子ども平和賞
「つたえたい、わたしの平和アイディア」
代表作品を紹介します!


 ホロコースト記念館では、2011年7月1日から2012年2月29日まで、オットー・フランクさんと出会って40年を記念して、「子ども平和賞『つたえたい、わたしの平和アイディア』」を募集しました。
 ホロコースト記念館を訪問したり、ホロコーストやアンネ・フランクについての本を読んだ各地の子どもたちから100点ほどの応募がありました。応募して下さった皆さん、ありがとうございました。
 この度、ホロコースト記念館では代表作品40点を選考し、今日6月12日「アンネ・フランクの誕生日」に発表させていただきます。
 多くの方達に子どもたちの心から生まれた「平和へのアイディア」を読んでいただき、共に平和な世界を築くために、思いを共有していただけたら嬉しく思います。
 今後、各代表作品にピース・アドバイザーなどからアドバイス、コメントをつけていただき、記念文集を発行していく予定です。
 なお、下記に掲載されている作品の順番は不同です。また、各作品の子どもたちの年齢、学年は、応募をしてくれた時の年齢、学年となっています。
 また、すべての作品の著作権はホロコースト記念館に属します。転載される場合は必ず事前にご連絡下さい。



小学校就学前の子どもの部



4さい わたべ ただあき

おおきくなった のどかちゃん(いもうと)とぼくが
おはなをつんでいる えをかきました。
みんながなかよくしたら みんなにこにこ!
せかいはともだち!


小学生の部


京都市立宇多野小学校 4年 吉田貴司

ぼくは、英語などの外国の言葉やその国の特徴を必修にすれば平和になるのではないかと思いました。最初は、挨拶をすればいいのではないかと思いました。しかし、それだけでは外国の人とは仲良くなれず、戦争もやめられません。でも、外国の言葉や特徴を知っていれば、将来政治家についたとしても、その国に対する気持ちが変わるのではないかと思いました。

 また、外国に旅行に出かけたときも、より外国の友達が作りやすくなります。

 しかし、そうするためにはもっと外国の事を勉強する時間を増やさなければいけません。

 僕の学校は、英語は5年生からですが、それを3年生からにしたりすれば良いと思いました。そうすることで、しっかり外国の言葉を学べると思います。

 また、必修にすれば友達と一緒に覚えられるので、楽しく学べると考えました。

 むずかしい勉強でも、「戦争が終わって平和になれば楽しい日々を送れる」と思ってできればいいなと思いました。



角丸四角形: つたえたい、
わたしの平和アイディア


尾道市立向東小学校5年 河野都子

 わたしは、今までスモールハンズなどの平和グループで平和の大切さを伝えています。私は編集セクションで新聞の『小さな手』の記事を書いています。私の手は本当に小さくて、平和のためにできることも小さいことかもしれないけれど、その小さなことを積んで平和を作る大きなものになるためにがんばってスモールハンズをがんばります。あと、平和のためにいのることです。これなら毎日できます。いのることもしていきたいです。そして、小さな平和でもいいからつくっていきたいです。



愛媛県今治市国分小学校 6年  保持岳汰

ぼくは、平和活動をしている母と一緒に世界から核をなくすための署名を商店街でしてもらったり、日本の憲法9条を守ることをうったえるために9条ロボットを作ったりしてきました。昨年5月、アンネのバラが咲いている今治の聖イエス会カルバリィ教会を母が訪ねてとった写真を見せてもらいました。6月に親子22人でバスを貸し切り、福山のホロコースト記念館を訪ね、本物のアンネのバラを見ることができました。館内にはホロコーストでぎせいになった子どもの数の150万個のビーズも展示してあり、人権について深く学ぶことができました。夏休みには地元の公民館で自主上映会が開かれ、アニメ映画「アンネの日記」を見ました。東日本大震災が起きて、今までよりもずっと回りの友だちと仲良くしたり、剣道をしているので仲間と励まし合ったりして、ぼくの身近から平和をつくってどんどん広げていきたいと思うようになりました。



