介助犬コーナーにようこそ。 体調を崩していた所長も回復しました。これからまた介助犬育成に全力を尽く したいと思います。 全国の皆様よろしくお願い申し上げます。 2016年5月11日。 CORDELIA OF TOSHIE WORLD (介助犬) BIRTH 2003 6/18 CALL NAME NENE (ENGLAND ROCHEBYの系統です) SIRE:WINDFALL’S CELTIC HUNTER DAM:RUNA OF TOSHIE WORLD 介助犬訓練、マスターしております。いつでも介助犬としてお譲りできます。 家庭内での生活、オフィスなどでの生活、車、人ごみにもよく慣れています。 1/26 この子に関するお問い合わせに付きましては、ご住所、お名前(フルネイム)、電話番号(携帯は不可)を提示 してください。(MAILの場合)。また、お電話の場合は非通知、携帯電話は不可です。また、ご住所、お名前 (フルネイム)、自宅電話番号をおっしゃらない方にはお話はできかねますのでご理解、ご了承ください。また、 金額等に付きましてはお問い合わせ下さい。 参考にしてください。 介助犬クロの実際に行なった訓練方法、教育方法。 生後45日から4ヶ月までの訓練 介助犬クロは私どもの犬舎にて父親にイギリス輸入犬ノバークラフト チャンピオン。母親にバドウィンと言う イギリス輸入犬同士の間 に1996年10月11日に産まれました。生後40日ぐらいたった時に子犬のチェックを 私が行ないます。 その時ひと周り小さくひ弱だったのがクロでした。見るからに頼りなく,人様にお譲りすることは無理と思い 相談のうえ残す事になりました。生後45日から私とクロとのマンツーマンの生活が始まりました。朝、昼、夕方 1日3回の食事と排便,1回の時間は15分、その他の時間はペットゲイジの中で耐える練習です。そして2ヶ月間 は私の部屋に同居です。結構その時は大変でしたが、そう皆様の子犬と同じく便の始末に追われる毎日です。 お客様の中には便に対する質問等も多いのですが,私は全く気になりません、犬ですから便はしますしね。 人間といっしょですよ。しかし何回も失敗の繰り返し。でも私はニコニコと。ヨシヨシと言いながら掃除。 そのうちトイレコーナーにちゃんと出来るようになりました。クロと呼べば喜んで飛んでくる、来たら先ずほめ て、すぐに座れその連続、クロは私のを離れなくなりました。そしてその2ヶ月の間に私とクロの間には信じ 合うという強い絆が出来たように思います。当然寝るのは一緒のベッドでした。わたしの仕事が終わるのが夜9時 ですのでそれからがクロとの訓練時間と言いましょうか楽しい遊びの時間でした。遊びと訓練をうまく取り 入れながら、自然体で接しました。私の気に入らない事をしたら叱る、訓練が良く出来たらほめるその繰り 返し、お互い遠慮なし。クロは生後2ヶ月ちょっとで座れ、伏せ、待て、来いが出来るようになってました、 そして私といる時にはたえず私に気を配り、アイコンタクト(本当に良く人の目を見る子でした)も完璧に出きる ようになりました。遊びながら楽しく,厳しく!!かわいがるのも厳しさも相当な物だったと思います。それが 子犬に対する飼い主の義務であり愛情ですから、そうしてクロの大事な幼少期の訓練は良い成果をあげた わけです。忘れてました、夜一緒に寝る時にはクロはいつも私にくっついて寝ていました。そしてそれは いつも私の左横でした。 生後4ヶ月から6ヶ月の訓練 ワクチン等も終えた頃のクロの性能に非凡なものが見えてきました。それは物品持来でした。つまり人間 が投げた物を持って来るというレトリーバー独特の行為です。それは、もともと生後2ヶ月頃からの室内 での遊びのなかで行なってましたので、そのことはクロにとっては難しいことではなかったようです。今から 考えますと物品持来そのものがクロにとっては楽しくてならない物だったように思います。普通のラブでした らせいぜい10回も持ってくれば合格でしたが(この月齢で)クロの場合は20分でも30分でもOKでした 「もっとお父さん遊んでよ,何回でも私持って来るよ、お父さんの為だってら」とでも言っているようでした。 クロの表情はそれはそれは、可愛くて、ニコニコ笑っているようでした。ボールに対するこの持来欲には私自身 も驚きましたがシェパード専門の訓練士も驚きの様子でした。この時期クロは同じ月齢の子犬達3頭で犬舎暮 らしでした。運動管理、しつけ、いつも友達と一緒。座れ、伏せ、立ってマテの連続訓練。呼んだらすぐ来る,来た と同時に座る、一瞬おいて後へで私の左側に座る。5分ぐらいの脚側歩行の練習。ただ、クロの訓練は預かり 訓練で入校していただいてる犬達が終わってからでした。それまでは そうです。ひたすら1時間でも2時間でも 無駄吠え一つせず、私の行動から目を離さずじっと待つ事でした。この時期に訓練の90%をクリアーした ように思います。この時期に私はクロを介助犬にしようとかいっさい考えませんでした。考えたのはただひ とつ、「側においていて邪魔にならない子にしよう」、ただそれだけでした。その為に必要な訓練は全てこの 時期に行なったと思います。この時期一番必要性を感じてました 待て に付きましては多くの時間を 要しました。後になって感じたのですが生後45日から行なった遊びを兼ねたかなり厳しい時期があったから こそこの時期の訓練がスムースに行なえたように思われます。それとこの時期に車に乗せる練習も行ない ました。もちろんシートの上はだめです、下に座らせる練習を行ないました。この事には賛否両論あるでしょうが ,わたしの場合はシートの上には決して座らせませんでした。そのけじめこそ、犬と人間がうまく暮らせる条件 だと確信しているからです。 