不正咬合の原因 不正咬合を起こす原因は、大きく分けて2つあります。 1つは遺伝によるもので、子供が親に似た歯並びや噛み合わせ、顔形(かおかたち)になるのはこのためです。 もう1つは、顎の骨の発育障害や、指しゃぶりなどの癖によるものです。また、乳歯の虫歯を治療しないで放置する ことも歯並びを悪くする原因となります。
治療時期と治療期間 治療時期としては、乳歯が抜けて永久歯に生え代わる小学生の時期から始めるのが最も良いのですが、中学生・ 高校生・大人になってからでも治療は十分可能です。最近は大人の矯正治療がずいぶん行われています。また、乳 歯の時期から始めた方が良い場合もあります。 治療期間は通常1年半〜2年くらいかかります。6カ月〜1年で治ることもありますが、2年半以上かかる場合もあ ります。また、治療後、大人になるまで観察が必要なこともあります。 通院回数は月に1〜2回ですが、治療時期および治療期間は不正咬合の程度や原因によっていろいろですので、 一度診察を受けて、最も良い時期に治療することが大切です。
治療開始にあたって 矯正治療では、治療前に歯の型をとったり、顔の写真やレントゲン写真をとり、遺伝関係や発育状況、習癖などを 詳細に調査した後、診断および治療計画を立て、治療を始めます。 矯正治療は虫歯などの治療と違って、期間が長くかかり、その期間中は月に1〜2度の割で来院していただき、 根気よく通って下さらないと治りません。治療を始めたら、途中で中断することのないように十分通院できる見通しが ついてから始めましょう。
治療費について 口唇裂・口蓋裂の患者さんの矯正治療については、健康保険が適用されます。また、当院は育成医療・更生医 療指定医療機関(歯科矯正)ですので、保険の個人負担分についても減額(または免除)が可能です。
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