福井県大飯郡高浜町立青郷小学校 3年 倉橋楓

平和を作るために自分でできることを考えました。
1、けんかや、いじめをなくす。

2、こまっている人を、ほおっておかない。

3、 みんなとなかよくする。

4、 いつも、にこにこする。

5、ほかの人の事も考える。
6、よくばりをしない。

7、 人間に、「えらい、えらくない」をつけない。

8、自然を大切にする。





福山市立福相小学校 5年 江草友紀

 ぼくは、ホロコーストの学習をして、ホロコーストはふたたびおこっては、ならないことだと強く感じました。ホロコーストを引き起こしたヒトラーは、人として最低な人だと思いました。ぼくは、アンネ・フランクの父オットーさんが残した、い類やバラは、未来へしっかりうけつがれていくと思います。

 ぼくは、これからホロコーストのようなことがないように、人にやさしくできる人になっていきたいと思います。平和な未来へしていくために、ケンカや悪口をなくして、もしケンカをしていたらケンカを止められる人にみんながなれればいいなと思います。

 将来みんなにそんけいされ、常に人のことを考えて、行動できる、そんなおとなにぼくは、なりたいと思います。

 常に平和へ向かって、楽しい未来へしていける世界になってほしいとそう思っています。




福井県大飯郡高浜町立高浜小学校 5年 常藤睦美

わたしの平和アイディアは、一人一人がアンネやミープさんのように、どんな人に対してもやさしくすることを心がけることが大切だと思います。

たとえば、電車の中でお年よりやおなかの大きいお母さんが立っていたときに、席をゆずってあげたり、声をかけてあげたりすると、言われた方もうれしいし、少しでも世界が豊かになるんじゃないかなぁと思います。

ほかにもアンネ・フランクのように強く自分の意思を持ち、将来の夢も、希望をすてずにがんばることも大切だと思います。わたしは、アンネ・フランクのように強い意志を持った人になりたいなと思いました。どんな事があっても希望をすてない強い人になりたいです。

わたしは「アンネ・フランク」の本を読んで、アンネはすばらしい人だと思ったし、アンネのようになりたいと強く思いました。そして、この世界が平和になるように、自分にできることはなんでもしようと思いました。




 福井県大飯郡高浜町立高浜小学校 5年 松田亜佐美

わたしの平和アイディアは一人一人がエーディトさんやミープさんのように、どんな人に対してもやさしくすることを心がけることが大切だと思います。たとえば、電車の中で病気の人やお年寄りのひとに席をゆずったりして、やさしくできたらなと思います。

 やっぱり戦争はこわいです。一人一人がミープさんやエーディトさんみたいになったら戦争は起こらないと思います。

 今はアンネの時のような戦争はないけれど、いつ、どこで、なにがおこるか分かりません。アンネは戦争の中で将来の夢や希望をもっていました。アンネの夢はかなわなくても、アンネの日記にいままでのつらいことや、かなしいこと、うれしいことがかいてあり、日記を通して、わたしたちはアンネの心をしることができました。

 平和になるためには、アンネやミープさん、エーディトさんのような心をもつと戦争もなくなると思います。



角丸四角形: 伝えたい私の平和アイディア

尾道市立栗原小学校 4年 島田真友

私は、アンネのバラを育てていてアンネのバラだから、アンネのことを思い、アンネを大切にみまもって、アンネの家族みたいに人をやさしく、思いやりをもって、アンネのバラをやさしく育てていってみたいです。そして、いっぱんかていの人にもアンネのことをバラでつたえたいです。

 みんなに、ユダヤ人やアンネのくるしみやかなしみを、アンネのバラでつたえたいです。
 アンネをしっていつもとちがう一日にしてもらいたいと、よびかけていきたいです。




角丸四角形: 頑張って平和をつくろう

福山市立福相小学校 5年 胃甲修嗣

ぼくは、ホロコーストの勉強をして、まず、再びおこらないでほしいと思いました。次に、いろいろなことがわかりました。例えば、ホロコーストは、焼いたいけにえという意味ということやユダヤ人のこともわかりました。これからも平和のことや命の大切さを考えたいです。

