実はバックカメラは以前から取り付けたいと思っていました。ＲＸ−８でバックする場合、非常に感覚がつかみづらく、思った位置に止めることが困難（車止めがある駐車場ならいいのですが、単純にバックして後ろの車ぎりぎりに止めたい場合など、何度も降りて見る必要がありました）なのです。（単に下手という話もある）
無論、純正がありますが、ハイマウントストップランプの横に飛び出すように付くため、あんまりスマートではありません。
と、思って探していたところ、こちらの「RX-8」-「純正バックモニター施工」で「ハイマウントストップランプにカメラを組み込む」というアイデアを知りました。
カメラは出張ついでに秋葉原に寄ったときに、かの有名な秋月電子通商で「いっちばん小さいCCDカメラください！」と言って「MTV-54C0N」を買ってきました。確か\8,000円ぐらいだったと思います。
あと、モニタが必要です。いままでのデルナビにも映像入力はありましたが、バックするときにいちいち切り替えるのは面倒なので、自動切換え回路を考えるか、ストックしてあるパチンコ液晶のモニタを取り付けるか．．．等考えていたところで今回購入した「ＸＹＺ」を見ると、「バックカメラ用端子」があるじゃないですか。ちゃんとバック連動するようですし。
さて、アイデアと材料がそろえば、あとは実践するのみです。
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ひとつしかないハイマウントストップランプを加工してしまうと、下手に壊したときに困るのと、もし車検等で元に戻さないといけない場合を想定して、ディーラでハイマントストップランプ一式（電球はなし）を注文して取り寄せてもらいました。（確か\2,500程度） |
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さっそく、カメラを取り付けるために穴をあけます。ドリルで下穴を開けておいて、リーマでごりごり、ごりごり．．． |
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こんなふうに穴をあけました。上側の細長い穴ははカメラを下向きにつけるときに、基板の逃げとして開けました。 |
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ＣＣＤカメラは、そのままでは取り付けにくいので、ＰＥＴ板を切って土台を作りました。これにホットボンドで固定しています。夏の日中は溶けてしまいそうですが、とりあえず様子を見ます。 |
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土台に取り付けたカメラを加工したハイマウントストップランプに組み込むとこんなかんじになります。 |
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ＣＣＤカメラの電源は１２Ｖですが、車から直接取ると壊れそうなので、秋月でいっしょに買って帰った低ドロップ３端子レギュレータ（ＬＭ２９４０Ｌ−１２）で安定化します。万能基板の切れ端に配線して、真鍮板で作った放熱板兼取付金具でハイマウントストップランプに取り付けます。 |
カメラは一応取り付けができました。しかし、このままではストップランプとして機能しません。（電球のところにカメラをつけたため）
上記参考にしたサイトでは、ストップランプの両側に電球を２個取り付けて、ストップランプの機能も生かしてありましたので、私も同じ方法でやってみることにしました。
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しかし、なぜか「自動車用電球ソケット」が入手できないのです。電子パーツ店では一般的な「ネジ式」の口金をもつソケットならあるのですが、自動車用の突起があるタイプは小さなものしかありません。１２Ｖ１０Ｗ以上の電球を取り付けられるような大きなものが無いのです。無論、最近のウェッジ球（電球のガラス部分に線上の端子があるだけのタイプ）のソケットなんてありません。 仕方がないので、ソケットが入手できた範囲の大きさでもっとも明るい電球をチョイスしました。（たしか１２Ｖ８Ｗ程度だったと思います） ※車の中古部品屋からもぎ取ってくるという手もあります。 |
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ソケットは、左のようにストップランプの下側から取り付けました。もともとの電球と比べると、向きが９０度違うのですが、ＬＥＤと違って電球なので横からでも光は出ると考えました。一応、アルミテープを貼って、できるだけ正面（後ろですね）に向かって光が向かうように考慮はしてあります。 |
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取り付け用の真鍮版のサイズを見直し、電源を配線して一応完成です。 |
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取り付けるとこんな感じです。言わなければ誰も気づかないかも知れません。 |
それから．．．
問題点がいくつか
１．ストップランプの透明部分に刻印（パーツナンバー？）があるのですが、これがちょうどカメラに写りこんでしまい、下側が歪んでしまいます。
２．日中は気になりませんが、夜間にバックしながらブレーキを踏むと、画面が「真っ赤」になってしまい、後ろが見えません。
３．ストップランプ自体がなんか暗い。向きとワット数の問題と思います。
４．カメラの取り付け位置の問題だと思いますが、写っている物がカメラから消えた時点でバンパーまで５０ＣＭ以上あります。（ま、これはいいですけど）
５．（これはナビ側の問題ですが）ナビが起動しないとモニタとして機能しないため、エンジン始動してすぐバックしようとしても使えない。（しょうがないですね）
１〜３については後日改善を試みます。
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