出会い
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邂 逅
RPGに出会ったのは中学校だった。たしかマジックコレクション(富士見書房:グループSNE)を読んだ
のが最初だろう。そういう知識物、ムック物が好きな私はそれが収録されているシリーズの中の「RPGが良く
わかる本」に出会うことになる。
この本はD&Dのリプレイを基本としてRPGの楽しみ方を例をあげながら解説する本でマニアックなネタで
さえ初心者にもわかりやすく書いてあった。
そして私はその年のお年玉でD&Dの赤箱を買った。
私の小学生時代にゲームブックが流行り、それによる基礎知識はあったがファンタジー世界の入り口になった
のはRPGだ。D&Dに始まりT&T、ソードワールドとゲームにはまる事になる。
(02.12.13)
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仲 間
私はある意味「いじめられっこ」だったのだろう。友達付き合いをするような人も居なかったし、一人で本を
読むほうが好きだった。でも色々話をする奴らは居た。
私の従兄弟が近くに住んでいて、その家の大家の子でOZと言う男が居た。同い年で1才下の従弟と一緒に良
く遊んでいた。彼とは小学校、中学校と一緒だったが話を物心がついて話をするようになったのは中学校二年生
の頃だった。
彼を通じてT,Oというあと2人の仲間を得て初めてロールプレイングゲームを遊ぶ機会を得ることが出来た。
Oの家に月に2回くらい集まり、マスターを私がし残りの3人がプレイヤーで遊んでいた。その内、プレイ
ヤーのバランスを取るためOGと言う男を参加させた。このOGは参加するだけで戦闘シーン以外プレイに参加
しない男でこいつをどう動かすかが私の命題でも合った。
高校に進学し、みんなバラバラになり高校一年の夏くらいで自然消滅してしまった。
(02.12.13)
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漫 研?
中学三年の時に放送部に入り、すぐに卒業生が遊びにきた。進学した先がその先輩の学校で、口約束していた
入部は絶対の物になってしまった。その高校の放送部は部活動は全くと言ってよい程やっていなかった。一般的
な学校行事の放送運営が活動の殆どで、放課後何かするということは無かった。
漫画部でも入ろうかと思っていたのに放送部に入った私は結局、半年は中学時代の仲間と遊んでいた。しかし
後半になって放送部と漫画部は仲が良く、良く遊んでいると発覚。特に前年卒業した放送部員は漫画部設立に大
きく貢献していたようだ。で、なぜかその人と私の立場が一緒で「理数科で地学を選択し強制的に地学部員、放
送部に所属し図書委員もやっている」と探せば探すだけ共通点が見つかる。
で、私は「『由緒正しい』漫画部助っ人」と言う立場を得ることになった。二年生になり漫画部に入り浸りに
なり、漫画部の活動をするかに思えた。
が、そこで「漫画の表現の研究の為、ロールプレイングを研究」していたのだ。つまり、ゲーム三昧の日々の
到来だ。
(02.12.13)
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俺的ゲーム黎明期
中学の頃はD&Dとソードワールドを中心に遊んでいた。高校に入り、メタル・ヘッドや蓬莱学園、ルーンク
エストを中心に遊んでいた。特に、メタルヘッドは熱心なマスターがいた為、毎週の様に遊んでいた記憶がある。
また、そのマスターの解釈が面白かった。「ハンター達は何も好き好んでギルドの仕事をするわけじゃァ無い。
実はギルドとは公的な金貸しで、人体改造や車両購入の資金を無保証(実際は自分の体が担保)で借り、その結
果ギルドに所属せざる負えない状況にするのだ。大手ギルドでは大金は借りれるが入会が難しい。入会が簡単な
ところでは借りれる金も少ない。結果、ギルドごとに振り分けられる仕事も自然と分類される。また、ギルドか
らより高級なギルドへのステップアップも可能。」わたしは、実分不相応な借金で改造しまくったサイボーグで
弾丸も一発、一発けちって戦っていた。
(02.12.13)
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漫画とゲームと
その後の2年は漫画とゲームに明け暮れた。遊んでいた面子は1学年上で、同級生とは遊ばなかった。
三年生の1年は受験に向けて予備校に行ったりしてそれなりに過ごした。この頃から小遣いが増えて毎月雑誌
を買う事も出来るようになった。ドラゴンマガジン、ウォーロック、ゲームグラフィックス、RPGマガジンと
いろんな雑誌を買うようになった。
漫画も当時は厳選して買っていた。結果、二度と発売されないであろう本ばかり買う癖がついたのだ。
(02.12.13)
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