 ぼくは、まず、けんかをせずにくらして平和をつくっていきたいです。そして、けんかをしなくなると仲良くくらしていきたいです。差別もなし悪口もなしにしたいです。優しく声かけをしたり話をしたりしたいです。まずは、かんたんな優しいことをして、むずかしく優しいこともして、だれとでも仲よくなりたいです。

 これからも自分にできるいろいろな優しいことでホロコーストみたいなことがちょっとでもおさまってほしいです。



角丸四角形: 自分で作っていく平和

 福山市立福相小学校 5年 安田昴平

 ぼくは、ホロコーストの学習をして、ホロコーストのひ害者のユダヤ人たちは、つみもないのに殺されたので、とてもかわいそうだし、つみもないのに殺されるユダヤ人の気持ちや、ナチス党の人やドイツ軍の人に対するユダヤ人のにくしみが分かったような気がしました。

 そこで、これから少しずつでもいいので、ぼくも友だちの気持ちを考えたり、区別や差別をしないなど、できることをして、平和を作っていきたいです。

 そのために、自分のことではなく、友だちを思いあっていきたいと思います。

 しょう来、ぼくもユダヤ人を助けた人みたいに、こまっている人がいたら自分ができるかぎりのことをしてあげたいです。

 そしてこの広い地球が全く争いのない星になってほしいです。




福山市立福相小学校 5年 堀 晶太

 ぼくは、二月二日に、ホロコースト記念館に行きました。そこで、ホロコーストの学習をして、思ったことが、2つあります。1つ目は、なぜ、人間は、仲良くすることができないんだろうと思いました。2つ目は、どうすればケンカ(戦争)がなくなるのだろうと思いました。そこでぼくは、友達とケンカをしないという、ちょっとしたことでも、じみちに始めていきたいと思いました。また、これからは、友達と仲良くして、平和を作っていきたいと思いました。そしてしょう来は、何人ものユダヤ人を助けた人のように、自分の考えをもち、平和でくらせる世の中を作っていきたいと思いました。




 福山市立福相小学校 5年 森川裕己

 僕は、ホロコーストの学習をしておなじ人なのに、なぜさべつをするのかと思いました。

 だからほかの人をさべつする人たちは、「この地球で生きている、おなじ人なんだ」と、いしきをつよくして、あらそいのない平和な世界にしてほしいです。

 あと、今自分にできることはとくに、「この人はいいけど、この人はやだ」というさべつをぜったいにしないということと、たとえ、「この人はやだと心に思っていても、言葉にださない」ということが、今の自分にできることだと思いました。

 将来ぼくは、あらそいをしている国へ行き「あらそいはダメ」という言葉をつたえたいと思いました。



福山市立福相小学校 5年 木村萌花

 ホロコーストの学習をして、アンネたちが生きてきた時代は、とてもつらく、苦しいものだと分かりました。

 私は、ホロコースト記念館へ行き、アンネの父オットーが、「平和をつくりだすために、何かをする人になって下さい」と言ったことを知るまで、ぎせい者がかわいそうとばかり思っていました。でも、それは違いました。かわいそうと思うのではなく、そのような昔があったからこそ、私たちは平和の意味を、考える必要があると思います。

 平和とは、だれ一人さべつされることなく、協力でき、仲良くくらせることだと思います。

 そんな未来をつくるために、私は、みじかなこと、例えば家族、友達、そしてみんなと協力し、仲良く過ごせるはんいを少しずつでも広げて、たくさんの人と平和をめざしたいです。





福山市立福相小学校 5年 榎本萌花

私は、ホロコーストの学習をして、ユダヤ人がどれほどつらいめにあったか、ナチスのようなことは絶対してはならないと思いました。私は、なぜ「ユダヤ人」とよばれるだけで、罪のない人まで殺してしまうのかと思いました。私は、ナチスのようにユダヤ人を殺すということはいけないことだと、深く感じました。

