オールド・ノリタケの魅力
3年ぶりの新企画
presented since May 24th, 2004
特集
モールド技法による馬の表現
A WORLD OF HORSES IN OLD NORITAKE
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最近は、ペットや動物に「癒しの効果」があることから、
痴呆高齢者の介護施設や治療施設において
ペット療法が取り入れられています。
私も以前から動物好きで、
訳もなくオールドノリタケの動物ものに惹かれてきました。
以前からこのホームページで紹介しています「鳥たちの世界」もそのひとつですが、
今回、ひさしぶりに時間ができたので、新しい動物アイテムを紹介する特集を組むことにしました。
ゆっくり楽しんでいってください。
皆様がこのページで癒されますように。
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リラックスできる術を会得できたら、どんなに素晴らしいでしょう!
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きっと馬やポニーたちが、あなたの疲れを癒します。
モールドものに登場する馬たちは、
なぜか、少し悲し気である。
楽しそうに草原を駆けるような姿はない。
うつむいて、物静かな雰囲気が漂っている。
それがまた魅力であるのだが。
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1 ・ 2 ・ 3
4 ・ 5
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このページのアイテムは、どれもが明治後期から大正期の欧米への輸出もの。
裏印は、M in the wreathのNipponあるいはMade in Japanのどちらかである。
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「馬」というと、もう一つ連想するべきは、
ダイナミックな躍動感!。
モールドでは悲し気な馬が多いが、
オールドノリタケの馬アイテムにはエネルギーに溢れる意匠もある。
下のアイテムはその好例である。
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我が国の伝統的な画家達は欧米よりも動的な表現力を早い時期から身につけていた。
そのことは、別のページに紹介しているので参照して下さい。
ともかく森村のアイテムには、明治の初期から、
この豊かな表現力を陶磁器の意匠にも盛り込む姿勢が観察される。
特集した馬の世界は、いかがでしたか?。
今後も、馬に限らず動物アイテムを適宜増やしていきますので
時々覗きに来てくださいね。
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