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Baby-Pro 推薦★★ BABY-SAFE PLUS(ベビーセーフプラス) |
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製品解説 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
欧州で2年連続して最高の安全評価を得たベビーシート 欧州チャイルドシートアセスメント結果一覧ページ
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取り付け解説 | |
<4〜5>の作業があいまいだと、ベビーシートが安定しません。 ベビーシートを押さえつけながら、きちんと締め付けを行い、ベビーシートが 座面に少し食いこむ感じにします。ただし、それでも手で故意に揺らせば ぐらぐらします。チャイルドシートのようながっちり固定は必要ありません。 車の走行中に勝手に傾いたりしない程度に固定できれば充分です。 |
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↑説明書にある上記の説明は、シートベルトが青色のベルトホルダー内で かつフックの下であれば良いので、フックに触れている必要は ありません。 |
上記の取り付け説明書を印刷したい方は こちらのPDFデータを利用下さい→ |
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PDF閲覧ソフトのダウンロードはこちら(無料)→ |
Baby-Pro の視点 | |
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ベビーシートもまだまだ発展途上です。今までのベビーシートがあまりにも短期間の使用しか耐えず、次のカーシートを購入するときに再び新生児対応のものを購入するユーザー様も多いため、少しふがいなさを感じていました。 このベビーセーフプラスでようやく胸張って販売できるまともなベビーシートに出会ったと感じます。 しかし、やや高価で、もう少し価格設定が低くならないと手が出しにくい気はします。内容を伴っているので、付加価値は業界者なら認めるところでしょうが、良い商品が広く行き渡らないとすると、ユーザー様、ひいては子ども達にとって不幸なことです。昨今のデフレ価格にあわせることは無理としても、少しでも流通価格が安くできることを願っています。 |
★ | 日本では新生児から4歳程度まで使えるカーシートがポピュラーです。この傾向はさらに強まり新生児からジュニアまで、といった製品も出始めています。それはそれで経済的で、「兼用」好きな日本人好みの製品として人気を呼ぶでしょう。 しかし、カーシート先進国の欧州では、子供の体格差を非常に気にしています。僅か3キロ程度の新生児から、20キロ超のジュニアまで一つのシェル(ボディ)で適切にサポートできるのかという疑問です。欧州では各種の厳しいテストで淘汰された結果、ベビーシート・チャイルドシート・ジュニアシートという3段階の組合せでサポートすることが大体定まってきました。 (欧州のカテゴリーについての解説はこちら) 日本のカーシートメーカーの品質管理はある意味世界一です。安全性能も非常に高まっています。ただ、内容的には「高級感」とか「多機能」に力が入れられていることが多く、世界のものさしとは大きくへだたっています。 地味だけれど、蓄積されたノウハウで堅実に安全性をうたうレーマーのような欧州のカーシートと、華やかなうたい文句で機能的にもにぎやかな日本のカーシートでは、客層も全く異なると思われます。 子供が2人3人と増えると欧州のスタイルの3段階のカーシート(ベビーシート、チャイルドシート・ジュニアシート)は、うまくそれぞれの子供にあてがえることが多く、融通がききます。 ・ベビーシートは車の中も、家の中でも活躍します。 ママ同士の集まりにも重宝。 ・チャイルドシートはやんちゃな時期の子供を確実にホールド。 ・ジュニアシートは取り付け作業がないので、乗せ降しが簡単。 人が多いときには降ろしたり、軽量だし畳めて扱いやすい。 ・ヨーロッパスタイルは子どもの体格に適切で高い安全性を実現します。 名より実をとるタイプの方には欧州スタイルがお勧め。 「自分はそのタイプだな」と思った方には、このベビーシートが 貴方の価値観にピンとくるはずです。あとは予算次第かな。 下記のレポートページも参照下さい。 Baby-Pro REPORT(16)失敗しないカーシート選び |
ベビーセーフ Q&A Baby-Pro FAQより抜粋 |
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Q1 ベビーセーフプラスの適合確認データに自分の車がありません。取り付けられるかどうかの確認はどうすれば良いでしょうか? |
