第40回保育まつり
あそんで ともだちつくろう!
6月18日、第40回保育まつりが尾長小学校で開催されました。
4年ぶりの保育まつり
保育まつりは、「あそんで たべて ともだちつくろう」を合言葉に、遊びの文化を継承していく、参加者みんなで作っていくまつりです。
新型コロナウイルス感染症の影響で4年ぶりの開催でしたが、600人を越える親子や保育園職員が参加しました。感染拡大防止のため、以前行っていた調理員による手づくりドーナツなどの飲食コーナーはありませんでしたが、保育園支部ではスライム、牛乳パック人形、シャボン玉のコーナーを担当し、業務後に集まり会議や準備を行ってきました。
ワクワク高まる子どもたち 心ゆくまであそびこむ
オープニングには絵本の「ぐりとぐら」に扮した保育士が登場して、各コーナーの遊びの紹介をすると、子どもたちのワクワク感が高まりました。子どもたちの目がキラキラと輝く遊びのコーナーばかりで、親子で一緒になりながら、心ゆくまで楽しみました。ボランティアによる2本の長縄を跳ぶ「ダブルダッチ」という遊びでは「すごい!」「跳べた!」と跳んでいる本人や周囲からも歓声があがり、盛り上がりました。
保護者からも大好評
参加した保護者からは「コロナ禍で我が子を祭りに連れて行ったことがなかったので、とてもいい経験になった」「こんなに楽しい遊びを経験できてよかった」「家に帰ってからも作ったおもちゃで遊んだ」という感想が寄せられました。
コロナ禍で人と繋がってあそぶことが制限されていましたが、まつりでは子ども同士がつながり、とてもいい経験になりました。
学校給食調理員協議会 第43回定期総会
数は力! スイミーの如く 賢くたたかおう!
6月24日、学校給食調理員協議会(調理協)は、第43回定期総会を、中区地域福祉センターにおいて開催し、休日にも関わらず、42人が参加しました。
団結し困難に立ち向かおう
来賓として出席した市職労塩見中央執行委員長は、今まで経験してきた市民を巻き込んだ運動の数々に触れ、「困難な課題は山積しているが、今からの運動そのものが、先でどんな模様となるのかは、どう取り組むか次第。市職労一体となり頑張ろう」と挨拶しました。
松本事務局長、平野議長から、2022年度経過報告、決算報告、2023年度運動方針案、予算案、役員案が提案され、総会議長に選出された、船越小の藤田さんのスムーズな進行で、すべての議案が承認されました。
ふれあいの大切さなど 話題あふれる意見交換
総会の後半は意見交換の場とし、会場にマイクを回しました。調理協金森幹事の「自校調理の良さは、子どもたちとのふれあい。それによって子どもたちは幸せを感じることができる。市民に向けて、一歩踏み出した運動を作っていくべき」という発言には、会場から大きな拍手が起こりました。
6時間パートが夏季研修に出席する際の時間外勤務対応についてや、頸肩腕健診を受けることの意味についてなどの質問に対して、平野議長から説明がありました。また、いろいろな形のリーダーシップの取り方があることや、6時間パートの待遇改善が必要であることなど、話題は多岐にわたりました。
「参加してよかった」 力を合わせる大切さ実感した総会
最後は、2022年度をもって副議長を退任する豊嶋さんが、絵本のスイミーを組合になぞらえた閉会挨拶で締めくくりました。参加者からは「参加してよかった。組合加入を呼びかけます」「今日聞いたことを職場の仲間に伝えます」と前向きな感想が聞こえました。
スイミーのように、たとえ一人一人の力は弱くても、知恵と勇気をもって、賢く闘っていこうと、気持ちを一つにできた定期総会でした。
第24回現業評全国学習交流集会
第23回現業労働学校
全国各地で職員採用再開
公共サービスの大切な担い手
6月17日、18日に、姫路市において「現業評全国学習交流集会」と「現業労働学校」が、3年ぶりにリアルで開催されました。20地方組織と48単組から106名が参加しました。
住民は民間委託を望んでいない
1日目は、大阪自治労連坂田副執行委員長を講師に、「〜現業職場で公共を取り戻すために〜『公共』を手放さなかった大阪での3つの経験から」と題した記念講演が行われました。公共を取り戻した事例として、守口市学童保育の全面委託による指導員の雇い止めをめぐる裁判での和解、吹田市市民課業務委託計画の撤回、大阪広域水道企業団への7市統合白紙撤回について挙げられました。
自治体労働組合の情報発信により、住民運動が起こり、議会の論戦を通じて問題点が浮き彫りになる場合があることを学習しました。組合活動の中で、住民要求とつながっていくことの大切さを改めて感じた講演でした。2日目は、給食、用務、清掃、都道府県職、4つの分科会と、労働学校に分かれて学習しました。
増える自然災害に 現業が役割発揮
現業職は、『単純労務であり、専門性を問わず、それゆえ低賃金である』とレッテルを貼られてきました。長い間、退職者不補充で非正規化が押し進められてきましたが、全国的に採用が再開している市町村も見られました。職員の高齢化や、定数削減が限界にきているためとされていますが、全国各地で頻発する自然災害への対応には、直営の現業職員の存在がなくてはならないと、当局が認識したことも理由の一つです。一度手放した公共は取りもどすことが難しい。現状を守り、公共を手放さない粘り強い闘いを繰り広げなければと再認識する集会となりました。
第38回網の目平和行進
核抑止では こどもたちに平和な未来を残せない
6月23日、第38回網の目平和行進が、市内4カ所(稲荷橋西詰、池田銅像前、御幸橋西詰、旧福島生協病院前)から平和公園噴水前まで全体で約200人で行われました。
網の目平和行進は、被爆41年を機に、平和と核兵器廃絶を願うヒロシマの教職員が、その思いを伝えようと始めました。今では8月6日に向けたヒロシマの平和運動のスタート集会として位置づけられています。
「核兵器なくそう」「軍事費減らせ」などのシュプレヒコールを行い、市民にアピールしました。南コースでは、おなじみの猫バスが小トトロを従えて登場し、沿道の注目を集め、手を振る子どもたちやスマホで写真を撮る若者たちの姿も見られました。
平和公園での集結集会では、ロシアによるウクライナ侵攻の報道を目にした子どもたちが「ロシアはどうして話し合いで解決しないの?」と疑問を抱いていたというエピソードが紹介されました。私たちはこの問いに答える努力が求められており、核抑止ではなく核廃絶し、子どもたちに平和な未来を残していかなくてはなりません。
日本政府に今こそ「核兵器禁止条約」への署名・批准を求めて、これからも活動していくことを参加者と共有し、集会を終えました。