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Macintoshでのライブカメラ構築


当サイトでは1998年以来,Macintoshで構築したライブカメラサーバーを公開してきました。今回,そのシステムを公開することにしました。最近と違って,以前は画像取り込みはMacの得意とする分野であったので,市販の普及型マックとフリーウエアを使うだけで簡単にライブカメラを構築することができたのです。その特徴を以下にまとめてみました。
ハードウエア:Macintosh LC630(1998-2001),Macintosh performa 5220(2001-)いずれもAV端子が付属しており,ビデオを簡単に取り込むことができる。
カメラ:CCDカメラ(研究室に転がっていましたが,そんなに高価なものではありません。)
システム:漢字トーク7.6.1
サーバーソフト:Quid Quo Puo 1.1.1(フリーウエア)
ライブカメラ構築ソフト:MacWebCam 2.7(フリーウエア)

後は自分の環境に固定IPアドレスを割り当てることが必要ですが,ライブカメラ開設当時の1998年は現在のように常時接続環境が自宅で簡単に得られることはなかったので,職場である研究室に構築することとしました。

(1) Quid Quo Puoを立ち上げ,外部wwwよりサーバー内のファイルにアクセスできるよう設定します。これについては多くの他サイトで解説されているので,ここでは省略します。
(2) MacWebCamを立ち上げ,設定を行い(詳細は後述)保存すると,mydocというファイルが作成されます。
(3) サーバー内の他からアクセスできる領域にmydocを配置します。
図1
(4) Quid Quo ProのプラグインフォルダにMacWebCam Plug-inを入れておきます。
図2
(5) MacWebCamの設定をしていきます。まずは保存する画像のフォーマット,サイズです。jpegが一般的でしょうか?
図3
(6) 自動撮影をする場合の間隔を設定します。当サイトでは15分に1回画像を保存しています。
図4
(7) 撮影した際の画像ファイルの名前と,保存しておく数,保存場所を指定します。場所はwwwで外から見える場所でなければなりません。
図5
(8) 映像の明るさを自動調節させる場合はこれを使用します。当サイトはカメラ側が調節するので使用してません。
図6
(9) 動画を配信する場合ここをチェックします。
図7
(10) ムービーで保存する場合使用します。
図8
(11) 映像の色合いなどを調節します。
図9
(12) ビデオの入力が複数ある場合ここで選択します。右側の画面でプレビューが見れます。
図10
(13) 余白の指定です。
図11
(14) 保存される画像を表示するためのHTMLファイルはwwwよりアクセス可能な場所に置きます。
図12
(15) 常時,ソフトは立ち上げておきます。当サイトはマックにおけるサーバー運営の定番であるkeep it upを使用しており,常に監視しております。
図13


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