PANGLE

構文
PANGLE

タートルの極座標の角度を返す。ウインドウの中央位置(HOME)から、タートルを見た場合の角度である。
タートルそのものの角度では無い。

例題

home
fd 100 rt 90 fd 100
pangle
Result: 45

この場合、タートルは右90度に向いているが、極(HOME)から見た場合、タートルは45度の向きに居る事になる。

PDIST

構文
PDIST

タートルの極座標の距離を返す。ウインドウの中央位置(HOME)から、タートルを見た場合の距離である。
もちろん直線距離ですね。

例題

home
fd 100 rt 90 fd 100
pdist
Result: 141.42

PENCOLOR

構文
PENCOLOR
PC

現在のペンの色を、RGB値のリストで返す。

例題

setpc 1
pencolor
Result: [0 0 128]

PENDOWN

構文
PENDOWN
PD

タートルが、画面に線を描ける状態にする。

PENUP

構文
PENUP
PU

タートルが、画面に線を描けない状態にする。

PI

構文
PI

円周率を返す。小数点以下何桁まで返すかシステムグローバル変数PRECISIONの設定に因る。

例題

make "PRECISION 2
pi
Result: 3.14
make "PRECISION 15
pi
Result: 3.141592653589793

PICK

構文
PICK オブジェクト

無作為に選択された要素を、そのデータかワード或いは、リストから拾い上げる。

例題

pick [apple banana mandarin strawberry my_shorts]
Result: MANDARIN
pick [apple banana mandarin strawberry my_shorts]
Result: STRAWBERRY
pick [apple banana mandarin strawberry my_shorts]
Result: MY_SHORTS
pick [apple banana mandarin strawberry my_shorts]
Result: MY_SHORTS
pick [apple banana mandarin strawberry my_shorts]
Result: APPLE
         
pick "123456789
Result: 6

PRINT

構文
PRINT オブジェクト
(PRINT オブジェクト1 オブジェクト2 ......)
(PRINT)
PR オブジェクト
(PR オブジェクト1 オブジェクト2 ......)
(PR)

与えたデータあるいは、オブジェクトをストリーム(ファイル,プリンタ,シリアルポート,テキストウィンドウ)に改行を付加して印字する。
通常は、テキストウィンドウに対して使われる事が多い。
改行のみの出力は、括弧で括られた(PRINT)あるいは(PR)を使わなければならない。
与えたオブジェクトがリストの場合は、括弧[]は取り除かれる。

PRODUCT

構文
PRODUCT 数値式1 数値式2
(PRODUCT 数値式1 数値式2 数値式3 .....)

乗算演算子の(*)と一緒の演算を、行います。演算子と違って手続き風に記述できるので、式の中で括弧が不要になります。
掛算を連続的に行いたい場合などに、括弧で括って指定すれば便利です。

例題

PRODUCT 5 5
Result: 25
PRODUCT -2 -5
Result: 10
(PRODUCT 2 4 6 8 10)
Result: 3840

(*)演算子を使った以下の方法と同一です。

* 5 5
Result: 25
* -2 -5
Result: 10
(* 2 4 6 8 10)
Result: 3840