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5月3日に、別府に旅行に行った。
午前9時頃、家族4人で行った。
僕は、松江かどこか、もう少し近いところがいいと思っていたが、
父親が、別府が言いといったので、そうなってしまった。
本当は5月4日に行く予定だったけど、
弟が5月5日には帰ると言ったので、急きょ変更になった。
いい天気だった。とても暑かった。
五日市インターから高速に乗った。
車はそんなに多くはなかった。
強い日差し、あまりない雲。
あたりの山々は、鮮やかな緑に覆われていた。
防音壁とか、アスファルトは、乾いた色をしていた。
そのなかで、さまざまな色の車が、動いていた。
車に乗って、別府へ行くというだけで、何かの解放感があった。

(助手席の窓から九州の景色を臨む)
高速を100キロぐらいで走る。
窓は閉めて、クーラーをかける。
設定温度は最初25度位だったけど、どんどん下がって
22度ぐらいになった。
インターの出口付近で、少し渋滞になったけど、そんなに不快ではなく。
僕は、車の中で、本を読んでいた。
途中3回ぐらい、トイレ休憩をはさんだ。
とても暑かったので、アイスクリームを食べた。
サービスエリアのアイスクリームはとても高くて、量が少ない。
味自体はそんなに悪くはなかったけど・・・・
12時近くになった。
「昼ご飯はどこで食べようか?」と言うことになって、
母親が、門司レトロ館で、食事した記憶があって、
「そこの中華料理でも。」
と言うことになった。
ちょうどいい時間だった。
門司で高速を降りて、
門司レトロ館に行った。
5月3日だから、どこの観光地も車で一杯だった。
地元の女性(おばさん)が、レトロ館にいくなら、
「市民病院の駐車場に止めなさい。」
と初対面の僕たちに、アドバイスしてきた。
そのとおりにして、門司レトロ館にはいった。
海辺に面した土地に、れんが造りの建物とか、古い船とかあった。
たくさんの人がいた。

(門司レトロ館でみた古船)
ストリートパフォーマンスとかもやっていた。
昼時なので、食事するところはどこも一杯で、
少し待たなければならなかった。
僕は、弟のデジカメ(コンタックス)をもって、うろうろしていた。
弟は、高校時代は写真部だったので、
写真には少しうるさい。
彼のデジカメは、コンタックスで、
カールツワイスレンズだった。
かなり高級なものだった。
弟は、お金持ちで、凝り性だったので、自分の好きなものには
とことんお金をかける。
こだわっていく。