 だから、平和を作っていくために、自分にできることはたくさんあります。それは差別をしないこと、友達を思いやること、けっして殺意をもたないことです。一番大切だと思うことは、人をきずつけることはしないということです。

 私は将来、アンネのようなせまいかくれ家にすむ人たちを助けてあげる人になりたいと思います。そして、アンネのように収容所で殺されるようなことをなくしていきたいです。




 福山市立福相小学校 5年 石川歩直

 私は、ホロコーストは、人の命をなくしてしまう、本当にこわいものだと思いました。

 それにもう、二度とこんなこわいホロコーストや戦争をしてはいけないと思います。

 だから、これからの未来を生きていく私たちが、平和な世の中をつくっていかなければいけないと思います。

 平和をつくっていくにはまず、人と人とが相手を思いやる気持ちがないといけないと思います。なぜかというと、戦争は、相手に対してのにくい気持が大きくふくらんで、国と国とがけんかをする戦争になり、差別になると思うからです。

 だから、ゆっくりと話し合って相手を思いやる気持ちで仲よくしないといけないと思います。

 これから大人になったらこのようなことをし、今も平和のために協力していきたいです。




福山市立福相小学校 5年 佐藤菜摘

 私は、ホロコーストの学習をして、ユダヤ人の多くの人が収容所で殺されたりして、ユダヤ人は、かわいそうだと思いました。

 だから、これから身のまわりから平和にしていきたいです。もう、人が殺されることがないよう平和を作っていきたいです。

 これから平和にするために、あらそいをしないために、人が仲よくすることが平和をつくっていくと思います。そこで、自分にできることをまず、 身近からしようと思いました。そして、今すぐ自分が始められることは、ケンカなどをとめたりすることです。杉原千畝さんみたいに今は、できないから、ケンカをとめて仲よくしたいです。

 将来は、人を助けたり、こまっている人のお手伝いをして、人を元気にしたいです。




 

福山市立福相小学校 5年 金光美良乃

 私は、ホロコーストの学習をして、もう絶対にホロコーストのようなことがあってはいけないと思います。なぜユダヤ人という理由だけで殺されるのかと思いました。

 私自身の『平和』は、動物も人間も仲良く、おたがいを支え合い、手をとり合って生きていくことです。そのために、小さなことから始めようと思いました。クラスをふり返ると、けんかがあっても、止められず、見て見ぬふりをしていたりしたので、注意をすることを心がけたり、自分にできることをどんどんやっていきたいです。

 アンネ・フランクさんの父、オットー・フランクさんが残した言葉で、将来は人を助けるやさしい人になりたいと思いました。

 自分の手で、もっともっと平和の花を咲かせ、世界中を平和にしていきたいです。小さな努力から大きな事へつなげていきたいです。





福山市立福相小学校 5年 堀家龍斗

 ぼくは、ホロコーストを勉強して、まだ知らなかった、ヒトラーやアンネ・フランク、クリスタルナハト事件などいろいろなことを知りました。ホロコースト記念館にいってみると、いろいろな写真がありました。アンネ・フランクが住んでいた部屋と同じ大きさの部屋もみせてもらいました。ヒトラーがやったユダヤ人をさべつして大りょうぎゃくさつをしては、いけないと思いました。ぼくは、小さな平和からこつこつとかさねて大きな平和にしていきたいです。小さな平和は、さべつをしないやけんかをしないことです。大きな平和は、世界中から戦争がきえることです。ぼくも、小さな平和からやっていきたいです。ぼくも、ユダヤ人をたすけた勇気のある行動をした人たちのように勇気をだした行動をしたいです。そして、ヒトラーのような行動をしないようにしていきたいです。




 


