戦術の基礎


(1)戦術とは

 戦略に対する戦術とは、局地での戦闘、すなわち、具体的にはユニット戦での戦闘技術を指す。戦術は戦略上の目的を達成するために活用すべきものであり、戦術のために戦略を犠牲にするのは避けなくてはならない。

(2)信長の野望inにおける戦術の基本

 戦術の基本はなんといっても読みである。相手の行動を予測しそれに対応した行動をすることこそ重要である。信長の野望inでの読みで難しいのは同士気での行動順がランダムであることだが、同士気勝ちの場合だけでなく負けた場合でもフォローできる行動がベストである。

(3)戦力の集中

 読みだけではどうしようもないのが部隊数である。その戦域に存在する部隊数で負けていては士気が一方的に高い場合以外は負ける確率が高い。戦力は勢力圏維持のため戦略上はある程度バランスよく配置する必要があるが、集中運用が戦術上は望ましい。戦略的観点から重要と判断したところに敵戦力を上回る部隊をできれば一挙に投入するのが望ましい。逐次投入で各個撃破されるのは避けることが肝要である。

(4)部隊の特性

 各部隊ごとの役割を良く考えて全体の戦局に対応させることも重要である。次節に示す部隊の特性をよく考えて運用すると勝率が上がるはずである。


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