ちまたでは、Jリーグ人気も以前ほどではなくなりました。でも地方に住んでいてもJリーグに熱くなっている人もいるのです。ここでは、特にひいきにしている横浜マリノスをサポートしていきます。なかなか生観戦することができないため、テレビ中継による観戦記が中心となりますが、日本代表の試合も含めて思うままに書いてみようと思っています。
(03/8/24更新)
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03年1stステージを終えて(03/8/24)
磐田、市原に助けられ何となく優勝してしまったマリノス。確かに終盤の五連勝が優勝には不可欠という条件で、実際に勝ち続けたことは評価できるが、まだまだ常勝にはほど遠いチームである。常にチームとしての問題点が浮かび上がって抜本解決をしなければとなる段階で、何となく良い結果を出してしまい、解決を先延ばしにしてきた経緯が過去に何度もある。岡田監督には常勝軍団となるチームに必要な基盤を是非作ってもらいたいものだが、この優勝が水を差さなければよいがと思う今日この頃である。このように考えてきた矢先、ナビスコ杯の準々決勝磐田戦、ジヴコビッチの退場で一人多い状況の中、1-0で負け。2ndステージ開幕戦ヴェルディ戦、2-0で折り返した後半に自分たちのミスから2点を返され引き分け、8/23の第2戦大分戦、マリノスは主力5人を欠きながら1-0で迎えた後半ロスタイム、コーナーキックから同点に追いつかれ引き分け。3試合とも圧倒的にボールを支配していたにも関わらずである。ここに恐らく問題があるのであろう。調子のいいときは左サイドのドゥトラ、右サイドの佐藤からの突破。そして中央の決定力があるが、どうも突破とセンタリングの精度、中での人数と配置がピタリと来ないとだめなのか。必要なときはリスクを犯してもボランチがゴール前に出る必要があるが、この辺りの連携が攻撃面で悪いのであろう。
磐田は2ndステージから藤田がオランダへ渡りどうなるか、同じ問題を抱えることになると思う。中盤からゴール前への飛び出し。福西はいるが、ウチにも遠藤や那須がいる。彼らの活躍が攻守の鍵となるだろう。
CSを終えて(2000シーズンで見えた課題)(12/10)
勝つという気持ち
CSは第2戦で、3-0も大差で破れてしまった。セカンドステージでのチームとしての実力差が出てしまった結果であろう。では、マリノスには勝機はなかったか。そんなことはない。恐らく3年前の磐田のような勝ち方であれば、可能性はあったかもしれない。一番大きな差は「何としてでも勝つ」という気持ちであろう。やはりマリノスにドゥンガの様な選手が必要なのかもしれない。個々の選手の能力はアントラーズとそれほど大きな差はないと思う。差があるとしたら、やはり気持ちの問題が大きい。
次に細かく考察してみます。
失点シーン
CS第2戦の失点シーンを考えると1点目は、攻撃に移ったときの中村のサイドチェンジがミスパスとなり小笠原にとられたところから始まった。ミスが原因の失点である。2点目は名良橋の2列目からの飛び出しがうまかったということで致し方なし。3点目は川口のミスというより仕方なかろう。と考えると1-0で負け、といずれにしても負けですね。
中村俊輔(攻撃に関して)
中村に一人で局面を打開したいという考えがあるのは解るが、もう少し簡単にボールを回して攻撃にスピードをつけて欲しい。そして周りの選手を生かして欲しい。マイボールになって全員が前掛かりになるべき時、他の選手の動き出しが遅い事が原因なのか、中村にボールが渡った段階で持ちすぎることが原因なのか、恐らく両方があるのだろう。中盤でボールを持ったとき、相手のDFの裏へ放り込むプレーをもう少ししても良いのではないか。またミドルももう少し打って良いのではないか。完璧に崩すというのは、このレベルの試合ではなかなか難しいので、崩せなくてもシュートでフィニッシュというようにしていかなければ、徐々に選手の疲労もたまるように思う。一度、エジミウソンがハーフウェイライン過ぎ辺りでボールを持って上がっていったとき、サイドを上がる選手がいないのにいらだっていたシーンがあった。初期のマリノスはカウンターを得意としていたが、今はそのカウンターに切れがない。