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車のシートベルトの付け根に「チャイルドシート固定機能」といった表記があれば、可能性が高くなります。シートベルトの長さを測ってみて、座面上の有効な長さが230センチ程度あればまず大丈夫です。220センチ前後の場合は、長さがギリギリで取り付けに要領を要すかもしれません。このページの以降のQ4〜5を参考に手順をマスターしてください。 コンビのプリムベビーやマキシコシベビーを少し大きくした形なので、これらの取り付けできない車では、可能性は0に近いです。取り付けの可能性が歩かないかの一つの目安になります。 コンビ カーシート適合確認はこちらから↓ http://www.combibaby.com/goods/fr_seat_main.html 厳密には、実際に取付けしてみないとわかりません。取付けは出来ても、前席を前に詰めて取り付けるため、キャビンの狭い車では不都合が出る可能性もあります。(もっともベビーシートすら付けにくいほど狭い車では、他に取り付けできるカーシートを探すのはとても困難ですが・・・) 出来れば地元の大手カーショップ、ベビー用品専門店、ベビザらスなどに問い合わせて、ベビーセーフの取扱いがあるかどうか、また適合確認が出来るか確認ください。店舗によって在庫のあるなし、専任者のいるいないなど違いがありますが、まずは尋ねてみてください。 輸入総代理店のVCJコーポレーションに問い合わせをする際は下記へお願いします。 (株)VCJ レーマー相談窓口 TEL 03-6280-0033 それでも適合が明確にならなかった場合は、キャンセルの可能性も考慮しつつ、商品を一旦ご購入頂き、実際に試してみるしかありません。最悪使用できない、満足できない状態の場合キャンセルを受け付けます。リスクとしては往復の送料ですが、最小限に留められるようサポートいたします。。 |
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Q2 子供は生後2ヶ月。インナークッションを外すのがもったいないのですが、底上げクッションはもう邪魔な体格になってきました。良い方法はありませんか。 |
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ヘッドレストと底上げクッションが一体になったインナークッションは新生児に負担をかけないためのものですが、ヘッドレスト部は長く使用したい方もあるでしょう。本来首がすわったら外して使うことになっていますが、どうしても長く使用したい場合は、インナーの裏側に縫い付けてあるクッション部を切り離してご利用ください。せっかく縫い付けてあるものを外してよいのか迷うと思いますが、このクッションは事故時の安全性に寄与するものではありません。体格や乗せ方によっては収まりが悪いこともあります。 姿勢を良くして乗せたい、ヘッドレストのみ新生児期を過ぎても使いたいといった場合は、裏のクッション部分のみ切り取って頂いて全く問題ないと思います。 底上げクッションを外した場合の乗せ方ですが、赤ちゃんのお尻を深く、 頭を高くという意識で乗せてあげてください。腰が極端に曲がると腹式呼吸が浅くなり、機嫌が悪くなりがちです。お尻の部分に隙間が残らないような乗せ方がポイントです。 |
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Q3 3点固定式のベビーシートを取り付けましたが、固定感がいまいちです。いいのでしょうか? |
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チャイルドシート固定機能がなく、またはあっても使用しないケースでは、がっちりとした固定感は得にくいのですが、それでも一応OKということになっています。理想的な形でシェルにベルトが絡みついているので、衝撃はきれいに分散吸収されます。車の振動で傾きが変わったりしないかと不安になりますが、よほどのことがない限り、そのようなことはありません。(ただし、メーカーによって見解が異なり、ELR(※1)の場合は、金具で一部をロックすることを推奨しているところもあります。マニュアルと備品を確認下さい。) どうしてもがっちりとした固定感を得たい場合は、チャイルドシート固定機能(ELR/ALR)(※2)を利用します。 手順ですが、ベビーシートに腰側のベルトを巻きつけてバックルを挿したら、肩側のベルトをしっかりと引っ張り、ベビーシートを座面に食い込ませます。緩まないように気をつけて肩ベルトを背中に回し、裏側のホルダーに引っ掛けます。最後にベルトをいっぱいに引き出してロックを働かせ、たるみを取ります。このとき、しっかりと座面に食い込むように腰側のベルトを引っ張っておかないと、車に大きな振動があったら、肩ベルトが徐々に巻き込まれて、ベビーシートが傾くことがあります。正しい知識がないと誤使用のもとなので、ロック機構は使用しないのが無難と判断しているメーカーも多いです。 ◆チャイルドシート固定機能が付いていても、それを使用するかどうかメーカーによって見解が違うというのは混乱の元ですが、仕組みを理解し、しっかりとした取り付けができる方は固定機能を利用してください。緩い取り付けで固定機能を働かせてしまったときの不測の事態をメーカーは避けたいだけの話です。 ◆ロック機能付きベルト(ELR/ALR)は、バックルのボタンを押した瞬間にロックが解除され巻取りが開始されます。その巻取りが思いがけず強いものもありますので、ベビーシートの取り外しの際には、肩ベルトを掴んで行なう癖をつけると良いでしょう。(カーショップにて簡易な巻き込み防止クリップを購入してつけるのも便利。) |
