尾道麺工房こまつ屋(以下、こまつ屋)はJR尾道駅より西約1km、旧国道沿い尾道市吉浦町に位置しております。
創業昭和8年、尾道で最も古い製麺所です。
旧社名“小松屋”の屋号の由来は昭和8年、初代 山本 友二郎が現在の尾道市郵便局本店付近の「志間」という
(現在はもうありません)製麺所に弟子入りしていて、何人もの従業員の中で仕事の熱心さをかわれ、ゆいいつ
のれん分けしてもらったときに、志間の社長さんが付けてくれたのが始まりです。
(平成9年1月1日より社名を“尾道麺工房 小松屋製麺所”から“尾道麺工房 こまつ屋”に変更しました)
当時は、現在の様な機械はなく、一つ一つが手作業で、水もポンプ(手こぎポンプ)で汲み上げ、手廻しの機械で
麺を作り出来上がった麺を台車に載せて配達していました。そのうち尾道の麺好きが口コミで小松屋の麺の味を
広げてくれました。
祖母 山本 チヨコ談
それ以来、初代 山本 友二郎、二代目 山本 公彦と尾道の麺を造り続け、現在、三代目 山本 顕正が、
先代より受け継がれた味を守り、みなさまに愛される尾道の麺を造り続けております。従業員8名程ですが、
機械を使い大量生産が行われている現在、こまつ屋では”なるべく手をかけ、時間をかけ、一つ一つ良い麺を
お客様へ”という心で日々麺を造っております。