理科「もののとけかた」 |
子どもの発想のすばらしさを感じた瞬間
アクリルの筒の利用
平成6年の5年生の理科の授業の中で、子ども達が考えた方法でした。子どもの
発想のすばらしさに感動したものでした。
はじめは、ザラメと食塩をビーカーの中に落として、1粒のとける様子をミクロ
で見ることから始めました。日頃から、ものを見るときには、マクロ的な見方と
ミクロ的な見方をするように話をしていました。
そのうちに、子ども達がもっと水深のとれるものを要求してきました。次に
メスシリンダーになりましたが、理科室にはそれ以上のものはありませんでした。
日頃から、家庭用品を売っている店を見るのが好きな私ですので、アクリルの筒が
頭に浮かびました。
筒にザラメ(コーヒーシュガー)を落とすと、上でもやもやしながら落ちていき、
最後には下にたまったもやもやに落ちてもやもやとさせる。
食塩を落とすと、途中で溶けてしまうようすがなんとなく不思議さを見せます。