日本代表
試合開始10分くらいまで、マリノスの早いパス回しにアントラーズが翻弄されていた。これが90分出来れば(^^;。そしてシュートでフィニッシュと出来れば、まさに日本代表のようになれる(^^;。マリノスと日本代表は調子の悪い頃から似ているなあと思っていたが、ますますその考えを確固たるものとした。近い将来、日本代表の様なゲーム運びをマリノスが出来るようになるであろう。早いパス回しで相手を崩すという考え方は好きだし、見ていて楽しい。目指している路線は好きなので、このスタイルは変えずに完成度を高めて欲しい。
失点を少なく
攻撃に関しての目指す方向性ははっきりしているが、どの様に守るかが今ひとつはっきりしないのだろうか。やはりここで参考になるのも代表だろう。となるとポイントはボランチである。上野と遠藤のダブルボランチを基本とするのだろうか。いずれにしても、ある程度約束事をきちんと決めて、来シーズンに向けて守備を立て直す必要がある。セカンドステージはあまりにも失点が多すぎた。きちんとした守備から、マイボールとなったときどの様に中村を生かすかの攻撃の起点としてのボランチのポジションの層を厚くする必要もある。そう考えると遠藤の弟も京都から獲得してくれないかなあ。それともトルシエが監督になってくれたらマリノスは常勝軍団になるだろうか。
(シドニー五輪、日本代表良くやった!! 10/10)
9/14 南アフリカ戦
待ちに待った五輪。相手はトルシエと因縁の関係にある南アフリカです。アフリカ勢特有の身体能力の高さを存分に見せてくれました。特に1点目のヘディングはすごかった。戻る方向にジャンプし、ゴールへ頭を振ってのヘディング。あれはどうすることも出来ませんでした。日本勢は前半終了間際の左からの中村のフリーキックを高原に合わせゴール。2点目は中田のスルーパスから高原のゴール。失点は結果的に1点ですみましたが、4〜5点入れられていたような試合経過でした。それにしても南アフリカは強い。評判通りマッカーシーとフォーチュンは驚異でした。冷や冷やものの一勝でした。
9・17 スロバキア戦
点が取れそうで取れないイヤな展開。前半を0-0で折り返し、後半三浦からのセンタリングに真ん中から右へ開いた中田がヘッド。どんぴしゃりでした。2点目は速攻から高原がキーパーと1対1でシュート。こぼれたところへ稲本が走り込みゴール。終了間際に1点返されたのがよけいでしたが、まずは目標の2勝を達成。しかしなんとブラジルが南アフリカに1−3で敗戦。3試合目が消化試合ではなくなりました。
9・20 ブラジル戦
試合開始早々から、ブラジルがブラジルらしさを出して怒濤の攻めを見せます。前半5分にあっさり左からのセンタリングをアレックスにヘッドで決められ失点。その後の試合は互角に近い経過だった。決して力の差は大きくない。攻めに攻めた敗戦でした。他力本願ではありましたが、南アフリカがスロバキアに破れたため決勝トーナメントに2位で通過を決めました。
9/23 アメリカ戦
予選Dグループは2位通過で良かったかも。1位だと、初戦はカメルーン。しかも準決勝はナイジェリアとチリの勝者との対戦です。こちらの方は初戦がアメリカ戦、勝てばイタリア-スペインの勝者との対戦です。しかしアメリカ戦、残念ながら負けました。力の差はなかったと思う。PKのとられ方は納得できなかったけど、もう少し決めるべき時に決めておかないと苦しくなるぞ、ということを身をもって感じたことでしょう。この五輪、中田はどうも調子悪かったようだ。体の切れがない、パスが思うように通らない、などなど。