RX−8に純正外の機器を付けちゃおう!(ナビ編) その1

電源取り出しのページにも写真をのっけていましたが、私の8にはPanasonicのデルナビが載っています。CD-ROMナビですが、個人的には機能も十分で、なにより一体型で操作も本体だけでできるので、タッチパネル並に操作性はいいほうだと思います。
ただ、取り付けを助手席のボルトに固定するフレキシブルアームを使っているため、助手席に乗った人からは邪魔で、あんまり評判はよくありません。
純正のナビトレイに乗っかる対応機種に買い換えることも考えたのですが、それだけの理由で買い換えるのもねぇ...と、思っていた矢先、ふとディーラにオイル交換に行ったとき、「純正のナビトレイって注文したらいつ頃入りますかねぇ?」と聞いて見たところ、「あ、今日の午後には入りますよ」
とたんに「純正ナビトレイを加工して純正外(指定外かな?)ナビを付けちゃおう」計画が発動してしまいました。(^_^;)

これが対応前の取り付け方です。操作性は悪くないのですが、確かに助手席からは邪魔になりますね。
準備したのは左のものです。
まずはナビ本体(あたりまえ)、次に純正のナビトレイ(ディーラで注文してたしか8,500円程度)、最後にカーショップで見つけた汎用の液晶カーテレビスタンド(案外高価で3,000円ぐらい)です。

普通の本体とディスプレイが別のナビなら、ネジ穴の位置を調整するぐらいでつけれると思うのですが、一体型なので完全に固定すると、CD-ROMの交換ができなくなってしまいます。
よって、なんとか取り付けたあとでも本体が取り外せる構造にする必要があったため、液晶カーテレビスタンドを別途買ってきました。
これは、取り付けたあとでもテレビ部分がワンタッチで取り外せる機構になっています。
とはいえ、本当に欲しいのはこの「ワンタッチで取り外せる機構」の部分だけなんですけどね...

これが手を入れる前のダッシュボードです。
センターのダッシュボードを外したところです。
わりと奥行きがあります。ここに1DINのナビつける人もいるようですね。

詳しいはずし方はあちこちのページで紹介してあるので割愛しますが、まずシフトノブを外し、シフトのまわりのカバーを外し、灰皿を外し、オーディオユニットを外し、エアコン吹き出し口をはずしてやっとダッシュボードを取り外すことができます。
これまたネジはあんまり無く、ツメだらけで固定してあるので変に力を入れたりすると急に外れたりして危険です。特にシフトノブを外したあとは何かでカバーしておかないと、オーディオユニットを取り外すときにぶつけかねません。また、オーディオ裏のコネクタが外しにくく(ケーブルも短い)コツが必要です。

※ナビトレイの説明書には、この辺の取り外し方法については記載がありません。あらかじめWebで探しておくか、純正オーディオの取り付け説明書を見つけておいたほうがいいと思います。

取り外したダッシュボードの裏です。
写真では分かりにくいのですが、最初から切り取り線が書いてあります。ナビトレイ付属のマニュアルに詳しく書いてあるので、そのとおりにリブをカットしたあと、固定用の穴を二つと、ナビトレイが入る大きな穴をあけます。
今回は、ホームセンタで格安で売っていたジグソーを買ってきて、一気に切り抜きました。相手はプラスチックなので、そんなに難しくはないのですが、ダッシュボードが複雑な形状であるため、ジグソーが入らないところがあったりして一部ドリルとカッターナイフを併用する必要がありました。
ここは、ミニルータみたいなコンパクトな機械を使った方がうまくいきそうです。付属のマニュアルには「超音波カッター」を使えと書いてありましたが、これってどんな道具なんでしょう?売ってるのかなぁ??
さっそくナビトレイをはめてみました。
心配していたフチの仕上げの悪さが、うまく隠れてくれました。(^。^)v
ディスプレイとナビ本体が別ならば、直接このトレイにディスプレイを固定するのですが、今回は一体型ナビなので、取り外せるようにする必要があります。
ナビトレイに、汎用の液晶カーテレビスタンドを分解して取り外した「ワンタッチ着脱機構」をボルトで固定できるように、位置決めをします。
白いものは、位置決めして書き込めるようにと、穴あけするときのドリルのすべりを抑えるために貼っているマスキングテープです。
そのままでは、ナビ本体が前すぎてうまく置けなくなることが分かったので、着脱機構が収まるように穴をあけました。
また、電源やGPSアンテナのケーブルを通せるように、穴をあけました。
マスキングテープを剥がし、着脱機構を固定したところです。
ちなみに、穴あけはドリルとリーマで広げたあと、先の細いデザインナイフで微調整しました。角穴も、同じ方法であけることができます。(丸穴をあけておいて、ナイフで四角く削る)
ナビを載せてみるとこんな感じです。
加工したダッシュボードをクルマに取り付けます。
あらかじめ開けておいた穴からGPSアンテナと電源ケーブルを引っ張り出し、ナビに接続します。
ナビには固定用の金具と「ワンタッチ着脱シュー」が取り付けてあります。
そのまま、パチンとはめれば固定完了です。

これでとりあえず取り付けに問題がないことを確認して、エアコン吹き出し口、オーディオ、灰皿、シフトまわりと順番に戻して生きます。
やはり、「パチン」とはめ込んだあと、数本のボルトで固定するだけです。

こんな感じに仕上がりました。
ナビ本体の着脱も問題ありません。

しかし...

思った位置に取り付けられたのですが、大きな問題がひとつありました。
私、身長が160cmで、シートの低いRX−8に乗ると特に左前がほとんど見えないのです。
ところが、ナビをこの位置につけると、ますます見えなくなってしまいます。これは、この旧型デルナビが液晶の下にスピーカがついていて、ディスプレイ単体もものや、最近のDVDデルナビ(ナビトレイ対応機種)に比べ背が高いことが原因です。安全性にも問題が生じます。
まあ、背伸びするか、座布団でもひけばいいのでしょうが、どうも気になります。

あと、そう。あと2cmでも低くなれば、大分視界が広がるのに...

(~ヘ~)ウーン

(・o・) あ。そうか、低くすればいいんだ。

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