な〜んて、大したことはやってないんですが...
ほんとは、なんとか市販のDIN機器を取り付けたかったのですが、そこまでやる勇気はありませんでした。(^_^;
今回取り付けたのはCD-ROMナビ(一体型)と、防犯装置です。
イモビライザーを付けたかったのですが、なぜかDVDナビとセットでないと付かないため、あきらめました。
ま、防犯装置といっても「無いよりはまし」なので、気をつけるにこしたことはありませんが。
なお、そういった意味もありまして、防犯装置については詳しくは述べません。
ナビの取り付けについて
純正ナビはダッシュボードの中央にモニタが収納されるような形で装着されます。
最近は、社外品をつけれるようなトレイもあるようですが、私の持っているデルナビは厚みがあって、ちょっと無理っぽいです。
また、ただでさえシートが低くて前が見にくい(背低いので)のに、それをさえぎるような位置にディスプレイを置くのは困ります。
よって、一番古い方法なのですが、助手席シートのシートレール固定ボルトを利用した、フレキシブルアームによる固定としました。
(最近、あんまり見ないのですが、しっかり自動車用品店にはありました。1万円もしましたが...)
こんな感じになります。純正オーディオの操作が一部できなくなりますが、ハンドルにコントローラがありますし、なんとかなります。 |
電源について
先ほどの防犯装置も、ナビも簡単に取り付けられるように、シガレットライターから電源が取れるようにはなっています。
たた、この方法だと機器が増えるにしたがって、シガレットプラグのだんご状態になってしまい、極めて不細工になってしまいます。
RX-8には、ほんとのタバコ用のほかに、もうひとつシガレットライターコネクタを車内に持っています。(純正でスペアタイアが無く、パンク修理材とコンプレッサが標準装備なので、そのコンプレッサ用と思われます)
ひとつがここ。ふつうにタバコ用ライターのソケットです。いまはここに防犯装置からのケーブルをつないでいますが、ケーブルがつかえて蓋が完全には閉まりません。 | |
で、これがもうひとつのソケット。センターのリアシート前方の小物入れな中にあります。見ると「12V10A」と書いてあり、容量には余裕がありそうです。 |
なので、今回みたいに2つの機器までなら二股コンセントみたいなものは不要なのですが、コードが車内をウネウネ走っているのも気に入りません。
ということで、なんとかアクセサリー電源を取れるところを見つけることとしました。
(普通なら、純正のカーラジオ等のコネクタがあって、それ用の汎用変換コネクタセットも売っているのですが、RX-8の場合「純正」しかないため、そういったものも(今現在のところ)手に入りません)
まずはシガレットライターから分ける方法を考えました。そのためにはセンタコンソール下のシガレットライターを取り外す必要があります。ところが、シガレットライターをはずすには、シフトレバーを含め、ごっそりはずす必要があります。 で、ここでびっくりしたのが、結局ライターをはずすのにネジはたったの2本だけ。あとは全部はめてあるだけです。前のファミリアのときなら、おそらく6本以上はあったと思います。(最近の車はみんなそうなのかな?) なお、はずし方ですが、MP3対応CDをオプションでつけていたので、それに付いていた説明書に書いてありました。(これ、知らずにやるとツメを折ってしまいそうです。) |
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やっとたどり着きましたが、なんだかコードが細くて頼りなさそうです。 | |
つぎに、もうひとつのソケットの方です。これは写真のようにドライバを差し込んでこじるだけで簡単に外れます。(写真とり忘れましたが)さすがにここは太いケーブルがきていて、分岐するならこちらのほうが安心できます。 |
が、ここでまた躊躇してしまいました。
分岐するには3つ方法が考えられます。
(1)既存のキボシ端子を見つけて分岐する
これが最良なのですが、見つかりませんでした。
(2)ケーブルにエレクトロタップをかます
これ、嫌いなのです。被服線の被服の上から無理やり挟み込む方法で、なんか信頼性というか、不安なのです。
(とはいえ、メーカのオプションをつける場合はよく使っているようですが)
(3)いったんケーブルを切って、キボシ端子をつけて分岐する
これやっちゃうと、保証利かなくならないかな〜ってのが心配です。なにしろ、初の「新車」なので。
ということで、シガライターソケットから分岐する方法は止めて、別の方法を考えました。