しかし最後にトルシエがインタビューで言っていたように、選手にとって貴重な経験となったでしょう。アジア大会、そして2002年に向けて今新たなスタートに立ったわけです。トルシエは選手育成はうまいと思うのだが、試合中の采配は?という感じもある。今日の試合なんか、選手交代は三浦だけだし、延長もフルに戦ったというのにもう少しフレッシュな選手を出すべきだったのでは?例えば延長では、三浦を右に回して酒井に代えて本山とか、思い切って切れていない中田と本山を入れ替えるとか・・・。そしたらPKも中田は蹴らなくて良いし・・・。まあ、結果論になってしまいますが、トルシエの采配は決してベストではないですね。
(まさかの(^^;優勝;ジェフ戦 5/30)
まさか優勝できるとは思わなかった。マリノスのサポーターでも本当に優勝できると信じていた人は少数だろう。先週のセレッソ戦の敗退で90%以上、優勝はなくなったと思った。しかしサッカーは解らないですね。土曜日、NHKの2元放送(殆どはセレッソ-川崎F戦の中継でしたが)を見ていましたが、セレッソは硬くなっていましたね。マリノス戦の時は、失うものは何もないとばかり、中盤でのパスカット&鋭い速攻でセレッソらしい攻撃展開をしていました。しかし川崎F戦では、DFラインは下がり気味、そのため中盤でのプレスが効かない、そこでパスカットできても速攻が遅い、という悪循環でした。マリノスの方は、殆ど試合を見ていないので詳しいことは言えませんが、データからは押されまくった状況で少ないチャンスをものにし、特失点差で有利となる2点差で勝利を得ました。
今シーズンは混戦で、優勝チームの勝率は2番目に悪かったようです。ちなみに最も低い勝率は前回のマリノスの優勝時です。ナサケナ〜。上位チーム(セレッソ、柏、東京、磐田)にも負けているし、決して胸を張れる優勝ではありませんが、優勝は優勝。内容の向上を目指して、2ndは全勝めざして完全制覇と行きましょう。
(天王山、まさかの(^^;敗戦;セレッソ戦 5/20)
強い雨の中、殆ど事実上の決勝戦に近いセレッソ戦。残念ながら負けました。昼に清水が負けたため、勝てばマリノスの優勝が決まる試合でした。パスを繋いで崩すという形をある程度完成に近づけつつあったマリノスに、パスの制度が狂いやすい「雨」という条件は悪かった。しかし状況に合わせた戦術の選択が出来なかったのは、やはり力が無いせいか。
セレッソは、ある程度マリノスにボールを持たせて奪ってからの速攻という戦法です。その速攻の質が高い。やられました。でもシーズン初めの様子や先日の広島戦を思うと今日のような舞台でこのような試合が見れたのは、まあ良かったと思います。セレッソの攻め方にも自分たちのカラーを出そうと言う意識が見られましたし、納得の負けでしょうか(広島戦の敗戦は決して納得してないぞ〜)。
私なりに問題点を指摘しますと、
1.パスカットされすぎ
最悪なのがDFからMFへの段階でのパスカット。小村!!見てたぞ〜。ある程度余裕を持ってパスを受けているように見えるときも、背後からの敵のケアが足りず、奪われた場合も同じことですね。
2.攻撃に速さがない
うまくマリノス側がパスカットしたときも攻撃に速さがない。スペースがあるならドリブルしろ〜。すぐに後ろへボールを返すな〜。速攻の速さ&質は明らかにセレッソの方が上だった。
3.各人の能力に頼りすぎ
試合前、「組織でまもる」と聞いていたのですが、それはよいとして攻撃も「組織」を生かして欲しい。三浦〜。良いんだけど走り込む選手をもう少し使ってみては?エジミウソンとのワンツーで抜けた場面はOKでしょうが、シュート、枠に行ってね。上がっている松田をもう少し利用したり・・・。でも松田!!あそこまで上がるならセンタリングやシュート練習もFW並にやってね(もしかしてやってる?(^^;)。
