毎度のごとく、5:30ごろ起床。朝食を摂り、5:50ごろ家を出る。
最寄りの新幹線駅で、6:26のこだまに乗り、7:04、岡山で、のぞみ4号に乗り換え、名古屋駅へ。
名古屋駅で、鈴鹿サーキット稲生駅に向かう、快速「みえ」に乗り換える。
・・・車内は、予想どおりの壮絶な混雑ぶり。
イメージとしては、コミケ会場へ向かう「ゆりかもめ」と行った感じだろうか。
ほとんど同じ目的地の乗客の中に、数%の違う目的地の一般人がいる所も似ている。
そのような状態で一時間ほど揺られ、ようやく、「鈴鹿サーキット稲生」駅に着く。
ここは、最寄り駅ではあるが、だからといって、サーキットが近いというわけではない。
ここから1kmは歩かないと、サーキットまでは辿り着けない。
歩みを進めようとしたその時、サーキットから、ウォームアップ走行を始めた、
F1マシンのエキゾーストノートが聞こえてきた。
これに勇気を奮い起こされ・・・ということは全然なく、「ああ、始まったか、急がなきゃ」という事ばかりが
頭の中を駆け巡り、早歩きでサーキットへ向かう。
やがて、9番ゲートが見えてきた。私も最初は、ここから入った。
しかし、ここは、最寄りのゲートではあるが、メインゲートではない。
この辺りは、グッズを売っている(サーキット内の)店が少ないのだ。
9番は無視し、メインゲートへ向かう。
歩くこと300mほど、メインゲート前広場へ到着。
今回は、アレジのラスト・ランということで、気合をいれて
(彼が所属するチーム)ジョーダンのグッズを買う・・・買おうとする・・・が、
フェラーリグッズの店ばかりで、ジョーダンなんか一つもない。
10分ほどうろついて、ようやく、ジョーダンのキャップと、チアホーンを手に入れる。
その近くで、Fニッポンのイベントがあるらしくて、Fニッポンのマシンが展示してあった。
(野田英樹のがイベントエリア入り口、本山哲と服部尚貴のがステージ上)
写真は撮ったが、イベントには参加しなかった(笑)。
その後もうろついたが、やはりフェラーリグッズの店ばかりで、萎える。
(フェラーリは嫌いじゃないけど、それほど好きでもない)
早々に、メインゲートをくぐる。
トヨタのブースを横目で見ながら過ぎると、その少し向こうにホンダのブースがある。
ブース自体も広いし、そのステージ上には、BARとジョーダンのマシンが展示してあって、
黒山の人だかり。
まあ、F1マシンは後でも撮れると思い、横にあるホンダ製品の方へ。
NSX、ASIMO、バイクが4種(よく見なかったのが2つと、ジョーダンカラーのFORZA、
XJR−BAJA)、船外機、バッテリー、草刈り機、Fit、という感じで並んでいた。
私がもっとも興味あった、新型インテRとシビックRは・・・(泣)。
(まあ、インテRは試乗車がディーラーに行き渡ったらしいし、シビックRは正式発表前だしね)
この辺りも人が多く、ASIMOを撮っていったん退散・・・と思ってたら、
ステージの方から何か声が。
行ってみると、鈴木亜久里と、F1ライターの赤井邦彦氏のトークショーが始まろうとしていた。
無論、正面に陣取って、耳を傾ける。ついでに写真も撮った。
最後の締めに「今日のレースの結果は、1位がトゥルーリ、次にヴィルヌーブ、アレジ、そしてパニス。」
と亜久里が言った。(マシンの実力を知っている)観客が苦笑を漏らす中、続けて亜久里はこういった。
「皆さん、此処がどういった所か、分かるでしょう。」(ブースの上のテントや、「ホンダ」のマシンを指さしつつ)
これには、観客も爆笑した。爆笑せざるをえなかった。
で、その後も、少しホンダブースでうろつき、NSXのシートに座ったりもした。
(でもこのNSX、ATだった・・・)
その後、どこかのブースで、BENSON&HEDGESのロゴが入った
ジョーダンのキャップを買い、それに被り直す。
そうこうしているうちに、今年で最後となるシビックレースが始まったので、
大急ぎで昼飯として「フライドオムライス」なるものを買って、スタンドへ。
今年は清水の舞台から飛び降りるようなつもりで、Aスタンドの席を購入していた。
席の番号を探していくと・・・うわ、女性の隣だった。
男性だったら、ある程度気兼ね無く楽しめるけど、女性の場合は、
何かと気を使ってしまうので(あくまでもこっちが一方的に気後れしているだけだが)、
あまり好みじゃない。まあ、粗相の無いよう勤めるしかないな・・・。
で、シビックレースで、F1マシンを撮影する練習。
うーん、マシンを撮ろうとすると、どうしてもフェンスが被るようだ・・・。
このAスタンドの最上段までいっても被るようだし、ここはあきらめるとするか・・・。
(去年座ったB2スタンドは、フェンスは被らなかったけど)
まあ、マシンよりも、シャンパンファイトが撮れるから、Aスタンドを買ったようなもんだし(笑)。
そして時が過ぎ、マシンがピットから出て、グリッド上に並ぶ。
・・・ああっ、ドライバーズ・パレード見るの忘れた・・・グッズ買ってたり。トークショー見てたから・・・。
ダミーグリッドに着く前、スタンド前を通るマシンに、歓声とともにチアホーンが鳴らされる。
でも、ミナルディの2台にチアホーンを鳴らしたのは、私を含めごくわずかしか居なかった(泣)。
そしてフォーメーションラップ。・・・の前に、ユーンのマシンが、ピットへ戻る。
