――その調子だ。このまま移動を続けるが、大丈夫か?――

想人が振り返って自分に声をかけている。見えない阿修羅の肩や腕に沿って、睡蓮の花がゆっくりと降りていく。

寿璃は意識の内で大きく息を吐いた。視界に浮く睡蓮を避けながら一歩阿修羅に寄って応えた。

――うん…、いいわ。行きましょう――



タカシトシコさんのサイトで、↑の場面を読んで猛烈に描きたくなっちゃって描いたもの。。
左が阿修羅、右が寿璃。のつもりデス;
タカシさんの文章は、読んでいるとアタマにイメージがすごく浮かんでくるので楽しいです♪
ホント、キレイだし〜