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秋の確定交渉に向け組合からの要求伝える
広島市労連 夏季一時金要求書提出

 広島市の7つの労働組合で構成する広島市労連は5月14日、夏季一時金として2.5か月以上を支給することを求める要求書を企画総務局長に提出しました。

大学生年代の子の扶養手当に係る収入上限引上げ 本年6月1日から来年5月31日までの1年間の年収の見込み額が130万円以上となった場合であっても、150万円未満であれば扶養親族の子として、本年6月以降、扶養手当の支給対象となる。
官公署出頭休暇
(特別休暇)
刑事裁判における被害者参加人として裁判所等に出頭する場合は、これまで特別休暇(官公署出頭休暇)の対象外だったが、本市職員が被害者参加人として裁判所等に出頭する場合についても対象に加える。(令和8年6月1日から)
(犯罪被害者等の権利利益保護を目的とした政府の新たな基本計画の策定により休暇制度の導入促進が盛り込まれたため)

制度改正等に伴い
新たな改善内容を含む回答

 当局からは、市労連が3月24日に提出した2026年度要求書に対して、国や他の政令市等の動向を注視しながら、市人事委員会の勧告を尊重する基本的な考えに変更はないとしました。また、各要求項目については、昨年度の交渉で決着した内容中心の回答・見解でしたが、一部、国の制度改正等に伴って、手当や休暇制度に関する改善点の回答がありました(上記の表のとおり)。
 一時金については、次回5月19日に回答すると述べ、基本賃金の引上げの要求項目とあわせて、今後の課題として、秋の賃金確定交渉に向けて協議を続けていくとしました。

再任用職員の一時金の改善を

 市労連側から、今後の交渉に向けてそれぞれ意見を伝えました。
 木下事務局長からは、再任用職員の一時金が正規職員より大幅に低く、その格差是正が重要課題であること、例年の夏休5日+年休3日以上となっているが、夏休取得期間が長くなっていることから、年休取得の日数を増やすこと等を訴えました。

人材確保へ職員の声をきき対策を

 広島市職労からは柴野委員長が「民間から転職してこられた新規採用の方から、市役所の印象として『福利厚生が整っている』と感想をいただいた。人材確保が厳しくなるなかで、働き続けてもらうための勤務条件をどうつくっていくか、協議していきたい。他都市でも開庁時間の短縮の動きが広がっている。広島市でも導入を検討していただきたい」と発言しました。
 塩見副委員長からは、パワハラ事案について「相談件数に対して、パワハラ認定された件数が少ない。パワハラされている職員の側から、被害を証明することが難しい実態があるのではないか。被害の聞き取りの際に、弁護士を同席させるなど加害側からの圧力から守られた環境が必要だ」と訴えました。
 各組合から出された課題の多くで、管理職の意識改革で解決できるものが多いと指摘があり、「管理職に周知をはかっていきたい」と当局が応じる場面がありました。

子どもも大人もにこっ♪
第43回保育まつり 900人が集う

900人を超える参加者で、会場や校庭は大賑わい

 子どもたちにあそび文化の伝承を、そして「あそんで たべて ともだちつくろう」を合言葉に、1981年から始まった保育まつりは今年で43回目を迎えました。受付開始の9時を過ぎると会場の尾長小学校に続々と参加者が集まりました。3年間の中断を経て、2023年に規模を縮小して再開し、少しずつ規模も内容も以前の状況を取り戻してきています。今年も、公立・私立保育園を中心とした実行委員が業務後に会議を行い、遊びに来た子どもたちや保護者に、たっぷり楽しんでもらえるように企画しました。5月17日、真夏を思わせるような天候のもと、900人を超える参加者で、会場や校庭は大賑わいでした。

たくさんのコーナーで笑顔いっぱい

今年のテーマは『だるまさんと にこっ♪』
たくさんのコーナーで笑顔いっぱい

 テーマに合わせて各コーナーでお面をかぶったり、だるまさんにちなんだあそびを提供しました。また、体育館では広いスペースを使って、たくさんの子どもと大人でだるまさんがころんだを楽しみました。遊んでいる人も、見ている人も笑顔でいっぱいでした。保育園支部は、スライム、牛乳パック人形作り、しゃぼん玉、びゅんびゅんゴマ、保育園調理員による手作りドーナツコーナーを担当しました。また、児総センター支部&広島市社福祉事業団労組によるボールプールのコーナー、環境局支部によるゴミ分別の紙芝居など市職労の仲間もコーナーを運営し、参加された方に喜んでいただきました。
 保育園は年度初めの忙しい時期、運動会も間近で大変な時期です。しかし、参加者、実行委員のみなさんの様子を見ると、「子どもや保護者に豊かなあそびや文化を伝える機会をつくりたい」「ひとりぼっちで子育てするのではなく誰かと繋がる機会をつくりたい」という願いから始まったまつりの意義が世代を超えてつながっていることを実感しました。保育園はそこに通う家庭だけでなく、地域の子育て支援の役割も担っています。そのひとつの実践の場、市民にアピールできる場としてこれからも大切にしていきます。

