革について

使用している革ですが、タンニンなめし牛ヌメ革を使用しています。植物性タンニンでなめされた牛革で、日光などによって革の色が

濃くなっていきます。ただ、水や汚れに弱い一面も持ち合わせています。日頃の手入れを怠らなければ、綺麗なアメ色になり愛着もわくでしょう。


約2年使用した状態。

約4年使用した状態。
かなりアメ色に変化してます。

4年も使うと、何とも言えない味が出て最高のアメ色になります。まだまだ経年変化は続いていきます。

天然の革を使用しておりますので傷や汚れがあります。その点はご了承ください。

あえてしわやキズを活かすことも可能です。焼印などは特にお勧めです♪

手縫いで縫っていますので、糸が切れたりした場合は、補修が可能です。

お気軽にご相談ください。
100%ハンドメイド宣言
当店は100%ハンドメイドの『手縫い』にこだわっております。

一般的な革製品はミシンで縫っている場合がほとんどですが、当店では丈夫な手縫いに拘っています。

ミシンの場合、糸がほつれてしまうとどんどんほつれが広がってしまいますが、手縫いの場合2本の針で

上下の糸を交差させて縫い上げます。糸も手縫い糸はミシン縫い糸の何倍も太く頑丈です。

ですからまず糸が切れるという心配はありません。

もし仮に切れたとしてもミシンのようにほつれることはありませんので修理することが可能です。
100%ハンドメイドの証明 ギャランティーカード付

全ての革製品に100%ハンドメイドの証明『ギャランティーカード』をお付けしております。
ギャランティーカードにはシリアルナンバーが記載してあり、お客様の情報を管理しております。
糸の切れ、オイルメンテナンスなどでお困りの場合など『ギャランティーカード』をご提示ください。
革のお手入れについて
タンニンなめしのヌメ革は、本来非常にデリケートな革です。
市場に安価に出回っている革製品は、そのほとんどがクロムなめし革を使用しています。

クロムなめし革とはクロム鉱石を使用して皮をなめした革のことで切り口が青白色です。
(植物タンニンなめし革は切り口が茶褐色)
クロムなめし革の特性は伸縮性が良い、柔軟でソフト感がある、吸水性が低く水をはじきやすい、
耐久力がある、比較的熱に強い、などがあります。
タンニンなめしに比べて工程の省力化からコストを抑えられるとゆう利点もあります。

こう書いてみると、タンニンなめし革は欠点だらけのような感じもしますが(汗)
経年変化を楽しめる、使っていくうちに愛着がわくといった良さがあります。
永く使っていただきたいので、もし雨などで濡れたりした場合は
陰干しで乾燥させてください。その後、オイルの補給をお願いします。
乾燥にも弱いので、もし乾燥した場合はニートフットオイル等を塗ってオイルの
補給をして下さい。オイルの補給は、半年に1回くらいが目安です。
塗る場合は、薄く均一に塗ってください。オイルが浸透して乾燥した後(30分くらい)、
乾いた布等で乾拭きすると艶が出てきます。
オイルの補給をやり過ぎると、革自体が柔らかくなりすぎたり、オイルが裏側に
染み出てきたりすることがありますので、やり過ぎもダメですよ。
ニートフットオイルが無い場合は、ミンクオイルでの代用も可能です。
革の種類、厚みについて
基本1.5o〜3.0o程度のヌメ革のみを使用しています。薄い革だと、どうしても数年で破れてしまったり

擦り切れてしまったりするので、薄い革はなるべく使用しないようにしています。実際、僕自身が昔、お店で数万円もするヌメ革の財布を

購入した時に、革が薄くて1年弱で破れてしまった悲しい思い出があります。だからこそ、無骨で分厚くなっても厚い革を使用して商品を作っています。

色も、ナチュラルに拘っています。

デザイン性などを考えた場合、カラーレザーや鹿革、トカゲ革などを使用すれば商品の種類も格段に増えるのですが、、、僕はそれが嫌なんです(笑)

ヌメ革の経年変化を、存分に楽しんでいただきたいし、流行に流された商品は作りたくないので。要するに僕のわがままです。

流行が悪いとは思ってませんし、むしろ、服などは毎年流行を取り入れてます。ただ、ジーンズなどの経年変化する物に関しては、やっぱり一から

履き込んだり、使用したりして変化を楽しみたいじゃないですか。作られた経年変化は偽物だと思うような偏屈な人格ですので(笑)

まぁ、それは建前で、実際はまだまだ腕が未熟なので他の革を使用するのが難しいだけ、、かも(汗)

最近ご要望が多くなってきたのでブラックの革もオーダー始めました。

とゆうわけで、どうしても商品自体がごつく、分厚くなっています。

これは、商品を末永く使用していただきたい!!

一番はその思いからです。

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