飼育疑問点

 

未だに疑問だらけのシロ@ヨウム養育だが

2年前、我が家にヨウム幼鳥@生後4ヶ月を迎えた時は

「飼育方法」「給餌」「行動」・・と、わからない事だらけ!

全ての事が不安・疑心暗鬼だった

国内外のネットで色々と勉強させて貰い

お陰様で、シロは無事に病気もせず元気に育ってくれている

あらためて、こんぱまるさん/ネットのヨウム飼いさん/各種通販店に感謝し

これからヨウムを迎える方/迎えた方に、参考になればと

お迎えしてから2年間のシロ@ヨウムを育てるうえで

パパ個人が感じた不安/疑問への自問自答集

alek@urban.ne.jp

 

 

***ヨウム迎え入れ時期***

可能ならば「挿し餌」が終わる頃(生後4ヶ月前後)が最善と思うが

運命的な出会いをしたヨウムなら

貴方の愛情さえ在れば、生後1ー2年の若鳥でも問題は少なく

あとは、ヨウム個体と貴方の相性次第/貴方の飼育環境次第

 

ー参考:幼鳥と若鳥の外見差ー

外見(尾羽・虹彩など)で判断出来ない時は、ヨウムの舌を見てみよう

幼鳥(生後半年前後)・・シロは舌の色に、肌色部分が残っていた

若鳥(生後1年前後)・・シロは舌の色が、真っ黒に変化した

 

 

***ヨウム迎え入れ環境***

出来る限り、太陽光線が当たる南向きの部屋が望ましく

暑い時期は・・エアコン調節よりも、自然の風を取り入れて換気通風

寒い時期は・・幼鳥期:25度、若鳥1ー2年目:20度前後で育児

迎え入れ後、最低1年間は外泊しない!

もしくは、面倒を見る家族が居るのが最善

また

ヨウム粉と言われる脂粉が、部屋中に舞い散るので

貴方の健康の為にも「空気清浄機」を事前に購入される事をお勧めします

 

 

***ヨウム食餌***

可能な限り「無農薬生産物」を主体にして「合成食品類」は避けた方が無難

「シード」か?「ペレット」か?で悩むかもしれないが・・要は、貴方次第

ただし

幼鳥時(幼鳥羽根が換羽終了迄)は、高い栄養を考慮

フォーミュラー(鳥用の粉ミルクみたいな物)卒業後は

高品質の幼鳥用ペレット・無農薬野菜・ヒマワリ種など各種の給餌が重要

生後1年までの給餌内容が、以後の健康/食生活を左右すると思っている

***参考画像:青菜嫌いの仔には、こんな給餌方法も一考***

また、生後1年以降は

無理に主食を固定せずに、様々な食餌を偏らずに給餌する事が必要

天然水/ベランダ菜園/季節の野菜果物/スプラウトなど高品質の食餌

 

 

***ヨウム各種サプリメント***

この2年間、シロ@ヨウムが使用し続けているのは

天然鉱泉水・・自然な形で体内に取り入れられる各種ミネラル成分

乳酸菌・・腸内の善玉菌を増やし、健全な食欲/消化/糞

各種ハーブミックス・・免疫体質育成/強壮/病気予防

ー購入先は、リンクページ「洋鵡の環」参照ー

 

 

***ヨウム性格・性質***

グループで行動し、夜間は木の上で寝て

日中は、集団で地上に降り餌を探したりしている野生ヨウム

**参考映像2.6MB/野生ヨウム***

 

「物事を親・仲間から学び成長する」

「仲間/グループが傍に居ると安心して食事」

「被捕食者として、目新しい物には警戒・恐怖心」

・・などの習性を考えて・・

目新しい食餌/オモチャ/環境に慣れるのは、貴方次第

急に変化させないで、少しずつ混入/変化させると安心し

ヨウムのストレス(体重減少/毛引き/恐怖感など)を少なく出来る

 

 

***オモチャ止まり木***

オモチャは購入するよりも、自分で身近な物を使って製作/調達する方が

総合的にも安心/安全/安価で、貴方の愛情を鳥さんに理解して貰えると思う

ー参考日記/画像:2003年3月前半9月前半などー

ヨウムが好むのは「音がする」「囓れる」「揺れる」「ぶら下がれる」

ただし

木=自然木、金属=ステンレス、皮=天然なめし皮、紙=無着色・・と

囓って口に入れても安全/殺菌消毒/無着色を心がける

 

