 |
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