FMV-6800MGのCD-ROMドライブを交換

じゃんぱらでUJDA320というスリムCD-RWドライブを見つけました。
サイズからして6800MGには合うはずだし、ベゼルの形も同じなので、
人柱覚悟(付かなくても変換してデスクトップにと言う手はあるので)
で購入しました。(5980円)
しかし、動作するまでは一苦労でした。

  1. とりあえずつないでみた。
    ベゼルが一部ぶつかる以外は、電気的にはうまくつながりました。
    しかし、このCD-RW,なにもしないとMasterになっているようで、
    内蔵HDDとぶつかってHDDが見えなくなってしまいました。
  2. 47番ピンが怪しい
    Webでいろいろ調べてみると、47番ピンの制御でMaster/Slaveの切り替えが
    できるようです。見つけたページにあった「47番を絶縁するとSlave」の記述を
    信じて試してみると…だめ。やはりMasterになってしまいます。
  3. デスクトップにつないで見ると
    変換コネクタ経由でデスクトップ(自分の)につないで見ると、今度はSlaveに
    なります。で、47番ピンの行方を調べると、どうもGND(アース)になっている
    様子です。さらに、6800MG側のコネクタを調べると、47番はどこにも接続され
    ていません。
    ということは、ドライブ側で強制的に47番をアースしてしまえば、Slaveになるの
    では、ということになります。
  4. どうせやるなら
    単純にハンダでGO!して繋いでしまってもいいのですが、スイッチでMaster/Slaveの
    切り替えを可能にしてみました。

    これはドライブ側のコネクタ部分を拡大したものです。
    左端から2番目が47番ピン、3番目が45番ピンで、45番ピン側はアースになっています。
    次にドライブにスイッチをつける部分を作ります。

    コネクタの横のアルミを切り取って、スイッチをつけれるようにしました。


    あとはスイッチと配線します。

    スイッチを固定します。

    完成しました。もちろん、スイッチはSlave側(47番はアース)です。

  5. 再度挑戦
    完成したドライブを6800MGのCD-ROMドライブと交換します。

    左がCD-ROM,右が今回のCD-RWです。



    枠を取り外して、そのまま付け替えます。

    しかし、ひとつ問題があって、そのままではベゼルが枠とぶつかって
    トレイを閉めにくくなってしまいます。
    仕方がないので、ドライブ側のベゼルをカッター&やすりで削って
    うまくはまるようにしました。

    ベゼルの色が違うので、ちょっと違和感がありますが、良しとしましょう。

    これでばっちりSlaveと認識し、B’sRecorderで書き込むことができました。
    めでたしめでたし。