〜 ラスベガスの旅・3 〜
【シアトルの空港にて】
今回のアメリカ、最初の到着地はシータック空港ことシアトル・タコマ国際空港。
まずは乗り継ぎの便の確保、その前に入国手続き。私の番になってパスポートと書類を提出、パスポートをチェックしてスタンプを押してる間にこんな会話が。
「(もちろん英語)前の女の子(枝豆のこと)は友達?(書類の滞在先などを見て)」
「はい。」
「ところで、ボーイフレンドはいないの?」
「へっ? あ、いませんよ。」
「え〜っ、いない?君にボーイフレンドがいないなんてもったいない。君をほっとくなんて日本の男の子は何を考えてるの?
ふ〜ん、君の名前はAKIKOっていうのか、良い名前だね。」
「あ、有り難うございます。(少々愛想笑い気味)」
「もしも君がアメリカに住むことになったら、僕がボーイフレンドになってあげる。約束するよ。」
「へ?(結構パニクってる)」
入国チェックの時にはへらへらと笑わない、目的を聞かれたら「さいとしーんぐ」と言いなさい、とよくガイドブックなどに書かれているが、今回の私は愛想笑いも含めて笑いまくり、何と入国審査官のおじさん(結構良いお年の人よ)はIMMIGRATIONスタンプを押して、「プレゼント」と、スタンプの横に手書きで「ニコちゃんマーク」を書き加えてくれた。(^o^)大阪から飛行機が遅れて結構イライラした所もあったのだが、このおじさんがそんな気持ちをやわらげてくれた。ありがとう、にこちゃんおじさん。(^o^)
さあ、本格的にアメリカに入ったぞ。まずはノースのカウンターに行こう!
飛行機が遅れたせいか、すでにたくさんの人が並んでいる。一応日本語が通じそうなのでほっとしてると、私たちの番になると、いきなり日本語の話せる人が消えた。仕方なく必死で乗り継ぎの手配をお願いすると、やっぱり18時39分発の便が押さえられているとのこと、しかもアラスカ航空。やはり他の便には変わらないので、時間をつぶさねばならない。そうこうしてるとまた日本語の通じる方が戻ってこられたので「行きたい、行きたい、シアトル行きたい!」と訴えたらちょっと難色。
でも、「行っては行けません。」ではなく、「行くと帰れなくなってしまうかもしれませんよ。」と言う反応だったので、「私たちはただでさえ日程が短いのに飛行機が遅れてしまって、今日は夕方からラスベガスで用事があったのに(本当は用事なんて
入ってないけど、でもやることは決めてたので予定が狂ったのは事実)それもキャンセル、せめてシアトル観光でもしないと浮かばれない。」と訴えたら納得してくれた、そして、ここでもお詫びということで26ドルの食事券を頂いた。空港内で使えるらしい。早く空港に戻ってきたら使うことにしよう。
さて、ガイドブックによりますと、空港〜シアトルの町はタクシーで約30分。時計を見ると14時30分、余裕を見て17時頃に戻るとしても2時間は町にいられる、さあ、空港を出てシアトルに行くぞ〜っ。(^O^)/