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三菱の液晶モニターRDT-176Sを買ってみた |
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調子の悪かった1710ディスプレイがついに逝ってしまいました。(←とはいっても今年の3月くらいのお話・・・) なんとか使えていたものが本当に使えなくなると、いろんな意味でショックが大きいですね・・・。 特に、予定外の急な出費が・・・。 |
Apple Vision1710Display逝く このモニターは管理人の相棒が使っていたもので、1年前くらいから使用中にフッと画面が暗くなったり、消えたりしていた。 以前、管理人が遭遇した「1710AVディスプレイ」のトラブルと全く同じ症状です。 (←1710と1710AVはスピーカーが付いているかいないかの違いで、中身は全く同じ) 電源を落として、しばらくビデオ回路を冷やすと(?)何事もなかったかのように復活するため、だましだまし使っていた訳です。 ところがある日、バチバチと音がしてブラウン管の中を7色の光が走ったかと思うと(本人談)、そのまま2度と画面が明るくなることはありませんでした・・・。電源は入るんですけど・・・。 修理すると6〜7万円かかると言われていたので、壊れるまで使って壊れたら買い換えよう!と思っていたのが、ついに現実の時を迎えてしまったわけです。 さて、困った。 これでは仕事にならないので、とりあえず使っていなかったiiyamaの14インチの液晶モニターをつないで、しばらくしのぐことにしましたが、画面は小さいし、画面解像度は低いし、色は最悪だしでお話にならない。 早急に何とかしなければ・・・ということでその週末いつものパソコンショップに直行!品定めを開始しました。 |
液晶かCRTか、純正かサードパーティ製か・・・ 安いのはCRTモニターですが(17インチで2〜3万円台!)、あの重さは引っ越しや部屋の模様換えの時にとても不便です。 液晶モニターの精度もかなり良くなってきたので17インチあたりの液晶モニターにすることにしました。 次に悩んだのがアップル純正にするか他社製品にするか・・・。 相棒が使っている本体は8500/180改なので、ADC端子もDVI端子もありません。 当然そのままでは純正モニターはつながりません(純正はADCのみ)。 管理人が仕事用とは別に所有しているG4/400は、ADCこそありませんがDVIは搭載されています。 このG4/400には1710AVディスプレイをつなげているので、この1710AVを8500/180改につなげて、新しく購入する液晶モニターをG4/400に使えば資産の無駄が一番少ないのでは?ということになりました。 しかし、ここで問題が・・・。 サードパーティーの製品はアナログとDVI両方に対応した製品が大半なので問題ありませんが、アップル純正はADC入力のみなので、これをDVI出力に対応させるためには「アップルDVI-ADC変換アダプターキット」を使わなくてはなりません。 これが高い!19,800円もするのです。 Apple Studio Display 17inchの89,800円とあわせると、合計で約11万円もしてしまいます。 片やサードパーティー製は5〜6万円台・・・。ん〜しばらく悩みましたよ。 お店の人に相談してみると「I/Oデータ製やiiyama製は安いけど品質的には論外!NANAO製は以前はクオリティが高かったけど、低価格機路線になってからはイマイチ。オススメはSHARP製か、三菱製ですがどちらかといえば三菱ですよ〜。で、三菱とアップルを比べるとアップル製の方が段違いにキレイです!!」 実はこのあたりの見解は管理人と同じなのですが、予想が確信に変わったことでさらに悩んでしまいました。 三菱のRDT176S(17インチ)は69,800円、1インチ大きいRDT186S(18インチ)でも89,800円、なのにアップルだと109,600円。 だけど純正品でいろいろと便利だし、画面がキレイだし・・・。 その場で結論が出ないので、カタログをもらって、いったん帰宅することにしました。 |