福山市立福相小学校 5年 後藤大輝

僕は、ホロコーストのことについて勉強して、思ったことは、どうしてユダヤ人が、そんなに殺されたのかです。ユダヤ人が殺されたわけは、ユダヤ教を信仰するからだったのです。そこで僕は、ユダヤ教を信仰しているだけで、罪もないのに、殺されなければいけなかったのか、どうして殺そうと思ったのか、どうして人を殺してうれしいのか、そこが不思議で、ホロコースト記念館で、話しをよく聞きました。でも、ヒトラーがユダヤ人を殺そうと思ったかは、わからなかったけど、アンネが、4階建ての家の屋根うら部屋から、外にある大きな、木をながめながら、平和のことを考える日々を二年一カ月を過ごしたことや、しゅうようじょからアンネの父、オットーフランクだけが、外へ出れて、助かったことがわかりました。もう、ホロコーストのように、人を殺すことをやめてほしいです。



福山市立福相小学校 5年 豊田峻平

 ぼくはホロコーストの学習をして思ったことは、アンネ・フランクの父のオットー・フランクの一言に感動しました。その一言は、「同情するだけでなく、平和をつくるために何かをする人になってほしい。」という言葉に感動しました。

 けれども、おどろいた事は、子どもが150万人死んで、生き残ったのが4人という事にすごく驚きました。

 だから、これから自分にできることや、今すぐでもできることは、けんかやいじめを無くすことです。

 将来でしたいことは、オットーさんの一言の、

「何かをする人になってほしい」という言葉を現実にしたいです。



福山市立福相小学校 5年 行武藍瑠

  私は、世界がもっと平和になるには、差別やいじめがなくなればいいと思います。

 しかし、「この人ちょっといやだなぁ」という気持ちは、だれもが持ち合わせている気持ちです。そこから差別しようという気持ちが大きくなる前に止めてあげるのが、家族や友達です。また、自分もまわりの友達などを止めてあげないといけません。このようなことをホロコースト記念館に行って深く感じました。

 今、日本は、戦争もなくなり、とても平和になったと思います。でも、世界全体まではとても平和とは言えません。

 いつか、戦争が無くなり、ホロコーストのようなことも無くなり、平和な世界を作るには、たくさんの子供が殺されたり、この人だから、というふうな差別などを、されることがなくなり、ヒトラーのようなあやまちをおこしそうな人をみんなでとめてあげたいです。






福山市立福相小学校 5年 光成 渉

 ぼくは、ホロコーストの学習をして、ぜっ対に人の差別をして、その人をいじめることはしてはいけないと思ったし、これからも戦争などの争いごとがあってはならないと思いました。

 また、平和を作っていくために、学校での友だちに対する差別をしている人がいたら、声かけをしてやめさせたりして、自分のみじかなところから平和を作っていきたいです。そして、世界中の国々が平和になるように、「戦争や、ホロコーストのような争いごとはぜっ対にしてはいけない。」

という条約を全部の国と結んで、全員が安心してくらせるようにしてほしいです。

 今でも、戦争をしている国があるけど、その国は、一こくもはやく戦争をやめてほしいし、いつか世界中の人々全員が平和にくらせるようになってほしいです。



福山市立福相小学校 5年 金光泰葉

 私は、オットーフランクさんと館長さんが出合ったことは、きせきではなく、神様がくださった「運めい」だと思いました。

 また、この学習を通じて、たくさんのことを知り、学びました。この学習は、平和とはどれだけ大切なことなのか、ユダヤ人はどれだけ、きけんな目に合って来たかが、1番印象に残りました。

 私は、ホロコースト記念館について学習する前、人にじょうだんを言って、きずつけたりしたことが何回もあります。だけど、この学習を通して、「今、私達にできることは、みんなと仲良くくらしていく。」ということが、1番かんたんにできる、大きな仕事だと、私は考えています。

 未来の私たちに向けて、今できることをせいいっぱいやりながら、人に対する気持ちを考え、未来の人達へと受けついでいきたいです。




福山市立福相小学校 5年 陶山一徹

 ぼくは、ホロコーストの学習をして、この世には、戦争や人を罪もないのに殺すことはあってはならないと思いました。だからこれからどう平和を作っていくのかというと、国と国が協力し、ちゃんと話し合えば、この世は平和になると思います。