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(※1) ELR・・・車のシートベルトの機構で、普段は自由に伸び縮みするが、衝撃が加わるとその瞬間にロックがかかるもの。 (※2) ELR/ALR・・・シートベルトをいっぱいに引き出すと戻る方向にしか動かなくなる機構。比較的新しい車の後部座席に装備されている。チャイルドシート固定機能とも言う。 A-ELRという表記もおなじもの。 |
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Q4 3点固定のベビーシート取り付けが、どううもやりにくいのですが、要領があるのでしょうか? |
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取付け自体は難しいものではありませんが、車との相性の問題はあります。いくつかパターンがありますのでご紹介しましょう。(長いので該当しそうなところだけお読みください) | ||||||||||||
<1> 長さが十分(約220センチ以上)で、ELR/ALRのシートベルト ベビーシートをラクに取り付けられ、一番融通が効くパターン。ロック機構を働かせるかどうかはユーザーの判断で選べるが、基本的にはマニュアルに沿う。あえてロック機構を使用する場合はこのFAQの前後のアンサーを参考に。ベルトは長いほど取り付けがラクで理想を言えば230センチ以上欲しい。 |
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<2> 長さがぎりぎりで、ELR/ALRのシートベルト ベルトのロック機構を働かせたくなくても、長さが短めのため作業中に勝手にロックが働いてしまう。作業性が悪い場合は、カーショップなどで売られている巻き取り防止用のクリップなどを併用すると慣れないうちはラク。ちょうどいい長さのところでクリップを常時止めておき、ベルトは肩ベルトから先にベビーシートに巻いて、最後にバックルを差し込む手順にしても良い。 適当なクリップが入手できない場合は、パターン1の要領で、肩ベルトを引っ張りながら付け外しを行なう。 |
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<3> ロック機構のない、ELRのシートベルト ELRはロック機構がない(正確には衝撃時のみロックがかかる)ので、比較的作業がしやすく、付け外しも簡単。ただし、長さが十分でELRという組み合わせは現実的には少ないので、たいていはぎりぎりか、短くて使用不可のことも多い。 1997年以前の設計の車には、ベルトの短い車が多い。同一車種でもALRになっているモデルはベルトが長く、ELRのモデルはベルトが短くて使えない、といったケースもよくある。シートベルトがロック機構のないELRで、ベルトの付け根部分に「チャイルドシート固定機能(…云々)」の表記のタグがない場合は長さに要注意。 |
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<4> シートベルトの取付け位置が変則のもの シートベルトの下側の付け根の位置、およびメスバックル側の取付け位置がやや前方になっているものは、ベビーシートを後ろ側に引き寄せる力が足らなくなるため、固定感がいまいちのことがある。ベビーシートと座席の間にバスタオルなどで詰め物をすると多少改善する。 ワゴン車に多いパターンで、シートスライドを後ろに下げすぎても同様のことが起きる。ただし、ベビーシートやジュニアシートは比較的影響が少なく、チャイルドシートを選ぶ際に注意。 |
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<5> シートベルトが腰だけの2点式のもの 3点式固定のベビーシートは取付不可。以前は取付け可としていた時期もあるが背中側を支える肩ベルトがないので、衝撃の際にシェルが崩壊し、安全を保つことはできない。2001年以降の安全基準では×。 アメリカ製の2点式ベルト対応のベビーシートは、ベースを併用し、またシェル自体も樹脂が厚く強い。造りが3点式ベビーシートとは違う。ただしシートベルトの位置関係で、取付けの安定感にずいぶん差があり、車との相性判断が難しい。重量もある。 |
