RX−8に純正外の機器を付けちゃおう!(燃費改善について)

燃費を気にしてたらロータリーエンジン車には乗れない!って話もありますが、このご時世、やはり燃費がいいに越したことはありません。
世間では省燃費アイテムとしていろんなものが売られています。アーシングもそうですが、コンデンサチューン、トルマリン、チタン、磁石などなど...
しかし、私からするとどれも眉唾物ばかりに見えて、今ひとつ試してみようという気にならないのが本音です。
(私の弟は逆にこの手のアイテムにハマッてまして、愛車のインプレッサのエンジンルームを見ると、まるで御札みたいに銅板でサンドイッチにしたトルマリンがエンジンにぺたぺた、ショックには流体に効果がある(らしい)チタンネックレスが巻きつけてあります。ほかにもいろいろ...)

燃費のページにも書いてますが、弟の勧めで「エコバンド」なるものをマフラーや、エアクリーナに取り付けて見ましたが結果はごらんのとおり。
アーシングも自己流でやってみましたが、RX-8ではなんも変わらないというのが実感です。ぶっといケーブル分重くなってかえって燃費落ちてるかも。
(ただし、アーシングについては肯定派でして、以前乗っていたファミリアぐらい古くてくたびれた車になると、それなりの効果(トルクアップ等)があることは体感できています。)

で、ふらふらとネットサ〜フィン(死語)してたらこれを見つけました。

いままでの省燃費アイテムとは全く違う概念「運転の仕方から燃費を改善する」に基づく製品という点に引かれて、早速入手してみました。

これがPivot社のe-drive エコノミードライブサポートモニター EDMです。(どれが製品名なのやら。以降e-driveとします)

じつは結構入手には苦労しました。
通販で買えば簡単なんでしょうが、自分の目でみて手にとってみないと納得できない性格なので...
(逆に手にとってしまうと買ってしまう...部屋はガラクタだらけ...(^。^;)

発売開始から約2週間後、広島市の西の外れにある某カー用品店でひとつだけ、見つけることができました。

箱から取り出してみると、結構小さいものです。
私の手は小さいほうですが、手のひらに余裕でのっかります。

配線が必要なのですが、わずかに3本、電源のプラス・マイナス(アクセサリ電源)と、速度パルス線です。
ただ、ここでちょっとがっかりなのが、価格を抑えるためなのかプラスチックケースから直付けのケーブルが出ており、ケーブルが出ている穴から中の基板が丸見えで、約1万円する機器としてはなんか安っぽい印象を受けました。

既存の配線を分岐し、電源をとりだすために分岐ケーブルを作成しました。

速度パルスの取り出しです。
e-driveには車種別の速度パルス取り出し方法の紙がついていて、そこにもRX-8はちゃんと書いてあるのですが、指定されたコネクタを見ても、どうも違うように見えます。(コンソールボックス奥の集合コネクタから取れるように書いてあるのですが、ケーブルが接続されていませんでした。写真は指定のコネクタ付近です)

説明書には、「カーナビ用のパルスでも可」とありましたので、SONYのXYZ用に取り出した速度パルス線(カーオーディオの裏から取り出す方法)から分岐させて接続しました。
とりあえず、問題は無いようです。
e-drive本体の取り付けです。
本当はハンドルの上の方や、メーターの上あたりに取り付けるべきかと思うのですが、どうも邪魔になります。
また、RX-8のメータ周りって曲線が多く、このような四角い物体を取り付けるには不向きです。
思い切ってe-drive分解して、表示部だけメータ内部に入れてしまうことも検討しましたが、さすがに新品購入直後に分解する勇気はありませんでした。
よってダッシュボードの上に滑り止めシートを敷いて、その上に置いてしばらく使ってみることにしました。
配線はナビトレイのカーナビ用配線を通すための穴があるため、そこを利用しました。
こんなふうになりました。
ホームセンタで見つけた150円程度の滑り止めシートの上に置いているだけですが、全く動きません。
視界の邪魔にもならず、とりあえずはOKです。
逆に外からみると、なんか白い四角いものが目立ちます。

ふぁーすといんぷれっしょん。

取り付けて走ってみると...
1.相当厳しいです。
  5速MTですが、まず1速で普通に発進すると間違いなく加速度オーバー警告が鳴ります。「ぎゃっ」と思って2速にあげて加速する
  とまた鳴ります。
  減速時はもっとつらく、「あ。赤信号だ」と思ってからブレーキを踏んだら鳴ります。
  ちなみに、アラーム無視して信号だ〜っしゅして次の信号で止まると「Bad 0」となってしましました。(T.T)
2.e-driveお勧めの走りをするには
  e-driveは加速度によって警告をする仕組みです。よって、絶対的なスピードとは無関係です。
  なので、警告アラームが鳴ったとしても、そのまま同じギアでアクセルの踏み方を変えずに加速すると、アラームは鳴らなくなります。
  (もちろん、アクセルを踏みすぎていればアラームはいつまでもなっていますが)そのタイミングでシフトアップし、またアクセルの踏み方を
  一定にして加速すればそれほど鳴らなくなります。
  また、あたりまえのことですが、発進時は0からの加速なので非常にシビアですが、ある程度スピードがのってくる(30km/hぐらいから)と
  それほど神経質にならなくても大丈夫みたいです。ただ、高速域(80km/h以上)ではまたシビアになってきて、5速で追い越しをしようと
  しても鳴ることがあります。
  減速ですが、これはもう早め早めの減速を行うしかありません。エンジンブレーキも急にかけると鳴りますので、きちんと回転合わせを
  してスムーズに減速する必要があります。
  下手なヒール&トウなんてやろうものならすぐさま鳴ります。
  赤信号が見えたらすぐさまエンジンブレーキを効かせながら、フットブレーキをやんわり踏んで減速度を調整しつつ、前の車の車間距離に
  気をつけながら止まるといった芸当が必要です。
  AT車だと、案外鳴らさずに走れるかもしれません。
3.(伊達が思う)e-driveをお勧めできない人
  ・気が短い人
  ・機械に指図されるのがいやな人
  ・スポーツカーをスポーツカーらしく乗りたい人
  ・信号GPで常に先頭を走りたい人
  ・「ブレーキぐらい好きに踏ませろ〜!」と思う人

省燃費効果は?

ひとつ前のページに燃費をのっけています。
どんな結果がでるか、期待しててください。

トップページへ戻る