2026年春闘アンケートA
平均 賃上げ要求額 昨年とほぼ変わらず

 春闘アンケートの報告 その2です。賃上げ要求額に関する質問です。

物価上昇と賃上げが続く局面で

質問4(1) あなたは、2026年春闘で月額いくらの賃上げを要求しますか?
要求する月額賃上げ額のグラフ
質問4(2)-2 時間給でいくらの賃上げを要求しますか?
要求する時間給の賃上げ額の表

 質問4(1)の賃上げ要求額(月額)では、平均額が昨年と比較し400円ちょっと下がり28352円でした。
 昨年との回答を比較して、あまり変化はありませんが、5千円未満という最小値の項目が減少し、5千円の回答が増加しています。また、5万円との回答比率が減少しています。
 物価上昇傾向が続くなかですが、前年を上回る大幅賃上げが実現した後でもあり、アンケートへの回答に、リアルに給料が上がったことの心理的影響があるのかと推測します。また、アンケート回答時期はアメリカ・イスラエルによるイラン攻撃の前で、その後の物価高騰は反映されていません。
 質問4(2)では、月額制ではない方の賃上げ要求額について、時間額の平均値は昨年より微減の199円の賃上げ要求額となりました。6時間パート換算で月額2万4千円アップの水準です。

実質賃金プラスへ向け 要求書では全国統一の要求額に

 毎年3月に提出する広島市職労の要求書では、春闘アンケートで集約した平均賃上げ額を要求額として掲げてきました。しかし、昨年から全国組織の統一要求額を、アンケートの平均額が下回るようになったため、実質賃金プラスを実現するために必要な、統一要求額の3万3千円を採用しています。

 質問5は、仕事や職場で不安、不満に感じることについてです。複数回答(3つまで)です。
 最多は「@賃金が安い」で2番目が、「L人手が足りない」3番目に「Q退職手当が少ない・ない」となっています。退職手当制度がないパートタイム会計年度職員の回答の影響です。非正規職員の回答ではQ退職手当が、@賃金を抜き最多となっています。

質問5 仕事や職場で不安、不満に感じることについて


給食がつくる地域の未来
子どもたちが直接触れる生きたつながりを
広島市母親大会

広島市母親大会が「学校給食」をテーマに開催 145名が参加

オープニングは生の音楽で

 5月10日、広島市母親大会が「学校給食」をテーマに西区いきいきプラザで開催され、145名が参加しました。
 オープニングは「Ladies4(フルート、バイオリン、ピアノ)」の演奏。「七つの子」「春の小川」等の演奏を聞き、「ふるさと」を参加者皆で合唱し、音楽を楽しめることは幸せだと感じました。

映画「希望の給食」
特色ある学校給食のとりくみ

 続いて映画「希望の給食」を鑑賞しました。その中で地域とともに進めている学校給食の取り組みが紹介されました。千葉県いすみ市では、全小中学校で地元産有機米を使用し、行政・農業関係者によって野菜の有機化も進めており、持続可能な食農教育を目指しています。また長野県松川町では、自校給食を実施しており、遊休農地対策として悩む行政、地場産野菜を求める栄養士の声にはじまり、有機農業の学校給食が実現しています。続いて、東京都武蔵野市では、市の出資で一般財団法人武蔵野市給食・食育振興財団が設立され、中学校6校小学校2校を担い、市で定めた指針に基づいた給食を提供しています。いずれの自治体も、それぞれの地域ならではの学校給食を取り組んでいます。

給食は教育の一環
子どもたちのことを考えてほしい

 皆実小学校で主任給食調理員として働く平野あゆみさん(市職労副委員長)が講師として「子どもたちの心のよりどころである学校給食とは」と題し、お話しされました。中学校のデリバリー給食が食缶給食に変わったいきさつや調理場の老朽化、センター調理と自校調理の違い、調理員と子どもたちとのふれあいエピソード等の話がありました。学校に給食室があれば、作業工程を見たり、音やにおいを感じたり、現場の調理員とふれあいながら生きた食育ができます。給食は教育の一環です。市民の皆さんには子どもたちのことを一番に考え、常に給食に関心を持っていただきたいと述べられました。
 大会の最後に、子どもたちの健やかな成長のためにも、平和な世界をもとめて活動を続ける私たちは、世界に誇る日本国憲法を守り続けようというアピールを採択し終了しました。