しかし、前回の優勝時は日産時代の守備重視、カウンター攻撃の形でしたが、その後攻撃型のチームへ時間をかけて変えてきました。こうなると引いて守るチームへの対策が問題で、その後の4年間、徐々にその成果が出てきているようです。特に俊輔の加入&レベルアップが大きい。1stの優勝を逃しても必ず2ndはやってくれると思います。柳も元気に帰ってこい〜。
(優勝できるか? マリノス 5/14)
あと3節という段階でなぜか首位にいるマリノス。開幕当初からは全く予想も出来ない順位です。現段階での優勝の可能性を考察してみましょう。現時点で2位はセレッソ、3位清水、4位磐田、5位東京という状態です。恐らくこの5チームに絞られるでしょう。清水、磐田は1試合多く残しているため、自力優勝の可能性のあるのは清水です。しかしここのところ圧倒的な強さはない。どちらかというと失点を少なく、というチームなのですが、最少得点に苦労しているようです。そこで清水に残り4連勝は非常にきつい。しかも1試合でもVゴール勝ちとなると勝ち点はマリノスと並び、特失点差からはややマリノス有利か。また最終節に磐田戦を残しており、これが優勝決定への大きな決め手となりそうな予感です。我がマリノスですが、次節川崎フ戦は当然90分で勝つべきです。そしてカードをもらわないこと。2枚累積は、松田をはじめ3-4人います。なんといっても大きな決め手となる試合が20日のセレッソ戦。是非万全の態勢で戦わなくてはなりません。これは事実上の天王山か。セレッソも次節はアビスパで、それほど楽勝は出来ないでしょう。磐田ですが、最終節の清水以外は広島、神戸、京都です。順当に行けば勝てるでしょうが、1試合多いという影響がどれほど出るでしょうか。体力&カードともに問題です。東京は、市原、ヴェルディ、神戸が相手です。上位4チームが星のつぶし合いをしてしまうと優勝という可能性もあります。
マリノスに関しては、川崎フ戦はカードをもらわず90分で勝ち、セレッソに意地で競り勝つことが必須条件です。あとは清水が一度足踏みしてくれることを祈りましょう(こういうのはあまりよくありませんが(^^;)。5年ぶりの優勝は目の前です。
(これが首位の試合なの サンフ戦5/3)
ビッグアーチ行って参りました。前半の途中(だったかな?)、スタジアムの上空を何機ものヘリコプターが飛んでいき、子供達は喜んでいましたが、なんとバスジャックとは。おかげで帰路は、その影響で山陽道が一部通行止めになり、苦労しました。ほとほと疲れました。
試合はご存じの通り見るべきところもなく惨敗でした。連れも「これが今首位のチームなの」という始末です。すこしばかり感想を。
恐らくコイントスで勝って風上をとったのでしょうが、風上という利点を生かした攻撃は全く見られません。エジミウソンも裏をとる動きはあまり見られませんでした。確かに陰で相手DFにかなりいじめられていました。ボールの無いところで何度も転んだり、それを審判にアピールしていましたが、もう少しタフになれよなあ、という感じです。
永井ですが、彼が悪く見えるのは彼だけのせいなのかな。なかなかボールがもらえずに、しかたなくずるずる下がってくるように見えます。彼が前を向いて動けるような場合はチーム全体の動きがいい、というひとつのバロメーターのように思えますが如何でしょうか。FWでの使われ方は?な部分がありますが。
俊輔のパスも後半はかなり投げやりだったし、個人技に走ってしまった場面も見られました。でもあのループは惜しかったなあ。
失点の場面ですが、前半ロスタイムにDFの集中力が一瞬とぎれたところを入れられ、2点目は後半出場の元気いっぱいの藤本から久保へのここしかないというパスを決められました。これはあえていうなら、久保のマークがずれたのでしょうか。少しオフサイド気味にも見えたのですが、あざやかに決められました。あれはしょうがない。
