私とめだかの出会いは...

ヒメダカ

 5年生理科のメダカの学習がはじまりである。それからというもの職場が変わ
るたびに、めだか探しが始まった。
 めだかは水槽に飼っているが、その地域に生息しているめだかを探すことから
はじまる。現在は、用水路もよくなり、なかなかめだかの住める場所が少なくなった。
 それでも、意外な所にいるものである。そんなとき、生き物の生命力を感じる。
用水路の清掃をしても、堰(せき)のくぼみは清掃しないので、そこに生息し
ていることもある。あるいは、支流の昔ながらの水路に逃げ込んでいる時もあ
る。
 水槽の大きさと飼うめだかの数は関係がある。およそ60cmの水槽で20ぴき
前後です。餌のやり方などで違いがある。環境に合うちょうどよい数になるま
で、争い死んでいく。
 水槽には浄化装置が必要である。温度管理は地域による。中に水草を入れて
おくとよい。
 また、たにしなどを入れておくと表面の藻を食べてくれます。ただ増えすぎ
ないように注意する。
 増やすには、水草を入れて隠れるところを作ることが必要である。
 親めだかは、たまごを食べてしまう。目の前で、たまごが食べられたのを子ど
もたちが見てびっくりしていた。
 たまごを生ませるには、餌と水温の管理をすれば生んでくれるようだ。自然の
状態にするということだろう。
 たまごは、別の水槽に入れて育てるのがよい。私は、たまごの観察のために、
試験管に1つずつ分けて入れることがある。
 気をつけることは、水温の管理と空気の入れ換えである。
 たまごの育ちは水温と関係があるようだ。
 生まれた子めだかは、3日ぐらいえさをたべない。その後、私はめだかのえさ
を乳鉢ですって、与えている。
 以前、子めだかを120ぴき程度育てたのですが、途中で藻の発生で水が緑に
なったので、少しバクテリアを入れたところ、次の日には、半分死んでしまい
悲しい思いをしました。それ以来、生き物を育てる時には自然が一番いいなと
思うようになりました。水が綺麗ということは必要だが、観賞用として考えす
ぎない方がよいと思う。
私のパソコン通信上(PCーVAN)のニックネームは「めだか」で出ていました。現在、PC-VAN「BIGLOBE」は解約しています。