 平和にするために、まず、自分のできることは、学校の中で、差別をせず、みんな仲良くしていくということです。そしたら、まず1つ平和になると思います。こういうことをしていくと将来は、すごく平和な世界がうまれて、人々は、幸せにくらせると思いました。そして、地球も笑顔になると思いました。


中学生の部

岡山学芸館清秀中学校 1年 遠藤由希子

私は戦争についてたくさん思うことがあります。アンネ・フランクについてもユダヤ人というだけで戦争に発展していきました。私はこう考えます。もう少し相手のことを理解するべきだということです。自分とは考え方がちがうから、という思いが戦争へとつながったのではないだろうかと、思います。確かに私も相手と考え方がちがうと、「嫌だなぁ」と思ったりしますが、人それぞれあるから相手の意見も取り入れるように努力すると、全く新しい考え方が広がりました。これから私は二度とこのような戦争が起こらないように、まずは自分から出来ることを考えて行動できるようになりたいです。私にはまだ出来ることは少ないけど、相手の意見も聞いてから自分の意見を理解されるようにがんばりたいです。一日も早く世界中の人々が笑顔で平和な毎日をおくれるような日が来てほしいです。



岡山学芸館清秀中学校 1年 今田眞衣

 私は「平和」について人との関係が一番重要だと思います。学校では考え方がちがえば言い合いになるし、言い合いの後に相手のことが理解できなければ、とぢらかが謝るまでお互い話さないと思います。それが大きくなれば宗教同士での争いになります。考え方がちがうだけで、武器を持って争い、沢山の人が沢山の血を流して、沢山の人が亡くなってしまうのに戦って、それぞれ前より状況を悪くしてしまっていると思います。私は自分とちがう考えを持っていたり、私の考えを強く批判されたりしてしまうと、すぐに理解しようとせず、距離をおいてしまいます。私は相手のことを理解してあげられていないことがよくあります。争いもケンカも相手のことを理解しようとする力が足りないから起こることだと思います。だからこれからは、意見がちがっても自分が間違っているかもしれないし、他にも考えがあるのだから、それをきちんと理解する力を身につけたいです。



岡山学芸館清秀中学校 1年 坪内 萌

 今、私と私の友達とは少し話す量が減ってきました。そして、他のクラスの一部の人とはもうほとんどケンカをしている状態です。また、女子と男子の間では、毎日のように言い合いがあります。

 しかし、会話を増やしたり、相手の事を分かるようになったり、言い合いになる前に少し自分を制御できるようになったりすれば、前のような事は少なくなると思います。そして、このようなことをすると、学校に行くのが楽しくなったり、将来、私が社会に出てからとても役に立ったりすると思います。また、悩みがあれば相談もできるし、困った時も助けてくれます。このようにたくさんのいいことがあります。だから私は誰とでも仲良くなりたいです。そして、出来れば苦手な人や男子などとも、普通にケンカがない関係をたもちたいです。そうすればクラスも平和になると思いました。




岡山学芸館清秀中学校 1年 宮脇あゆか

 発展途上国で三人に一人が学校に行けない。十六億人の人が水不足。八億弱の人が栄養失調。途上国の人は、五十五億人といわれている。日本は中学校まで義務教育だから、学校に行ける。水道をひねればきれいな水が出る。毎日ごはんが食べられる。同じ地球に住んでいるのに、ここまで色々ちがう。「日本は恵まれている」と言われ続けてきたおかげで出されたものはできるだけ全部食べるように心がけてきた。小学校で世界中の子にワクチンをうてるようにキャップも集めた。たまに募金もした。でも実際それが役に立っているのかは分からないし、ごはんを全部食べても栄養失調の人たちにとっては全く意味がない。私はまだ中学生だから多額の寄付をしたり、生活物資を送ったりもできないと思う。でも、中学三年生の研修旅行でタイ・カンボジアに行ける機会がある。私はそこで、もっとその国の現状を自分の目で見てその時、自分にできることを考えていこうと思う。