事件 クロが介助犬のトレーニングに入った頃の時でしたが仲間と一緒に排便中、他のきつい子に噛まれた みたいです。眼の下に深い傷を負いました。これは大変だと言う事で早速獣医のもとへ。獣医の先生「早速 縫いましょう。」私は考えました、麻酔をすれば治りが遅れるかもしれない。私は「先生、麻酔なしでお願い します。」と言いました。これくらいの事が耐えられなければ介助犬には到底なれないと、判断しました。 「クロ我慢しろよ」と心の中で呟きながら「待て」の命令を出しました。先生も「本当に麻酔なしでいいですか ?」と聞いてきましたが、私は「先生、これくらいの事が我慢できないクロじゃあないですよ」と強気で( 内心はクロごめんよと心の中でわびてはいましたが)答えました。先生も納得してくれたようで、傷の縫い合 わせが始まりました。クロは待ての命令がかかってますので、少しも動かず私のほうをじっと見ていました 。やがて麻酔なしの手術は無事終わりました。私は「クロ良く頑張ったね」と言って頭を軽くなでてやりました 、クロも満足げに私の目をじっと見ていました。私はクロの表情の中に命令に服従したこと、そしてそれを完璧に成し遂 げた充実感を見ました。45才の男、少し涙ぐみました。(なんて、すごい子だろう)その時私は、この 子だったら素晴らしい介助犬になれると確信したのでした。そしてクロと私の絆はさらに強くなったよう に思いました。 :この時期の訓練は失敗も多いものです。しかし訓練の失敗を恐れては前に進めません。失敗こそあなた 自信と犬とを成長させてくれるものです。失敗した時は1歩もとにもどってその原因を考えてみてください 。そして原因がわかったらやりなおしてみましょう。日々努力して下さい。素材のあるラブならばきっと応え てくれます。いっぱい無駄な本を読んで、知識のない人の考えに洗脳され、ただかわいがるだけでは最 終的に最悪の日々が間違いなくやってきますいっぱい笑って、いっぱい叱って、いっぱい涙したものだけが勝ち !!そして将来、人生最高のパートナーを得る事が出来るでしょう。 厳選されたラブドールはすばらしい、心からそう思います。 所長からの独り言。でも本当に大切な事ですよ。 最近、いやずっと私がラブラドーのブリーディングを始めてから一番多い質問は子犬の排便について です。今日は子犬の排便について少し書いてみます。 生後45日より5,6ヶ月の子犬というものは結構便をしますね。実際、大変かもしれません。しかし 良く考えてみますと飼い主のあなたも、赤ちゃんの時は両親か身近な方に、便のお世話駈けたので はないでしょうか?夜鳴きもしたはずです。まさかご自分で処理なさった方はいないはずです。夜鳴きも しなかった方はいないと思います。ですよね。じゃあやっぱり子犬の世話は飼い主のあなたが辛抱強く見な いと誰も見てくれませんよね。ただ、面白いのは子犬の排便に関して何も、一言も言わない方もいらっしゃ いますし、しょっちゅう電話、メールで問い合わせてくる方もいらっしゃると言う事です 。何故なのでしょうか?ほんの少し子犬にも本当の心の優しさと余裕を持って見てあげてください。 その後、数か月たって両方の飼い主の方とそのラブに会います。歴然としたちがいがそこでわかり ます。子犬を飼育する上で一番大切な時期に大切な教育を怠って小さな事ばかりに目が行ってはその子 犬は素直な気持ちを持った、心優しい、人間に対する深い愛情を持った素晴らしいラブには育ちません 。こちらが深い愛情を持って接すれば、子犬も必ずその気持ちに応えてくれます。私は思いますが、 人生何かにつけ粘りだと思います。本日は、以上です。追加です、子犬の寝床用に使用しているゲージと 、排便為の全く違う重めのゲージを用意してみてください。一日5回程排便コーナーに入れて排便のリズムを 作ってみてください。排便コーナーに入れているときに人間の方ばかりに気を取られてはしませんので、そ の場合はかくれて見えないところから様子を見てください。通常うまくやれば1週間ぐらいでマスターすると 思います。排便コーナーで出来た時は優しくゆっくりとした口調でほめてあげて下さい。 PS:愛情とは 決して甘やかす事ではないという事です。 以上クロの訓練方法を書きましたが、本当に素晴らしいラブラドールに育てようとお考えであれば上記 のように飼育してください。必ず納得のいくラブラドールに育つはずです。世界共通の言葉犬は飼い主に 似ると言います。いいかげんに育てればその子は駄目犬になりますし、厳格に育てれば素晴らしい犬に なります。「まーいいか1回ぐらい」と言う行動が取り返しのつかない犬にしてしまう最大の原因になる事 をお忘れなく。 お知らせ
皆様に 本を読むならば、塩屋賢一さんの書いたナツメ社の本が良いですよ。 また、私には自信が無いとか、飼育に失敗したようだと感じられた時には、出来るだけ早めに、とり返しがつかなくなる前 に私どもにお任せ下さい。全国から訓練に入校して頂いてます。 |
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介助犬とは、障害をお持ちの方に対するあらゆる介助が出来て、尚且つ心のケアーを行なえる犬であるべきと考えてます。一口に介助犬と言いましてもその方の障害の程度、またニーズにあった介助が出来なければなりません。そしてその方の生きていく上で心の糧となれるようでなければなりません。いわゆる心を持った介助犬。わたくしはそういう介助犬を作って行きたいと考えてます。 岡山介助犬協会定款
岡山介助犬協会代表 青木忠之 ラブラドール専門犬舎 トシエワールド代表 青木忠之 交配・子犬の購入につきましては、メールまたはTELにてお気軽にお問い合わせください。
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