カー用品店をみてると、ヒューズにケーブルがくっついたものを売っているのを見つけました。
なるほど、ヒューズボックスから取る方法があります。
ありがたいことに、RX−8の車内ヒューズボックスは、助手席の左奥にあります。この位置なら、防犯装置やナビからのケーブルも短くてすみます。
よし!これでいこう!と決めたのですが、その「ケーブル付きヒューズ」、ほんとに普通のプラスチック封入形ヒューズにケーブルが付いているようにしか見えないのですが、\360します。ヒューズだけなら2個入って\135です。
ということで、買ってきました。普通のヒューズです。 | |
これをニッパー、ヤスリを駆使して端子を剥き出しにします。 | |
端子が見えたら、あとはケーブルを半田付けするだけ。とっても安上がりにできました。(^^) | |
まず、エンジンキーを切ってから、ヒューズボックスのフタを開けて、ヒューズをはずします。ほんとはバッテリーも外してからやった方が絶対いいです。この辺は下手にショートさせると火災になったり、やけどや怪我することもありますので。 白いのは専用工具です。これはエンジンルームのヒューズボックスに入っていました。 |
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上が外したヒューズ、下がこれに交換するケーブル付きヒューズです。 これを付けるだけでプラス側は取れるようになるのですが、マイナス側をどこから取るかが問題です。 |
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調べた結果、ヒューズボックスの奥にシャーシに止まっているボルトがあり、ここ(っていうかディーラオプションにそこに配線する例があったので)にしました | |
でも、このヒューズボックスの奥にアクセスするのが大変。ヒューズボックスのカバーを外すのに、サイドステップのカバーを外し、ゴムの緩衝材を外し、カバーのツメを外してやっと外れます。ここまでやってほんとに戻せるのか不安になりました。(なんとか戻りましたが) また、ここもネジは0です。全部ツメでとめてあるだけです。「ばきっ」ってやったら、部品交換になるんでしょうね〜 |
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なんとかマイナス側が配線できました。配線の反対側にはキボシ端子をつけておきます。メス側(プラス)は二つ繋げるのがあったのでそれを使いましたが、オス側(マイナス)にはありません。 | |
マイナス側の三叉ケーブルを作りました。 | |
ヒューズを取り付けて、カバーを戻します。(ヒューズのカバーをはめて、ゴムを戻して、サイドステップのカバーをはめて...全部、「パチン」とはめるだけなんですねぇ。びっくりです。) ヒューズをつけるときに向きを気をつける必要があります。調べた結果、左側がバッテリーにつながっているため、ケーブルを右側にしないと、バッテリー直結になってしまいます。一応、ヒューズを通っていないと不安ですので。 |
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あとは、取り付ける機器側の対応が必要です。どちらももともとシガープラグがついていたので、キボシ端子対応にします。上はナビの電源をキボシ対応にしたもの(ブレーキ連動は切っちゃいました)、下が防犯装置用の自作ケーブルです。 | |
あとは、ケーブルを接続して動作確認ができたら、うまくケーブルを収めます。このときにぶらぶらしないように、スパラルチューブやクッションテープをうまく使って固定します。 ロータリーって、ほんとに音が静かなので、こんなケーブルがゆれてあたる音でも聞こえてしまいますので。 クッションテープでケーブルをサンドイッチにすると、ぶつかっても音がしないのでいいと思います。 |
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これで足元すっきり、コンソールもすっきりしました。ちゃんとキーにも連動しているので、バッテリー上がりの心配もありません。 |
jこれはRX−8に限った話ではなく、どんな車でも応用できると思います。
ちなみに、前のファミリアの時はもっと徹底してまして、プラス側は直接バッテリーから太い線を車内に引き込み、さらにリレーを使ってキー連動させていましたので、100W以上の出力があるオーディオでも問題なく動作していました。
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