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プリムロング

プリムロング

一台で新生児から7歳までをカバーするロングライフカーシート
  



  1. 概説
  2. ショッピングページ(別ページに移動します)
  3. 機能詳説
  4. Baby-Proの視点
  5. Q&A(欧州カーシートと比べて)


 
新生児から7歳まで1台でOK
 

カーシートの義務付け期間がずっと1台でまかなえるというのはありがたいことです。コストパフォーマンスも高く、人気が出る商品と思います。

カーシートにいろいろ迷ってもとりあえずこの商品にしておけば、それなりに使い回しがきき、失敗が少ないでしょう。究極の安全性能や高い品質感を求める方には、他の楽しい選択肢もありますが、そうででなければ充分な品物です。他のメーカーも脅威に感じていることでしょう。

ではじっくり、細部の検証を始めましょう・・・。
 
   
 ショッピングページはこちらです 


●Prim Long(プリムロング) 機能詳細

この部分はメーカーCOMBIホームページの機能解説ページをコピーさせて頂いてます。
気になるところは、Baby-Proなりのコメントを加えてます。
( Baby-Proのコメント部は「BP:」の印が付いています。)


プリムロング
[チャイルドシート] プリムロング
これ1台でチャイルドシートの着用義務期間年齢をカバーできる革新的なカーシート。
お子様の成長に合わせて、買い替える必要がありません。
ファイングレー ファインイエロー
ファイングレー(FG) ファインイエロー(FY)
BP:製品のカラーはできるだけ実物に近く調整していますが、モニター環境で誤差がありますので、ご了承ください。
    なお、FYはレモンイエローです。メーカーホームページは色が濃い傾向がありますのでご注意下さい。

プリムロング \53,800(税込み\56,490)
体重25kg以下 (新生児〜7才頃)
※新生児とは体重2.5kg以上かつ在胎週数37週以上
サイズ:W455×D522×H702mm
重量:7.3キロ
2003年新型式基準適合品
※インナークッションのみでの販売はありません。
 
  
 
ブラック(BK) マルーン(MR)
プリムロングS RS-538 
\53,800(税込み\56,490)
NEW
体重25kg以下 (新生児〜7才頃)
※新生児とは体重2.5kg以上かつ在胎週数37週以上
サイズ:W455×D522×H702mm
重量:7.3キロ
2003年新型式基準適合品
※インナークッションのみでの販売はありません。
 

プリムロングEG 
\58,000(税込み\60,900)
NEW
体重25kg以下 (新生児〜7才頃)
※新生児とは体重2.5kg以上かつ在胎週数37週以上
サイズ:W455×D522×H702mm
重量:7.4キロ
2003年新型式基準適合品
※インナークッションのみでの販売はありません。


プリムロング
[チャイルドシート] プリムロング
これ1台でチャイルドシートの着用義務期間年齢をカバーできる革新的なカーシート。
お子様の成長に合わせて、買い替える必要がありません。
取扱説明ビデオ
取扱説明ビデオ より確実な取り付けをおこなっていただくために、取り付け方法を説明したビデオテープが入っていますのでご覧ください。
いつものために
1.インジケーター付バックル
左右の差し込み金具を正しく合わせないと差し込みができない安全設計。赤から緑に変わるインジケーターでバックルの差し込み忘れを防止。差し込み金具にはプラスチックのコーティングを施し、やけども防止するトリプルセーフティバックル。
BP:細かな整形と仕上げはとっても日本的。
 
2.新生児対応クッション
<インナークッション>が新生児の全身を360°包んで、衝撃からしっかりガードします。(6kg未満後ろ向き時のみ使用)
BP:たいていの方が制限を越えても使ってしまうインナークッション・・・。体重制限を越えたら外さないと体の収まりが悪くなります。不用意に高重心にするのも良くないので、ご注意下さい。

EGモデルでは上下が離れるセパレートタイプになりましたので、底上げを外しても頭部だけ残すことも可能で自由度が上がりました。
 
3.ロックオフレバー
前向き装着時、ベルトをレバーにかけ、あとは引いてロックの3点方式。女性にでも簡単にしっかり取り付けができます。
BP:ベルトの固定はロック機構付のパーツを利用します。手順は極めて簡単です。
4.ベルトフック
後ろ向き装着はベルトフックにベルトをかけて引く3点方式。乗せ降ろしがラクな装着方法です。
BP:当初は肩ベルトを背面に通す方法が模索されました。衝撃時の姿勢保持のためにはとても有効ですが、長さが一般の車では足らなくなるケースが多くなるため、上記の方法が取られました。

