オールド・ノリタケの魅力
2001年11月25日, 2ヶ月ぶりの更新!
新しい写真をふんだんにお見せします!
特集
もりあげMoriage
やっぱりオールド・ノリタケの最大の魅力!
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オールド・ノリタケの何が好き?と尋ねられたら、
「盛り上げMoriage」と答える人が、きっと一番多いだろう。
陶器の表面を立体的に装飾する技術のひとつ。
ノリタケでは、イッチン盛りという方法が多用されている。
簡単に言うと、ケーキのクリームを飾る様な方法であるらしい。
なにもノリタケ独自の技術ではないが、
なぜかノリタケの盛り上げは、素晴しく輝いているのだ。
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Moriage・盛り上げアイテムは、
オールド・ノリタケのなかでも、
いわゆるNippon期(1920年ころまで)のものにしか見られない。
つまり裏印がJapanになってからは、
ほとんど作られていない。
制作に相当な手間ひまを要するため、
テーブルウエアやデコが主流となってくると、
ノリタケの生産ラインから姿を消してしまったようである。
このような"ひび"(貫入?)も意匠に取り入れているようである。
多くのMoriageはより古くて、その形状故に、大変繊細なものでる。
オールド・ノリタケのなかでも、もっとも人々を魅了しているわけである。
人気があれば、当然のことながら、その評価が高くなる。
日本人だけでなく、アメリカ人もイギリス人も、
盛り上げが大好きなのである。
盛り上げは、彼等にとっても、MORIAGEなのである。
「Moriage」は、立派な英語になっている。
特にこの2-3年間で高騰し、本当にMoriageは高嶺の花になってきた。
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床の間に伊万里!?、それも良いけど、、、
現代の日本人にとって、畳の部屋はもうMinorな存在だ。
もっと生活スタイルにマッチしたものがあるにちがいない。
きっと、明治の陶磁器にもっと熱い視線が注がれる時期が来る。
明治の職人が、輸出用に丹念に仕上げた陶磁器のなかでも、
オールド・ノリタケの技術は卓越したものである。
盛り上げMoriageは、その代表なのだから、
今までの評価が低すぎたくらいである。
きっと、多くの人々から、さらに熱望されるようになる。
きっと、これからは、
床の間にMORIAGE!
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骨董界の流れもそれに呼応して次第に変わっていくだろう。
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今後、Moriageアイテムを適宜増やしていきます。
また、覗きに来てください。
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