弟から、「カーMDチェンジャーがおかしい」という話を聞いて、修理してみました。
機種はSANYO製のMDX−1という機種で、どうもSANYOのカーMDチェンジャー第一号機のようです。なぜか、これ以降SANYOはカーMDチェンジャーを出していません。レアなものかもしれません。
で、症状はというと、この機種は3枚までMDを入れておけるのですが、MDを吸い込まなくなってしまったということです。変な音がするということから、ベルトが滑っているか、はたまたギアが壊れたかというところかと思います。
取り外して、とりあえず分解してみました。この状態で動作させながら調べてみると、やはりMDのローディング機構がうまく動いていないことがわかりました。 | |
MDのチェンジャ部分を取り外します。これは底の基盤とコネクタでつながっているだけで、ネジを緩めて引っ張るだけで取り外せました。この部分の後ろの方から変な音がしていました。 | |
上記チェンジャユニットを後方から見たところです。いくつか見えるギアのうち、手前から2番目のギアがおかしいようです。 | |
モータ側を外してみてわかりました。見事に歯が欠けています。 |
原因はわかったとして、修理方法には2つの方法が考えられます。
1.メーカから補修部品を取り寄せる
2.このギアを修理する
「メーカから補修部品を取り寄せる」・・・もちろんこれが最適な修理方法です。デオデオのテクノシティにいって、取り寄せてもらうようにお願いしたのですが、10日後に帰ってきた答えは「製造完了後6年以上たった製品であり、すでに部品がありません」とのことでした。となると、残るは「このギアを修理する」ということになります。
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