止まり木は、出来れば囓れるように「皮の付いた自然木」が最善

幹の太さは、ヨウムには「直径25ミリー35ミリ」前後が最適

個人的には、ヨウム幼鳥に「堅すぎるマンザニータ」は勧められない

 

 

***日光浴水浴び***

鳥さんの精神面・健康面と全てに於いて非常に大事な事

毛引き予防/病気予防対策としても、日光浴&水浴びが勧められている

幼鳥換羽が始まる前/半年未満の幼鳥時には、注意が必要だが

なるべく早い時期から、日光浴&水浴びの楽しさを教えて「健康な体質」に改善

シロの場合は、生後4ヶ月/お迎え10日後の1月下旬から

誕生して初めて?最初の「霧吹きシャワー」を開始した

ー参考日記/2002年1月日記

水道水を使う時は

備長炭を入れて有害物質除去」「煮沸後、冷蔵庫保存で一晩汲み置く

 

 

***爪切り羽根切り***

爪の適切な長さとは?

「平面な上に立った時に、足裏全体と爪先が平面に接する状態」

 

幼鳥で迎えた時は、最初の換羽が始まる(生後半年ー1年)迄は

最初から幼鳥風切り羽根カット済みの方が、安全対策としては良いと思う

その後の羽根カットは

幼鳥換羽が完全に終了(生後1年ー1年半)して

飛行を完全に習得(生後1年半前後)後に、貴方の飼育環境に依って判断

これ以前の

羽根カット&爪カットの同時カットは

まだ完全に飛行習得して無いのに、爪もカットされて不安定な体勢保持と

ヨウムの精神/肉体成長面から見て、パパ個人の意見としては勧められない

 

 

***お散歩外出***

鳥さんと一緒に外出してみたい!自由に外で飛ばしてやりたい!

ヨウム飼いで無くとも、鳥飼いさんなら一度は夢見ることだが

不慮の事故で「驚いて飛び立ち」「行方を見失う」事例は多い

!!この現実だけは、決して忘れないで欲しい!!

!!どんな形にせよ「ペット・ロス」は、お互いに辛い事!!

この事を理解した上での

「風切り羽根カット」「ハーネス装着」「リード装着」

外の世界に同伴するか、どうかは貴方の考え方次第です

 

 

***噛み癖呼び鳴き癖***

最初が肝心で、大事な「躾」だと思いますが

鳥さんは「噛む」「鳴く」のが当たり前だと思って接して下さい

怒る時には怒って教えても悪くは在りませんが、あくまで相手は鳥さん/子供

子供の気持ちになって心穏やかに接していれば、何時かは治まって来ると思います

!!優しい言葉で誉めて、誉め尽くして育児する事が重要!!

!!言葉で注意するのみで、鳥さんに体罰は厳禁!!

精細な躾方法は

こんぱまる/各ヨウム出身店に直接相談してみよう

 

 

***物真似お喋り***

早ければ、生後半年前後より開始しますが

生後1年までは「人間語」の記憶期間と思って下さい

生後1年ー1年半頃から、はっきりとした言葉に聞こえ始めます

教えると言うよりも・・

人間の幼児・子供と接する気持ちで居れば

自然と「貴方の言葉と行動」を関連付けて喋り出します

普段から貴方の行動と共に話しかけて居れば、必ず覚えて喋り始めます

 

 

***自我の芽生え魔の二歳時***

一般的には、生後半年頃から「自我が芽生え」始め

生後1年弱ー1年半頃に「人間側から見ると問題行動」と思える行為

ー強く噛む・無駄に鳴く・ケージに戻らない・言うことを聞かない等々ー

 

現在のシロは

2歳になって、まだ4ヶ月間しか過ぎてませんが

「魔の2歳児」って何だろう?と思える今日この頃です

むしろ、パパに甘える行為が増えたような気がしています

もしかして

シロの場合は、生後1年弱ー1年半頃の「自我の芽生え」と思って居たものが

俗に言う「反抗期」「魔の2歳児」時期だったのかも知れません

***平成16年秋・追記***

食餌/サプリメント」「オモチャ製作方法

成長変化/異変」「癖/行動の謎

に付いて、個別に再編集

生後4ヶ月ー満5歳までの育児記録は

満5歳以降のヨウム成鳥記録は

直にシロ@パパに会って質問されたい方は

 

パパのシロに対する基本信念は、単純そのもの

「鳥さんの立場えてみる