東京マルイ:ハイキャパ5.1




ガスブローバック:2004年7月28日購入
ハイキャパシティM1911タイプをなんとなくメインに愛好しているので、このハイキャパ5.1もなんとなく購入。

モデルとなったSTIイーグル5.1(画像中 左側 KSC製)と。

スペックの高さなどなど製品としての完成度はさておき、このネーミングの駄目さ加減にはちょっと腹が立ちます。
刻印関係もまったくの意味不明で、とにかくモデルガン的なこだわりの無さの為にこの製品に興味を持てない人も多い事でしょう。

グリップ感・トリガーフィーリング・リコイルショック・連射時のサイクルダウンの少なさ・命中精度・安定した長距離弾道など、ガスブローバックガンとして文句をつけるべき点は一切無いと思います。
ハッキリ言って、実射性能は電動ガンのライフル並、ハンドガンでこれに勝る精度が望めるのはマルゼンのAPS-1グランドマスターくらいのものでしょう。

でも、それだけでは駄目なのが「トイガン」という奴だと思うのです。

ウェスタンアームズ社も「WAハイキャパシティ」でヒンシュクを買ったうえでストレイヤーヴォイト社とモデルアップの契約をしたという経緯がありまして(*)、マルイも見習った方が良いと思いますよ。

(*)KSCのSTIに先行されたため、SVとの契約が成立するのを待てず、オリジナルデザインでリリースせざるをえなかったという説もあり。


批判ついでに、いきなりトラブル報告をば。

ピストンリングのすっぽ抜けが発生します。
(青丸が正常位置、赤丸が異常な位置)
気温が高くマガジンがかなり温もった状態で、ピストンリング周囲がオイルで滑りが良くなっていると発生しやすいです。
ピストンリングのハマる溝の中からグリス・オイル類を除去すると抜けなくなりました。

ハンマースプリングハウジングの固定ピンが通る穴付近に亀裂が。
(接着補修済みなので、赤線でその位置を示しました)
グリップ・ハウジングともに硬質のABS樹脂で作られており、肉厚がやや薄めのために何かの拍子で割れてしまったのかと。
接着のきく素材で良かったですわ。


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