しかし、やはりふがいないのがFW&MFでしょう。悪いときのいつものラグビーサッカーでした。三浦も中でなく、もう少しサイドをあがって欲しいし、遠藤ももう少しドリブルしても良いのではないか。DFでも松田のように前にスペースがあればドリブルするとか、前への意識をもっともとう。たまにスペースを狙う走りが見られますが、出す方と意識のずれがあるのかパスがこない、そのうちランを止めてしまうという悪循環もあるように感じました。
ポストプレーのできる選手が出られない試合は、それなりの戦術で戦わないと、エジミウソンにポストをやれというのは少し無理がある。DFにしてもフラット3に固執するのでなく、ライン統率になれないメンバーで戦うときは、マンマークにするとか工夫がほしい。これは素人の浅知恵でしょうかねえ。
(4/16 波に乗ってきたぞ、4連勝だ 名古屋戦)
雨の横浜国際、悪コンディションの中、連勝を4と延ばしました。首位磐田とは得失点差のみの差です。では、その試合の感想を。
前半は完全に名古屋のペース。ストイコビッチをフリーにしすぎたのが原因。いいようにパスを出されてしまった。福田のフィニッシュの精度が今一つだったことに助けられました。時にマリノスもカウンターを仕掛ける程度でした。
後半は、新外国人選手エジミウソン投入と遠藤をストイコビッチにつけたことが良かった。開始後から積極的に前線を動き回り、相手DFの裏をとろうとする動きはこれまでになかったFWの動きです。私はこのような動きの出来るFWを待ち望んでいました。開始早々に右のコーナーからのボールをゴール前に詰めていたエジミウソンがきっちり決めて先制。その後もチャンスを何度も作ります。しかし柳、あと3点は取れていたような・・・。勝ったから良かったものの、やはり1対1は決めてもらわないとなあ。守備に関しても後半はある程度安心してみていられました(一度小村が怪我で出たときは心配でしたが)。
で、この試合のMVPはといいますと、私的には前半を0に抑えた川口です。もし一点でもとられていたら、流れはがらっと変わっていたかもしれません。あとはエジミウソンかな。今後に本当に期待できます。是非、磐田に離されずにいきましょう。
(4/1、マリノス星を五分に戻す;鹿島戦)
優勝候補の一角と評価されながら、今シーズンは負けが先行している苦しい展開です。また前節のジュビロ戦はどうやらひどい試合だったようで、なんともはや・・・。今日は今シーズン初めてじっくりテレビ観戦できました。試合開始からかなり積極的に攻めるがシュートで終わらないいつもの展開。中頃には、なんとあのベベットの顔面に蹴りを食らわせた小村、カードがでなかったのがせめてものすくい。でも結局ベベットに一点とられてしまった。非常に柔らかいシュートで川口も反応できず。ベベットとしてはアトランタのリベンジというところでしょうか。まああれはしょうがない。強いてあげれば、不慣れな岡山にDFをさせたことが原因でしょうか。後半は少し気落ちして、他の部屋で別のことをしていた間に俊輔のコーナーキックから柳のヘッドで同点。見ていない方がいいのかもと変な舷を担ぎたくなりましたが、再びテレビ観戦。しかし今日動きの良かった波戸がペナルティーエリア内で残念ながら一発レッド。PKもビスマルクに決められ再び一点ビハインド。いつもならこれで負けパターンです。しかし一人少なくなってもDFは小村・松田の2バックという布陣であくまでも攻めの姿勢を忘れなかったのが良かった。鹿島はいつでも攻められる&少し逃げのパターンになっていたのが結果的に悪かったのでしょうか。前節で酷評された永井がピッチへ。左サイドを駆け上がっていった俊輔に対し、奈良橋が後ろからファールで2枚目のイエロー。ここからマリノスが怒濤の攻めを続けます。確かに、負けていてもいつか点が入るという予感を常に感じさせてくれていた。永井のドリブル突破から最終的に俊輔がミドルシュートで同点。終了間際にも永井のドリブル突破から、俊輔の低く早いセンタリングを柳が押し込み決勝ゴールでした。最後まで鹿島は気持ちを切り替えることができず、ずるずると負けてしまったという感じです。