手順を踏まえれば確かに簡単です。「えっこれでいいの?」と戸惑ってしまう方もありそうですが、「これで大丈夫」なんだそうです。
チャイルドロック機能付の車では、必ず機能を働かせてください。安定感が増します。チャイルドロック機能がない車だと、取り付けが緩みがちなのでご注意ください。
 
 
5.タングキーパー
乗せ降ろしの際に邪魔になる差し込みタングを両サイドのタングキーパーにかけるととてもラクラク。

BP:なんてことないけどホントに便利。最近は装備したカーシートが多くなりました。
6.ジャストフィットベルト
成長に合わせてベルト位置も簡単に3段階に調節可能。首のふれるところはソフトなカバー付きです。

BP:高さ調節は3段階。長さの調節は足元にある調整レバーで簡単にできます。
胸のところでベルトを束ねるタングプレートがないかわり、肩ベルトは滑り止め付き。
もしものために
7.世界標準イス型シート
衝突時に背中全体で衝撃を受けとめられる、理想的な安全角度を採用しました。
BP:結構おしりのくぼみが大きい車でも45度程度で納まりますので、逆に座面がフラットな車では背面を起こすためのウレタンブロックを底に敷きます。お忘れなく。
8.ワンタッチリクライニング
レバーひとつでらくらく前向き3段階リクライニング。装着後のリクライニングはできません。
BP:「装着後のリクライニングはできません」・・・これは残念ながらマイナスポイントでしょう。お子さんが寝ているとき、起きているときで、角度を変えてあげることかできません。生後9ヶ月くらいから1年間くらい、少し不便をします。この頃の赤ちゃんは中途半端に寝た姿勢を嫌がる傾向があるからです。

 
新生児から7才頃まで使えるロングユースカーシート
新生児から1才頃(体重10kg未満)まではベビーシートとして後ろ向きに装着します。(体重6kgまではインナークッション使用)

BP:長い背もたれが小型車にはネックになるかも。運転席の後ろではなく、スペースの作りやすい助手席後ろを優先しましょう。必要なサイズは下記のようになります。バックレスト最下部を基点に計測しましょう。

1才から4才頃(体重9kg〜18kg以下)までは前向きのチャイルドシートとして使用します。

BP:車のシートベルトがなるべく後ろ側からでているほど安定します。シートの途中から出ている場合など、リクライニングを一段、あるいは2段すべて倒してから取り付けしなくてはならない場合もあります。適合データであらかじめチェックできますが、かなり多くの車がそうした条件付になりそうです。
3才頃(体重15kg以上)からは車のシートベルトを使ってジュニアシートとして使用できます。(体重25kg以下、身長115cm程度まで)

BP:肩ベルト位置は一箇所の固定で調整はありません。ジュニアシートには細かな調整ができるものも多く、より軽量で重心も低いので、そうしたジュニア専用のものに比べるとやや見劣りします。

BP:
EGモデルは座面とヘッド部分にエッグショッククッションを内蔵しています。ヘッド部分のエッグショッククッションはインナーや本体にその時期のスタイルに合わせて差し替えて使用します。
新生児用のインナークッションが、上下でセパレートとなり、体が大きくなったら、下から先に外して使用できますので、
スタンダードのように頭部のサポートまで一気になくなってしまう不自由さから開放されます。
取り付け時に車の肩ベルトを通す「ロックオフレバー」もフックが大型化し、使いやすくなりました。
ファブリックも縫製の仕方を見直し、より立体的で存在感のある形状に仕上がっています。本体部は同一なのに、うまく高級感をかもしだしています。




■Baby-Proの視点

これ1台ですめば何も悩まなくていいけど・・・注意することってあるのかな?
 適正角度の設置にご注意を

イス型カーシートを後ろ向きに取り付けする場合、車の座面の傾き(おしり側のくぼみ)によってカーシートの背もたれ角度は変わってきます。調整できるものが大半ですが、思うように調整できないものが意外と多いため、「こんなに角度がきつくては新生児から使う気になれない…」と感じてしまう方が後を絶ちません。その点、プリムロングはどのような車につけても必要以上にきつくならないような設計になっています。だけど、不用意につけると角度が緩すぎることもあります。

 だいたい、なぜ45度傾斜にこだわるの?