どうやら、ピッとスタートの模様。
そして、フォーメーションラップ。・・・今度はフェルスタッペンのマシンがストール。
で、途中どうなったか知らないけど、エンゲが最後尾について、
スタート。
第一コーナーで、シューミが前に出る。ティフォージ大歓声&チアホーンの嵐。
で、周回が進み、少し各車の距離が離れてきたと感じ始めたその時。
アレジ、クラッシュ(号泣)。
最初は訳が分からず、呆然としていたが、徐々に、やる気がなくなっていった(泣)。
もう淡々と各マシンを撮っていた。
ただ、アレジが歩いてピットへ戻ってきたときは、観客の我々に向かって手を挙げて応える彼を、
一生懸命撮っていた。チアホーンを鳴らしたりしながら(笑)。
シャッタースピードが1/15秒であることにも気付かず(泣)。
(できあがった写真は、やっぱり手ブレが起きていた)
そして、チェッカー。
優勝は・・・シューミ。
でも、ウィニングランを終え、車検場前へ帰ってきたバリチェロを、
結構な数の観客が、シューミと間違えていたようだ(笑)。
まあ、1位だから、先に帰ってくると思うわな。
私は、ヘルメットをよく見ていたので間違えなかったが。
数分の後、表彰式。気持ちは分かるが、国歌演奏中は、
チアホーンを鳴らすのはやめたほうがいいと思う。
そして、おまちかねのシャンパンファイト。
ここぞとばかりに、写真を撮りまくる。
シューミがなかなかシャンパンを開けようとしなかったのが不思議だったが、
一番最後に一人だけシャンパンを開けて、目立とうという作戦だったようだ(笑)
まあ、他の2人にかけるより、チームクルーにシャンパンをかけて、労をねぎらってやりたかったのかもしれないが。
で、しばらく、マーシャルにチアホーンを鳴らしたりして、レース後の余韻を楽しんでいると、
グランドスタンド中央(S1席)の方が騒がしい。
もしやと思ってジョーダンのパドックを見ると・・・
レーススーツを脱いだ、アレジが居た。
チアホーン鳴らす&写真撮るを断続的に繰り返す(笑)。
レースが終わって、観客がかなり去っていたので、レース中はまともに撮影できなかった
ジョーダンのパドックも、よく撮れた。
でも、アレジはすぐに報道陣に取り囲まれ、見えなくなったけど(泣き)
で、時間が過ぎ、アレジも再びは出てきそうに無かったので、
帰り支度を始める。
お土産を買いに、店を回る。
PIAAの店では、タオルとストラップを買ったら、1000円くらいのショルダーバッグを
おまけとして付けてくれた(嬉)。
あとは、まあ、赤福とか、菓子とか。
帰りは、去年、伊勢鉄道で散々な目(踏切事故で電車が遅れる→雨の中待つ→
愚かな客が駅員に罵声を浴びせる→ようやく着いた列車に乗り込むとき、愚かな客が私を後ろから突き倒す)に
遭ったので、近鉄線で帰ることにしようと考えていたので、
近鉄白子駅に向かうバスのバス停を探す。
・・・どこ?この地図の場所。
通常の路線バスのバス停の所に、「白子駅行き臨時バス停」の地図が貼ってあったが、
どこか分からないくらい遠い。
15分くらい歩いて、ようやくバス停に到着。
・・・コミケに参加したことがある人は、帰りの東京駅行きバス待ち列を思い起こしてください。
それくらい、いや、それよりも長いかもしれない列が、ずっと続いていた。
実際、バスに乗り込んだのは、並んでから1時間少々経ってからだった。
並んでいる最中、「臨時のバス専用車線のようなものを作ればいいのに、警察に頼んで」と思っていたが、
実際乗ってみたら、バス専用車線を通っていた。
どうやら、白子駅に着いたバスが、サーキットへ戻るときに、渋滞に巻き込まれていたらしい。
白子駅について、臨時券売所で名古屋までの時間を聞く。急行で50分くらいだと言う話しだ。
横を見ると、「特急は、2階の販売所でお求めください」という看板がある。
そんな暇はないので、急行を臨時券売所で買う。
で、駅の入り口を見ると、特急の切符を買う長い列
(コミケ帰りのゆりかもめ有明駅と同じくらい)が出来ていた。特急にしなくて良かった。
ホームに着く。2分後に特急、4分後に急行、というぎりぎりのタイミングだった。
急行の車内は、何もなく、名古屋駅到着。
すでに、予約していた「のぞみ」は、発車した後だったので、次に来る「ひかり」に乗ることに。
ホームに上がって、その「ひかり」待ちの人間が多かったので、席に座れるか、と思いつつ、
東京行きのホームを見ると、こちら側(大阪行き)の倍以上の人間が居た。
で、ひかり乗車。
予想通り、席に座れそうに無い。
快適なデッキ(笑)を求めて、3号車と4号車の間のデッキに落ち着く。
ここで、発車直前に買ったおにぎりを、ほおばる。デッキだからって気にしない(爆)。
くず物入れは目の前にあるし(爆)。
京都に着いたら、客が降り、座れた。
それから、岡山まで行き、そして、地元の新幹線駅までのこだまに乗り換え、
0:20ごろ、ようやく帰宅した。

何だか、回を重ねるたびにグッズを買う量が少なくなっている感じがする。
(まあ、「以前買ったことがある」というグッズが多いから、ということもあるが)
ぜひ、次回は、暇と金の双方を持ち合わせて観戦したい。

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