備後、福山は万葉の時代より、京の都と九州太宰府を結ぶ大路山陽道の要衡であり、海路においても瀬戸内の東西潮流の境目という自然環境が生み出した「潮待ちの海域」であった。すなわち「瀬戸内のへそ」と言えるこの地域は、空海(弘法大師)をはじめとする多くの文化人・歌人・商人・役人・遣唐使など、様々な人が集う「であい」のまちとして発展し、現在の広島県第2のまちとして地方拠点都市の役割を担っています。
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