　１０月３日（金）、さわやかな秋晴れのこの日、ホロコースト記念館の入館者数は６万人に達しました。記念すべき６万人目の入館者は、社会見学で記念館を訪れた、広島県庄原市の板橋小学校６年生の長谷部早紀（さき）さんでした。
　館長から記念の本「なぜ起きたのかホロコースト」を手渡され、「ビックリしました！」と笑顔で入館。館内を見学して、「プールに入るのを禁止されたり、やせ細ってがりがりになっていたり、予想していたよりもひどくてかわいそうだった。今はわからないけれど、私も平和のために何かできればと思う。」と語ってくれました。
　記念館は開館以来、６万人の方々をお迎えしましたが、ホロコーストでは実にその１００倍、６００万人の尊い命が失われたのです。このようなことを二度と起こさないようにさらに多くの人々に伝えていきたいと思います。これまで築いてきた基礎を大切にして、また新しい気持ちで出発します！