やはり勝ち試合というのは、すべてがうまくかみ合っているという印象がありますね。うまくかみ合わないのとかみ合うのは、ほんの紙一重なのでしょう。立つ位置が半歩違うとか、パスのタイミングが一呼吸遅いとか・・・。これをきっかけに選手は何かをつかんでほしい。特に今日の後半、一人少なくなってからの攻めは良かったですよ。
(11/21、次節が正念場&五輪代表おめでとう)
Jリーグの第2ステージも残り2試合となり、優勝は清水、F・マリノス、名古屋、柏に絞られたようです。現時点で勝ち点差は清水とF・マリノスの差は5、清水断然有利は変わりません。次節、清水戦でF・マリノスが負けてしまうと、この時点で清水の優勝が決まってしまいます。絶対に負けられない一戦です。しかし、苦しいことに中村・井原・松田・バウベルが出場停止です。これは痛い。前回の優勝が95年ですから、そろそろもう一度優勝の感激を味わいたい。これを機会に使ってもらえる若い選手には是非力を出しきって、層の厚いところ(本当はポジションによっては厚くないんだけど)を見せてくれ〜。
日本五輪代表、出場権獲得おめでとう!!
終わってみれば順当に勝ったという感じですが、2次予選はカザフスタン、タイともなかなか手強かったですね。この世代では、十分世界(決勝トーナメントでも)に通じると思います。このレベルをいかにしてW杯世代まで維持するか。やはりJリーグのレベルアップでしょうか。あと欧州リーグとの人的交流を活発にして、移籍に関わる障壁を少なくする事でしょう。中村俊輔、つらいけどF・マリノスから欧州へ、いつの日かいってしまうんだろうな。
9/15(なぜ2連敗?)
ビッグアーチへ、行ってきました。台風が少し心配されましたが、予想より早く通過したようで残暑厳しい観戦となりました。入門口で、広島名物のしゃもじを頂き、喜んでいたのが結果的に悪かったようです。
今まで何度か、ビッグアーチには観戦に来ているのですが、このようなプレゼントは初めて。家族5人で出掛けたのですが、入場料を払ったのは両親と小学生の子だけで、あと2人は無料にも関わらず、しゃもじを4組ゲット!!こんなことで喜ぶんじゃなかった(涙)(帰宅してしゃもじを良く見たところ、「借りは返す、打倒、横浜Fマリノス 9・15」としっかり焼き付けてあった)
試合経過は公式サイトにあるとおりです。前半の城とバウベルの好機に得点できなかったのが痛かった。井原の退場はしかたないか。テレビには映っていないであろう場所で、かなり久保を痛めつけて(^^;、いましたから。生観戦だと色々解りますね。
問題なのは、やはり攻撃のスピードです。サンフとは明らかに違う!!マイボールになってから前へのフィードが遅い。永山にしても三浦にしてもどうも中へ入りすぎる。後半上野が時折、深澤へスルーパスを出していたが、やはりもっとサイドを使うべきでしょう。
深澤の得点は相手ディフェンダーを左右に揺さぶっての崩した得点でした。これは○。これからに期待ですね。是非サンフの久保のようになって欲しい。
失点ですが、1点目はクリアミスでしょう。クリアするならもっとはっきりすればいいのに。2点目は速攻からやられました。
全体的な印象ですが、ゴール前にも人が少ない、守備にも人が少ない、MFの皆さんどうしてるの?といったシーンが目立ちました。遠藤も目立ちませんでしたし。
面白かったのが、前半一度小村が右サイドを上がって、永山とワンツーで抜けた場面。その他、後半初め、井原が駆け上がってきて左へ出して自らペナルティーエリアへかけ込んだ場面。やはりうちの起爆剤はDFなんでしょうか。今日はあまり松田のフラフラ上がった場面は見られませんでした。
横パス(not side change)が多すぎる。これがやはり遅攻の原因では。サンフの攻めは解りやすかった。とにかく久保や藤本が常にスペースを付いてくる攻撃です。そこでたまらずファールをしてしまう。そういった展開です。マリノスがゴール前で手数をかけているのと大違いです。城ももう少しゴールを積極的に狙って欲しい。やはりシュートで終わらないとだんだん選手もサポーターもストレスがたまるのではないかな。
