フィルムケースロケットの研究


「飛べ、フィルムケースロケット」

1997年 5年一同


飛び出した瞬間の画像

動機
先生がフィルムケースを使ったロケットの話をされたので、私たちも飛ばしてみました。すると、よく飛んだので、どうすれば高くとぶのかを調べてみることにしました。
飛ぶしくみ
水(湯)の入ったフィルムケース、その中に発砲入浴剤をいれ、ふたをして平らな面に置きます。すると、ケース内の圧力が増してふたを押し出して飛んでいく。

原理)は、発砲入浴剤に水を入れると、二酸化炭素が発生し、
その圧力でフィルムケースの蓋を押し飛ばす現象を利用しています。

結構の圧力になりますので、注意して行ってください。!!

実験の様子です。

調べたこと:
1 水の量のちがいによる飛び方のちがい(高さ)1ml 2ml・・・
2 発砲入浴剤の量(重さ)による飛び方のちがい1g 2g 3g・・
3 水の温度による飛び方のちがい 25度 30度 35度 40度

発砲入浴剤は、上皿天秤ではかり、削って実験に使用した。

高さは、紙で物差しを作成し、校舎につるして使用したので、誤差がある。

わかったこと:

30〜40度のお湯5mlに発砲入浴剤を4gいれたときが、よく飛んだ。
6mから7m飛んだ。

これは、町内の科学発表会で発表した内容の抜粋です。


フィルムケースのロケットのことは、TVのニュースを参考にさせていただきました。



  二酸化炭素(CO2)のでる仕組みは、
             HOOC-C-H                   HOOC-C - H
                  ||      + NaHCO3  →         ||        + H2O + CO2
                H-C-COOH                   H-C-COONa

             (フタル酸)      (炭酸水素ナトリウム)  (フタル酸ナトリウム) (水) (二酸化炭素)


作成1997.10.15