角丸四角形: つたえたい、
わたしの平和アイディア


岡山学芸館清秀中学校 1年 田頭里咲

 私のクラスには、去年の秋に転校してきた女の子がいます。私はその子と仲が良くて、部活も同じなので、大体一緒にいます。

 最近その子が、他の友達となじめないと言って、いつも私と二人だけでいようとします。でも私はみんなと仲良くしたいし、大勢でいる方が楽しいので、その子と二人きりになってしまうのは少し嫌です。だから私はその子をみんなのところに誘っていこうとするけれど、その子は嫌がってついて来てくれません。

 私の理想は全員が仲の良いクラスになることなので、まずその子が他のクラスメイトとうち解けてほしいと思っています。そのために私は、その子とも他の子とも変わらず仲良くしているし、その子が友達関係について相談してきたときは、その子を励ますような言葉をかけています。

 これからは先生からもいろいろと意見を聞いて、自分のできることをして、みんなが仲良くできたらいいな、と思っています。



岡山学芸館清秀中学校 1年 田中秀憲

 僕たちは今、地球に住んでいます。その中には人種差別を受けて、生活していくことさえ厳しい人々や、勉強したくてもできない人々もいます。その中で僕たちは、日本人として、裕福な暮らしをし、幸せを感じずに生きていてはだめだと思います。僕たちが今、生きていく中で、たくさんの人々の命が奪われています。そして今、仲間同士で傷つけあう内紛が起こっています。僕は平和ということをあまり考えたことがなかったので、真剣に考えることでいろいろなことが分かりました。

 平和のために必要なのは、武器や爆弾ではなく、互いの思いやりなのです。それをただ気持ちに表わすだけでなく、行動にうつさなければ平和はやって来ないと思います。 

 僕はみんなが幸せを分かち合うことが本当の平和であり幸せだと思います。だからこれからは平和を実現させるためにどんな小さいことでもいいから社会に貢献できることを進んで取り組んでいきたいです。



角丸四角形: 平和って


福山市立幸千中学校 2年 内田早紀

 私はまだ子どもだし、平和をつくりだす為にできる事なんてないんじゃないか、と思っていました。けれど、ホロコーストについて勉強する中で、考え方が変わっていきました。

 私ができる事は、平和について理解をする事だと思います。そしてそれを多くの世代に伝えていく事だと思います。

 平和とは何か、と聞かれた時に、ただ自分や関わる人々が幸せに暮らせること、ではなく、違う人種の人々の文化や歴史を一人一人が分かり合った上で、それぞれがそれぞれの生き方で生きていける世界だと思う、と皆が自分自身の考えを持って、自信を持って言えたら良いと思うし、それがどこまでも伝えられていったら良いと思います。





岡山学芸館清秀中学校 1年 浦上拓臣

 今、日本の多くの地域でいじめが起きています。いじめというのは、何年たっても無くなりません。また、いじめが原因で死んでいく人もそう少なくはないようです。そもそも、なぜいじめというのは起きるのでしょう。いじめは、数人で一人の人に嫌な事をすることです。いじめる人にはムカツクから、などの理由があると思いますが、それは決していじめていい理由にはならないと僕は考えます。いじめは、軽く受けとめている人もいますが、それにより心を閉ざしてしまったり、相談する人がいなくて自殺したり、不登校になったりと、大きな人権侵害なのです。このように考えると、いじめは深刻な問題だと感じることができます。僕はまだ、実際にいじめられている人を助けれた事はありません。しかしもしもいじめられている人がいたら、みんなで助けあっていきたいと思います。合わない友達でもいいところを見つけていじめを無くしていきたいと思います。



盈進学園中学校 1年 大村有紗

 私は文章を書くことが好きです。時々、短編小説を書いてクラスの友だちなどに読んでもらっています。この趣味を生かして、ホロコーストの事実やアンネの平和への願いを文章にして、もっと多くの人々に知ってもらいたいです。