今まで首位にいたとはいえ、一時期の川崎、鹿島、磐田のような圧倒的な強さは感じませんでしたよね。今日のサンフ戦は相手が良かったといえるでしょう。
もう少し攻撃のバリエーションを増やさないと、到底優勝戦線に残れないのではと、思った一戦でした。
8/6(2ndステージ白星発進だが)
勝ちました。さい先の良いスタートと言えばそうなのですが。テレビ観戦でしたが、やはり攻撃にスピードがない、マイボールになってからの攻撃へのみんなの意志統一が感じられない、2列目辺りで攻めあぐねて、そしてボールをとられる、またはバックパス、という感じです。もう少しスペースを使う動きが欲しい。残念なのはオーバーラップした選手をあまりうまく使っていないこと。長い距離を折角走ってきたのだから、オーバーラップしてきた選手を使ってあげないと、次から上がってこないぞ、という印象を受けました。
ディフェンスはうまく機能していました。水沼さんが松田のことを「今日は最後まで集中が切れていない」とほめていましたし、井原がいなくても出来ることが証明されてしまいました(^^;。城の2得点も良かったですが、小村の1点がこれから彼の意識の盛り上がりを考えると収穫です。
攻撃面でもう少し意思の疎通が出来れば、いい結果が期待できそうです。
6/19(ナビスコ杯、3回戦進出決定)
少し小雨の降る中、丸亀へ行ってきました。どうにか勝ちましたが、内容はJと同様、中盤でのパスにこだわるあまり前に繋がらない、というパターンでした。前半は、引き分けでも良いマリノスと勝たなければいけないサンフの意識の違い(と思いたい)からか、サンフのペースでした。久保は相変わらず、こわい動きをしていましたが、MFの藤本という選手に要注意です。身体はそう大きくはないのですが、積極的に攻撃参加しており、何回か危険な場面を作られました。相対していたのが波戸ですが、そのため前半は良いところなし。時折、三浦のサイドからチャンスが出来る程度でした。後半は、中盤でのパス交換に頼らず、スペースがあれば、松田・小村が持って上がっていました。これからチャンスが結構出来るようになりました。前半は、上野とバウベルがボールをさばいていたようですが、後半はバウベルのポジションがFWに近い辺りに上がったようでした。
得点の入った場面もペナルティエリア右からのフリーキックのこぼれ玉にゴール付近に上がっていた小村から、上野にバックパス、そしてミドルシュートというパターンでした。FW吉田ですが、一度いいセンタリングあげ、城のヘッド。でもおしくもバー。自らも一度フリーでセンタリングを受け、ヘディングしたのですが、キーパーの正面でした。城も一度、キーパーと1:1をはずしてしまった。
問題点
1.ボールをキープしても、孤立してしまうこと。もっと早くサポートが欲しい。この問題に関して、磐田より明らかに劣っているようです。また逆にポジションが重なることが多いことから、総合的にポジショニングの問題でしょうか。
2.中盤の段階でサイドを替えるのに、スピードがない。これでは意味がない。サンフの方が明らかにサイドチェンジは意図してやっていた。
3.球離れが遅い。もう少し、ワンタッチでパスを交わした方が良いのに、と思います。そのためクロスのタイミングが合わないのか、城も怒っていた場面がありました。
まとめ
後半のようなサッカーをしていけば、きっかけがつかめそうに思いましたが、他に観戦された方、如何でしょう。ゴール裏観戦でなかったので、そちらの雰囲気は解りませんでしたが、よくまとまっていたようです。リーダーの方など全く知らないのですが、99かな98だったかな、の数字の書かれたトレーナーを着た方が拡声器を持って応援を統率されていました。雰囲気は良さそうでしたが。指定席のほうへも「一緒に応援しましょう」と声をかけられて、それに答えて多くの方が拍手をしていました。