(門司レトロ館で見たれんが造りの建物)
れんが造りの建物をとったり、
停泊している船をとったりした。
写真は下手だ。
僕自身が写真を撮るのもとられるのも嫌いだから、
カメラの操作なんか全然だめだった。
写真を撮ること自体は、観光している気分に浸れた。
『いい気分転換になった。』
昼ご飯は中華料理だった。
僕は、レストランかなにかで食事をするときは、
日替わり定食か、特別ランチを注文することにしていた。
僕はCランチ(酢豚、イカとエビの塩炒め、鳥の空揚げ)
母親はAランチ(酢豚、エビとイカのチリソース炒め、鳥の空揚げ)
父親は、ちゃんぽん(父親はラーメンが食べたかったらしい)
弟は、ニンニクの茎と細ぎり牛肉の炒め物と、水ギョウザとマーボー豆腐だった。
一応、各人が注文するけど、
結局、いろいろなものをみんなで食べることになった。
中華料理のいいところはそういうところだと思う。
ただ、問題なのは、料理の味が薄かった。
それと、甘い。
たぶん、万人向けにすると、そうなっていくのだろうけど。
本当に味がしなかった。
チリソースは全然甘くて、
『ケチャップで味付けされているのか?』
と思ったほどだった。
弟が、注文した、ニンニクの茎と細切り牛肉は、
僕が中華料理店で、バイトしていたときに、初めて食べて、
かなりおいしかった記憶があった。
以来、誰かに「中華料理で何がおいしいか?」と言われれば
「ニンニクの茎・・・」と言うようになったほどだ。
味は薄かったけど、かなりおいしかった。
量は一杯あったので空腹は満たされた。
後は、また高速に乗って、別府まで一直線だった。
途中、出口の渋滞に巻き込まれたりして、
結局ついたのは、午後5時頃だった。
最初は5月4日宿泊だったのを、5月3日に変更した。
その変更に応じたホテルだったので、
少し心配はしていた。
が、かなり良かった。
9階の角部屋で、眺めがかなり良かった。
早速、ホテル付属の風呂にはいった。
風呂は、まだ時間が早かったのか、ほとんど人はいなかった。
広い浴槽は、かなり気持ちが良かった。
人がいないのならなおさらだった。
風呂の中出からだが溶けていくようだった。
心労とかストレスとかもすべて、
お湯の中に無くなっていくようだった。
気分はかなり良かった。
夜7時頃、夕食。
部屋までもってきてくれた。
特別メニューで、関あじがあったので、
食べてみた。
たくさん量があって、食べきれないほどだった。
僕は、たくさんの種類をいろいろ食べて、
おなか一杯になるのが好きだから、
本当に満足だった。
とくに関あじは、普通魚の刺し身は、とても柔らかくて、
あまり好きではないのだけれど、関あじは身がしまっていて、
それなりに歯ごたえがあって、おいしかった。
7時30分ごろには、食事は終わっていた。
散歩がてらに、近くのスーパーまで、買い物に行った。
アイスクリームと、紅茶が欲しかった。
ホテルにはあるにはあるけど、高価で、種類も少ないので、
スーパーまで歩いた。
観光客も一杯いた。
紅茶を探したけど、”午後の紅茶”しかなかった。
(それも砂糖入りの)
かわりに、日本茶が一杯あった。
今ごろ、日本茶がブームなのだそうだ。
日本茶は、発酵させないので、甘味がない。
渋いから嫌い。
結局、いちばん安いウーロン茶にした。
アイスクリームは、たくさんあったけど、
あまり好みのものはなかった。
かち割り氷みたいなやつ(グレープフルーツ味)と
ラムネ味のキャンディーを買った。
食べながら帰った。
帰ると、布団が敷いてあると思っていたが、
食べ終わった皿すら片づけられていなかった。
「電話しても通じない」と弟が言った。
『そんなばかな・・・』と電話すると、
電話は通じた。
両親は、遊びに出かけたそうだ。
中居さんがやって来て、くだものと、吸い物があるそうだ。
吸い物は赤だしで、広島のほうでは、赤だしはのまない。
あと果物は、メロンとか、ミカンとかだった。
さっさと食べて、片づけてもらって、布団を敷いてもらった。
片づけて、布団を敷いている間に、外から見える景色を見ていた。
中居さんによると、個人が所有している城が山の上にあった。
ところどころから、湯煙が出ていた。
それを、多分レーザー光線でライトアップしていた。
近くのホテルのネオンとかが光っていた。
その光景は、観光地に来たのだという印象を強くしていた。
日常からの逃避という。旅の目的は、ほとんど達成されていた。
5月3日のテレビはこれといって面白くなかった。
家から持ってきたvaio 505 noteで、
angel type をauto playさせてみていた。
ちょうど、未憂を攻略している時で、
とてもセンチメンタルになってしまった。
なんか疲れていたので12時ぐらいには寝てしまった。
少し暑くて寝苦しかった。
汗を一杯かいた。
起きたのは午前4時頃だった。窓は東に面していて、
日の出が拝めた。
少しもやがかかっていたけど、なかなかいい日の出だった。

(窓から見た日の出の風景-弟が写した-)

それからすぐに風呂にはいった。
朝風呂はとても気持ちが良かった。
汗をかいた感覚が残っていたので、なおさらだった。
それから朝食、朝7時からだった。
バイキング形式だった。
パンが無かった。
ものすごく驚いた。
ご飯(米飯)はあった。
朝からご飯は食べれなかった。
マカロニサラダがあったので、それを大量に食べて、
炭水化物を補った。
あとは、塩のはいっていないトマトジュースがあったので、
たくさんのんだ。
たんぱく質は、ハムとソーセージ、
生野菜(レタスなど)を食べた。
朝7時に食事をとる習慣など無いので、あまり、おなかは減ってなかった。
帰りは8時頃チェックアウトした。
お土産を買った。
『仕事を休むのだから、それなりにしておかないと・・・』
途中で給油(僕の車は、かなり燃費が悪い)した。
ガソリンスタンドが、doutor coffeeを併設しているところで、
そこで、ice teaとチーズトーストを買った。
ice teaはまあまあだったけど、
チーズトーストは、最悪だった。
味が無かった。
僕は時々、味覚異常ではないかと思う。
近ごろものを食べて、味がしないものが多くなった。
昼間の中華料理と、チーズトースト
昼間の中華料理は、駐車場に帰る道すがら、弟に、
「味がしなかった。」というと。
「薄味だったね・・」と同意してくれた。
多分年をとって味覚も退化しているのだろうと思う。
晩ご飯もたくさん食べたけど、これといっておいしかったのは、
”関あじ”ぐらいしかなかった。

(帰りの風景)
今日は、3時に仕事に行かなければならなかったので、
とっとと帰った。