 私は学校で、ヒューマンライツ部という平和や人権の環を広げるためにボランティア交流や勉強会などをするクラブで活動しています。入部してすぐに、先輩方の手作り絵本で大塚館長を主人公にした『明日へつなぐ平和のバトン』を読ませていただきました。大塚館長の行動力やオットー・フランクさんの家族への愛情、展示物をゆずってくれた方の平和を願う思いなどにとても感動しました。そして、私も、人を感動させる文章が書きたい!と強く思いました。

 私はもう一度、『アンネの日記』を読み返し、アンネの思いを自分の胸に刻みます。そして、クラブで二つめの、アンネを主人公にした絵本をつくりたいです。




盈進学園中学校 2年 目崎叶恵

私はヴァイオリンが大好きです。この特技を、平和を作り出すためにいかすことが出来ないかな。

 私は、ヒューマンライツ部という平和と人権の環を広げるためにボランティア交流や調査などをする学校のクラブに所属しています。クラブでは手話を使って歌って、お年寄りや障害をもった方々、幼稚園や保育園の子どもたちと交流をしています。歌声がとても美しい先輩もいます。そこで、考えました。

 まず、『アンネの日記』を読む。次に、アンネの平和の思いを作詞作曲する(これがとっても難しいと思いますが、是非やってみたい)。そして、手話を曲にのせる。最後に、私のヴァイオリンにあわせて、歌の上手な先輩に歌を歌ってもらい、みんなで手話を使って合唱する。これをホロコースト記念館の行事や、交流会やステージで披露する。必ずできると思います。クラブでつくった手作り絵本『明日へつなぐ平和のバトン』の読み聞かせの場面でも演奏することができます。




広島大学附属福山中学校 1年 吉田さやか

私は、自分のまわりにいる人、例えば家族、友達、先生など毎日会う人や、初めて出会った人、道端で会った人にも、思いやりをもって、お互いに接することが大切だと思います。それは、一人一人にとっては小さなことだと思います。でも、それをこの世界に住む全員が少しずつでも実行していけば、戦争や争いなんか起きないと思うし、そういう世の中を「平和」というのだと私は思うからです。





岡山県笠岡市立金浦中学校 1年 匿名

やっばり差別はいけないと思う。差別をする人も悪いけど見て見ぬふりをする人も悪いと思う。何もしようとしない人もダメだと思う。平和を守るためには、争いをなくし、人々は助け合って生きることが大切だと思う。困っている人を見たら、助けてあげる。など1人でも多くの人が幸せになることが平和につながると思う。



岡山県笠岡市立金浦中学校 1年 匿名

みんな一人一人がアンネのように「なぜ人間はおたがい仲よく、平和に暮らせないのだろう」という気持ちをもっていれば、絶対、なにかが変わると思います。私はまだ若いし、難しいことはできないけど、気持ちを持ち続けることならできると思いました。私もアンネの気持ちはわかるし、アンネの気持ちに共感がもてる人は他にもたくさんいると思います。いつか世界が1つになる日がくればうれしいです。



尾道市立百島中学校 1年 中尾百恵

 私は、自分にできることは小さいけど、平和を願ってできることをしたいです。例えば、悪口を言わない、人の失敗を責めないことです。私のまわりから始まる小さな悪い連鎖を少しでも止める努力をしたいです。私には、大きな悪い力を止めることはできないので、小さな悪い力を、勇気を出して止めていきたいです。そしてアンネのように、戦争で傷つき死んでいった人たちがいることを忘れず、アンネのように、自分の置かれた場所で平和を願いながら生活したいです。



岡山県笠岡市立金浦中学校 1年 匿名

 いじめなんて、しないこと、そんなことをしている人がいたら、注意すること。そのいじめられている人をたすけてあげること。人にいやなことを言わないこと。障害があるから、運動ができないとか、そんな変わるわけでもないことで差別しないこと。だれかにやさしくすること。そんな身近なことから始めていけば、みんなに広がっていい世の中になると思う。