首もすわらない赤ちゃんに45゜もの傾斜はかわいそうと思われるかもしれません。しかし、傾斜を緩めると、正面衝突などのひどい衝撃時には、背もたれの「面」で衝撃を吸収する効果が薄くなるため、ベルト類で衝撃を受ける度合いが高まり、脱臼や骨折といった重度の障害をうける可能性がでてきます。最悪の場合にはシェルから飛び出してしまいます。

安全と快適さは時に正反対のことがあります。カーシートはいつ事故に遭遇しても大丈夫なように四六時中身構えておく装置です。お部屋のゆりかごとは役割が全く違うので、ある程度の拘束は安全のためにやむなしと受け入れて頂きたいと思います。それが負担になりそうな赤ちゃんの場合には、乗車時間をできるだけ短くするような親の配慮が必要となります。

★JAFのサイトでとても参考になる記事が紹介されています。 
  eJAFMATE 「ミスユースで起きる危険性」

設置角度や赤ちゃんのベルトの不適切な処置が、せっかくのカーシートの安全性能を損なう実例です。余談ですがここで使用されているテスト用シートはすべてレーマー製品です。標準的かつ安全性能の高いブランドであることの一つの裏付けになるでしょう。

角度の付くことに抵抗がある場合は、アップリカのようなベッドタイプを利用するしかありませんが、体の背面と違い、凹凸の激しい体の側面で衝撃を吸収するには、あのような大げさとも思えるプロテクターが必要になります。またそれでもフラットでつかえるのは体重8〜9キロまでで、比較的短い期間になります。  

カーシートの設計は、車の座面傾斜のきついものにあわせて設計すると、角度の浅いものに取り付けた際、背もたれ角度が45度より緩やかになって、衝撃がうまく背面で吸収できなくなります。ですから、一般にどのような車につけても45度以上の傾斜が実現するように、「ややきつめ」に設定してあることが多いです。

プリムロングの場合、そうした傾向の中では珍しく緩やかめの設計がしてあります。もちろん適正角度が45度であることには違いがありません。車の座面がフラットだと、傾斜が浅くなるので、調整用のウレタンブロックを底面に差して修正します。ラクそうに見える角度をわざわざきつく修正するのは勇気が要りますが、事故時の安全を期待するなら、適切な角度を管理する必要があるでしょう。


こうした点は、ある程度赤ちゃんに快適さを提供するものの、チャイルドシートアセスメントなどでは「誤使用を誘発する(角度を浅く設定してしまい勝ち)」と判断されることもありますから、メーカーとしては思い切った選択だったかもしれませんが、現場でお客様と接する私たち販売店の者としては設定の自由度があって助かる設定です。

 サイズは大きめ

ジュニアシートの大きな背もたれを、乳児期の使用では、進行方向後ろ向き取り付けるため、かなり前後スペースを必要とします。コンパクトカーでも取り付け自体はできる場合が多いですが、やや不向きかもしれません。運転席後ろの席はまず考えず、助手席をいっぱいに前方にスライドさせてその後ろに取り付けます。助手席がかなり狭くなります。普通車クラスのキャビンでもよほど大きい車以外は助手席後ろの取り付けを前提として下さい。(前向き取り付けになれば、普通のカーシートと変わりません。)

ワゴン車で3列シートの場合、一番適合性の高いシートは、2列目の運転席側となります。入り口側は出入りに支障をきたすことがありますので、ご注意下さい。双子さんなどで2列目と3列目に取り付ける場合、一つは運転席側、一つ助手席側とずらした方が無難です。3列目の取り付けはやや適合性が高くないので、適合確認を忘れずに。
 
 チャイルドシートとジュニアシートは全く使い方が違う

一度ジュニアシートに仕立てると、再びチャイルドシートに戻すときに、ベルトの付け方がわからなくなりそうで心配です。マニュアルやビデオは必ず保管しておかないといけないでしょう。もちろん外したベルト類もきちんと保管を。当たり前のようですが、案外ルーズになるものです。
 
 インナークッションは適切に
構造はシンプルな箱型形状で、サイドの衝立が深いので、側面衝突にも対応出来そうな気がします。ただし、新生児用のインナークッションは体重6キロ以上で外すことになっています。「もったいないから」と長く使うと、却ってサポート性能を落とします。はずすことによって、重心が低くなり体の収まりもぐっとよくなりますから、より安心なのです。
EGモデルは上下が分割になってより使いやすくなりました。
 
 適合確認をお忘れなく
全体として、コストパフォーマンスが高く、人気が出る商品と思います。いろいろ迷ってもとりあえずこの商品にしておけば、それなりに使い回しがきき、失敗が少ないでしょう。究極の安全性能を求めるのでなければ充分な品物です。購入を検討する場合にはお車の適合確認をお忘れなく。

適合確認は下記のページでできます。
http://www.combibaby.com/carlist/frame.html

確認できなかった場合は、下記にて最新情報をお問合せください。
◆コンビ「お客様相談室」
電話  : 048-797-1000
受付時間: 10:00〜17:00(祝日を除く月〜金曜日)