で、購入したのは・・・ あれこれ悩んだ結果、三菱のRDT176S(17インチ)にすることにしました。 アップル製は高いし、将来的に「アップルDVI-ADC変換アダプターキット」は絶対不要な物になるので無駄な出費。 しかも、本当に欲しいのはApple Cinema Display(22インチ)なので、とりあえず的に17インチはもったいない!という結論に至りました。 アップルを買ったつもりで三菱のRDT186S(18インチ)という手もあったのですが、画面サイズが1インチ大きいだけで画面解像度は17インチと全く同じ、その1インチの差に2万円払うのは惜しい気がしてやめました。 翌日、再度お店を訪れて、昨日接客してくれた店長さんに三菱のRDT176Sにする旨を伝えると「昨日の夜に販売価格が変更になったので、5,000円引きの64,800でいいですよ〜」というお声が・・・。 なんともラッキーな話。悩んだかいが(?)ありました。 |
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取り付けてみる・・・ とりあえずRDT176Sを8500/180改に付けてみます(CRTを移動するのが面倒くさくなったので・・・)。 モニターのアナログ端子はミニタイプ、マック本体の方は標準タイプなので、接続には変換コネクターが必要です。 サンワサプライ製の[AD-HD15MAC]を追加購入しました。 で、起動させてみると何〜か画面が変・・・画像が粗いし、よ〜く観察してみると画像が縦長です・・・。 |
Adobe Illustrator 5.5で正円を描いてみたところ。 ビミョ〜に縦方向に長く見えるのがわかりますか? |
これにはちゃんと理由があって、悪いのは8500/180改の本体側。 RDT176Sは推奨画面解像度が1280×1024ライン(マックでアナログ接続の場合は1280×960ライン)なのですが、8500/180改に付けているビデオカードが古くて1024×768ラインまでしか出力できないから・・・。 液晶モニターは推奨解像度できっちり出力しないとキレイに表示されないので、画像が多少粗く表示され、しかも無理矢理画面内に画像を納めているので多少縦長に表示されてしまうのです。 このビデオカードに添付されているソフトウエアでは擬似的に解像度を上げるモードがあるので、それを使って1280×960ラインを再現してみると・・・さっきよりはタテヨコ比は正確ですがやはり疑似再現だけあって画像がジリジリと揺れるフリッカーという現象がでてしまいます。 DVI接続ならマック本体で自動的に解像度を設定してくれるので、こんなことはないはずですが、やはりCRTモニターを移動させるのが面倒なので、8500/180改の1024×768ラインで当面しのぐことにします・・・。 |
RDT176Sはココがいい! 17インチモデルとしては標準的な1280×1024(SXGA)ラインをサポート。 しかも、輝度260cd/F、コントラスト比450:1というクラス最高(?)の表示能力を持っています。 液晶モニターは、輝度とコントラスト比の値が大きければ大きいほど画質が高いということになるので、カタログを見るときはこの部分を要チェックです。(←ビデオ回路などの性能などにも左右されるので、一応目安として) 視野角は上下左右それぞれ160°あり、少々斜めから見たぐらいでは画面が見えにくくなることはありません。 また、液晶の応答速度が16msと早いので、動画も高品位に表示できるらしいです。 入力は[DVI-D]と[アナログ・ミニD-SUB15ピン]の2系統を装備しており、接続するパソコンを選びません。 しかも、この2系統をモニター全面ボタンで切り替えることが出来るので、2台のパソコンを必要に応じて使い分けることが可能です。 一番気に入っている点は、そのスタイリッシュでシンプルなデザイン。 特に、左右の薄いベゼル幅(17.1mm)は、省スペースであると共に、画面が大きく見えるという効果も生みだしています。 電源ボタンなど、必要なスイッチ類は全てパネル前面にコンパクトに配されているため、とても使いやすく、シンプルなデザインに貢献しています。 アップル純正以外で、液晶モニターを選ぶならコレしかありませんよ!(たぶん・・・) でも、ケーブル1本で電源、信号、USBが取れてしまうアップル純正シリーズのほうが明らかに便利ではありますが・・・。 |
正面からのアップ。 Apple製品と比べると若干フォーカスが甘く、画面も暗く感じますが、 あくまでも比べてみれば!というレベル |
斜めから見ると、さすがにコントラストは弱くなりますが 文字の識別が出来なくなるほどではありません。 |
画面解像度があっていないと、 起動時に左図のような注意が表示されます。 親切と言えば親切だけど、表示のキャンセルは出来ないので いちいち表示されると結構うるさい。 |
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