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Q5 ベビーシートの取り付け時にシートベルトが少し短くて僅かに背中を回せません。いい方法はないですか? |
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僅かに長さが足らず、背中側にベルトが回せない場合は車のベルトのバックルをとめるのを後回しにして、先に背中側にベルトを回して、後からバックルを差すようにしてもらうと可能な場合があります。
ちなみに車のシートベルトは安全装置で車両の認可に絡むので、短いものを長いものに付け替えたりすることは出来ません。補助ベルトなどで付けることも認められていませんので、慎重に購入ください。 |
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Q6 ベビーシートは、使用期間中、ずっと後ろ向きで使用しないといけないのでしょうか? |
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結論から言うと最後まで後ろ向きです。 ベビーシートは、比較的小さなお子さんをメインに扱うのでベルトに頼らず、背もたれなどの「面」全体で体を支える構造にしてあります。最も死亡率の高い正面衝突などの前向きの衝撃に対し、頭・背中・腰部を約45度に傾斜を保った「面」で支えます。 小さい時期に仮に前向きで同じ衝撃を受けるとベルトだけでは衝撃が分散できず、体に激しいダメージを受けます。もっとも怖いのは首(頭部)で、重たい頭部が振り動かされることで、死亡または後遺症をこうむる可能性が高くなります。数年前までは、そうした危険に関する意識が低かったため生後6ヶ月程度で前向きもOKとしていた風潮があります。 しかし、最近は安全基準の見直しが進み、9ヶ月ないし1才近くまでは、後ろ向きでなければ、安全が保てないという意識に変わっています。もっとも、ベビーシートは、早くからそうした意識のあったヨーロッパなどから入ってきているものが多く、前向き装着は構造的にも出来ないようになっています。無理やり行っても固定がままならず、とても安全を保てる状態にはなりません。(まれに前向き装着をしている方を見かけますが、あれは間違いなので念のため。) 現在、ベビーシートでなくチャイルドシートを購入してもほとんどのものが、1才くらいまでは後ろ向きで装着しましょうと指示があります。結果的にベビーシートと考え方は同じです。レーマーのベビーセーフのように「0+」のカテゴリーでないと、ベビーシートは1才まで使用するのはサイズ的に窮屈で、難しいケースもあるのですが、是非そうした理由を考慮して、ぎりぎりまでがんばってご利用下さい。 |
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Q7 乗車の都度、取り付け作業を行うのが面倒です。付けたままで子供だけ乗せ降ししてもいいでしょうか。 |
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しっかり取り付けした状態で、子供だけ乗せ降しできるとしても、ごく小さい頃に限られます。足回りに余裕がないので、大きくなると足がくぐりません。ついつい取り付けベルトを緩めて使いたくなってしまうので、誤使用に注意してください。 面倒という気持ちは良くわかりますが、子供の体の上と背中にベルトを通すことが、これらのカーシートの姿勢制御性能の高さを実現しています。座席の下を通すものもありますが、どうしても性能が落ちます。 チャイルド兼用のごついカーシートでも、この華奢で軽量なベビーシートにかないません。すべてはベルトの取り回しに秘密があります。面倒でも都度きちんと取り付けし、その作業自体に親も慣れることが安全への近道です。手間を惜しむことよりも、慣れて手際を良くすることの方が本当はラクであることを、がんばった人たちは知っています。 |
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Q8 カバー類は外して丸洗いできますか? |
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外して洗濯可能です。ただし、レーマーのカバーは、縫製はかなりきっちりしていますが、生地自体は染が浅く、厚みもある方ではないため、頻繁な洗濯は却って生地の寿命を縮めます。ほどほどでお願いします。 生地の強度アップ、耐光性、耐洗濯性能のアップを輸入元を通じ、メーカーに依頼しています。日本のユーザーはこうした細かな品質にこだわる方が多いところが欧米と違うところで、メーカーにも認識を改めてもらう必要があります。 |
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