 ショッピングページはこちらです 


■ Q&A

Q
Baby-Proで紹介されている欧州パターンが気になっています。
日本のカーシートとどう違うのでしょう。どちらがいいのでしょう ?
Answer

Apricaマシュマロシリーズやコンビゼウスターンなどの、一台で新生児から4歳近くまで使用できる「兼用タイプ」は、合理的で日本では一番のシェアを握っています。ここに一層「兼用」を極めたプリムロングが投入されます。

日本人は「兼用」が好きなので、カーシートもなるべく1台でいろいろ使えるものを好みます。プリムロングの開発もいかにも日本的で、ある意味必然とも感じます。

それに反し、ベビーシートを使用されている方の中には、ベビーシートの独特の使い勝手の良さや、安全性の高さを知っていて、こだわっている方があります。今後、日本でも安全意識が高まってくと、ひょっとしたら欧州の後を追って、ベビーシートの利用者が増えていくのかもしれません。

それぞれのタイプのメリット・デメリットをご案内します。

日本で主流の新生児対応チャイルドカーシート(兼用タイプ)

[ 兼用タイプのメリット ]

・赤ちゃんだけを乗せ降ししやすい。ベビーシートのような乗せ降しの都度の取り付け作業がいらない。
・多少価格は高いが、長く使える。(新生児からジュニアまでのものもある)
・アップリカのようなベッドタイプのものも選べる。
・高価格に見合う、品質感の高い細部の仕上げや、生地の手触りが得られる。

[ 兼用タイプのデメリット ]

・概して「重く」「複雑」で、頻繁な移動は出来ない。
・車に付けっぱなしになるので、夏などは異様に熱くなる。
・ベビーシートとチャイルドシートと2つ買ってもトータルの価格は変わらなかったりする。
・ジュニア兼用のものは、取り外したベルトの管理をしっかりしないとチャイルド仕様に復元できない。
・欧州並みの厳しい安全基準に日本も意向していった際、商品の性能がどの程度、
 発揮されるか疑問。(推測では欧州タイプにはかなわない)
   


日本人にとってデメリット部分は、現状、そんなに気にならないでしょう。

欧州の人たちだって、本当は一台でいろいろ使えるものを望んでいました。日本と変わりはしません。それなのに日本と欧州に違いが出てきたのは、繰り返される商品テストの影響です。安全性をとことん追求すると、ベビーシート・チャイルドシート・ジュニアシートという3段構えが、もっともお子さんの体には負担が少なく、高い安全性が保てるという欧州の検証の裏づけがあったからに他なりません。それらが心理的に欧州ユーザーの商品セレクトを変化させていったのです。

ベビーシートは、小さい赤ちゃんの安全を保つには、一つの理想形状です。サイズもフィットして、取り付けも3点式シートベルトで完全に巻きつけるため保持性が極めて高く、長い歴史の中で淘汰された欧州のカーシート市場で、高いシェアを誇ります。


カーシート先進国、ヨーロッパの製品によるカーシート組み合わせ例

[ 欧州タイプのメリット ]


<ベビーシート>
・軽く扱いやすい上、世界トップレベルの安全性が得られる。
・取り付け手順を間違えなければ、取り付けに強い力は要らない。
・気軽に家に持ち込めて簡易ラックとしても使えるので、お友達との集いが
 多い方、実家が近くで良く出かける方などはとっても重宝。

<チャイルドシート>
・欧州の1歳から4歳までのものは、概して軽く、取り付けも簡単。

<ジュニアシート>
・軽くて使い方が極めて簡単。欧州のサイドインパクトに対応した最新のものも選べる。

<全体として>
・複数のお子さんの出産を予定している場合は、各カーシートがエスカレーター式に
 うまく使いまわせる可能性が高い。

[ 欧州タイプのデメリット ]

・ベビーシートは短命。多くのものは9ヶ月。一部の大きい規格のもので15ヶ月程度まで。
・ベビーシートは乗降のつど取り付け作業が必要で少し面倒。
・フラットになるベッドタイプは基本的にない。
・最低3種類は購入しないといけないので、一人のお子さんで使用するにはロスが多い。
   


長く使える兼用タイプのチャイルドシートは概して重く、取り付けも手間なことが多いので、
それらを複数購入するより、軽く、取り付けも簡単な欧州タイプを使用する方が
使い勝手が全体的に向上する傾向にあります。
特に複数の車をお持ちの方にはメリットが大きいでしょう。

ただしこれも、「一度取り付けしたら外すことはない」という方には、メリットが少なくなります。
ベビーシートは使用の都度、取り付け作業も伴うので、億劫になる方もあります。
「面倒なことは一切避けたい」という方は、「兼用タイプ」が無難。


個人的には欧州タイプがお薦めなのですが、多分にケースバイケースです。
どんな使用スタイルが自分たちの生活にあっているか、
また赤ちゃんのために良さそうか、いろいろ想像してみてください。




 




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