4/25(U-20、快挙の準優勝)
今日の早朝(昨日の深夜)、スペインとの決勝を頑張ってみました。今回の結果は、過去にもないことだし大挙だと思います。確かに胸を張って帰ってこい、という気持ちでいます。
し・か・し・・・・・少しだけグチを言わせて下さい(^^;。どうも決勝前から(準決勝を勝ったあとの選手・コーチのコメントを聞いても)、これで満足、というような姿勢が感じられていました。その結果が大会タイとなる決勝での大敗。決勝は最初から、「ツメが甘い」、「プレスが弱い」、ひいては「勝ちたいという気持ちが感じられない」という印象でした。つまり、消化試合のような感じの戦い方の印象でした。(こんな事なら、早く寝ればよかった、と思ったほどです。)やはり、「優勝と準優勝には大きな隔たりがあり、この壁がなかなか越えられない」、という問題が、今後クローズアップされ、マスコミでも頻繁に語られるようになるかも知れません(心配だ)。
W杯でも、オランダ、スペインや今大会前までのフランスとドイツ、イタリア、ブラジルとの差を検討した理由を読んだことがあります。(ここに出入りされている方は、御存知でしょうが)。今回の決勝トーナメントは、一戦一戦を全力で戦うという戦術でしたが、今後は大会全体を考えた戦い方を考えていく必要があるでしょう。次大会も同様に決勝に出られる(ひいては決勝トーナメントに出られる)保障はないわけで、チャンスは生かす、という意識がないと・・・
銀メダルをかけてもらってはしゃいでいる姿を見て、「君たちは今日の試合に満足しているのか」、と言いたくて辛口の批評をあえてしました。
でもすごいことには違いありません。おめでとう!!
10/28(ベイスターズ、日本シリーズも制覇)
横浜ベイスターズが、日本シリーズでも勝利を勝ち取った。ここでも「ひょっとしたら、期待を裏切られるかも」と複雑な気持ちで応援していた大洋ホエールズファンの予想は裏切られた。シリーズ全試合を通じて横浜らしかった。勝つときは、次々と得点を重ねるパターン、特に第5戦は圧巻だった。シリーズ新記録の20安打には驚いた。第2戦と最終戦は、投手陣が頑張った締まった試合だった。斎藤隆はよく投げた。川村も頑張った。最後の佐々木も今シーズンを締めくくるにふさわしい投球だった。いずれにしても負け試合も含め、横浜らしかった。
これでベイスターズは常勝軍団になるのだろうか。来シーズンが正念場とも思うが、あまり不安材料がない。この点がマリノスと違うなあ。マリノスは優勝したシーズン終了後も、さまざまな問題点が議論された。今のベイスターズは、いってみればジュビロのような印象。点が取れるとわかれば、とことん取る。勝負に関して(野球とサッカーは違うといわれるかもしれないが、敢えて言わせてもらおう(^_^) )、結局個々の局面は個人対個人の対決であることには変わりない。どう考えても選手の勝負に対するこだわり、自分がやらねばという意識など、ベイスターズの選手には、やはり日本一にふさわしいものを持っているように感じられた。一昔前のホエールズとは違う。マリノスの選手も、日本代表である前に、マリノスの選手として勝負にこだわり、勝利に対して貪欲になり、ここ一番でキメテヤル、という意識を常に持ちつづけてほしい。
それにしても井原のファールが最近目に余るように思います。審判の見ていないところで結構ずるい事をしている。以前からやってはいましたが、トルシエ監督の指導の賜物なのでしょうか?悪いことをしても、あのさわやか系の笑顔で、以前は審判も少しはだまされているようでしたが、最近のファールはさすがに、取られてしまいます。井原の力量の低下とは思いたくないが・・・・。
10/11(横浜ベイスターズ優勝に寄せて)
ついに横浜が優勝した。生きている間には決して優勝を見ることはないだろうとまで思ったこともあっ