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新しい視点で○○○を活動する okayama_koutaikyou

プロフィールprofile

岡山高退教(岡山県高校・障害児学校 退職教職員の会)の自己紹介のページです。

このページの目次 
会長挨拶(2025年新年に当たって)
 組織・役員
 岡山高退教とはどんな組織?
 高退教発足の原点は?
 高退教結成40周年
 高退教の歩み
 入会案内


新しい年をむかえ
長 藤原


    藤原洋

穏やかな新年を迎えましたが、昨年の元旦には能登半島で大地震、津波があり、その惨状をテレビで見るにつけ、正月気分になれなかったなあ、とまず能登のことを思いました。

昨年、被団協がノーベル平和賞を受賞したことは大きなニュースになりました。しかし、日本政府は 4 年前に国連で採択された核兵器禁止条約には署名も批准もしていません。今年の会議にも政府としてのオブザーバー参加はしないと言っています。「覇権主義的な動きを強める中国や、核・ミサイル開発を続ける北朝鮮など、日本をとりまく安全保障環境は厳しい。」と、アメリカの核の傘のもとでの核抑止の必要性を強調し、唯一の被爆国でありながら核禁止条約には背を向けています。アメリカを中心とする「同盟国」との軍事協力、日本の軍事力の強化を図ろうとしています。

「日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権はこれを認めない。」という憲法を持つ国です。

「国際紛争を解決する手段」として、日本政府は、自国の軍事力強化や、同盟国との軍事協力を強めるという「威嚇」ではなく、戦争をしない国という誇りをもって、誠実な平和外交の努力をするのが日本の役割だと思っています。その役割を果たすために首相や外務大臣がアメリカや諸外国を飛び回るのであれば大賛成です。

アメリカではトランプ氏が再び大統領になりました。アメリカファーストと言っています。地球の温暖化など意に介さないです。石破内閣は所信表明で、日米の同盟強化を図るためにアメリカ大統領と会談すると述べています。私の願いとは違うようです。

ヨーロッパでも排他的、右傾化が進み、政情が不安定なようです。昨年の衆議院選挙では裏金問題への国民の批判が高まり、自民党が議席を減らし、自公政権が少数与党になったという変化はありました。しかし、根本的な政策である軍事費の大幅増、憲法改悪などという方向は変わってはいません。

今年も政治の状況がまず気になりました。

岡山高退教は、新しい会員が増えないという課題を抱えています。定年退職後もほとんどの人が再任用として働き、さらに常勤や非常勤として働く人もいて、いつ入会を誘えばいいのかその機会がつかめないという状態です。会員の皆様が、同僚だった人に個々に声掛けをして誘うのが一番の策ではないかと話しています。ぜひ心当たりの人を誘って仲間に加わってもらってください。

各支部の交流会は幹事を中心に楽しい企画を立てています。自然歴史探訪も昨年から再開しました。作品展も今年は 25 回を迎えます。ぜひふるって作品をお寄せください。一方で平和、教育、暮らしなどの課題にも、高退教としてできることに取り組んでいきたいと思っています。ご協力をよろしくお願いします。

組織・役員
2024年度(20247月〜20256月)

役 職 氏  名 支部
会長 藤原 斌 備南
副会長 難波 欽子 岡山
  小川 澄雄 岡山 
村田 秀石 高教組
事務局長 山本 和弘 岡山
事務局次長 藤原 洋平 備北
美甘  晃 岡山
花田 千春 岡山
和田  茂 岡山
幹事 井上 俊清 岡山
田中 豊子 岡山
島田 宏恵 岡山
川鍋 暢子 岡山
綾野 保晴 備南
犬飼 繁 備南
岡田 憲朗 旭東
岸本 幹雄 旭東
清水 親義 備西
西  功 備西
土井 彰 備北
逸見 健治 備北
奧埜 貴之 美作
森藤 康郎 美作
会計監査 杭田 利晃 美作
津嶋 宣夫 岡山
顧問 萱  英次 備南

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岡山高退教とは、どんな組織?
岡山県高校・障害児学校退職教職員の会(岡山高退教)は、岡山県の公立高等学校(中等学校、障害児学校の退職教職員が集う親睦・交流の組織です。
1980年5月結成以来、まもなく40年を迎えます。
退職後も心豊かに輝いて生きていこうと、「遊び7割、運動3割」をモットーに、 趣味や特技を広げ交流したり、楽しい旅行を企画したり、また、「退職後の暮らしと健康、平和と民主主義、子どもと教育を守る」などの運動にもとりくんでいます。岡山、旭東、備南、備北、美作の五つの支部ごとのとりくみも多彩です。
全日本退職教職員連絡協議会(全退教)に加盟し、全国各地の退教組織とも交流しています。
岡山高退教の入会呼びかけや会則会費についてはコチラをご覧ください。

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高退教発足の原点は?

岡山高退教は、1980年5月に「岡山県高等学校退職教職員協議会」(高退協岡山)として117名で結成され、1997年7月に「岡山県高校・障害児学校退職教職員の会」(高退教岡山)と名称を変更して今日に至ります。
会報第1号の巻頭に、初代会長の長谷川清先生はこう記しておられます。

私たちの高退協ができました

会長  長谷川 清
組合と直結する私たちの高退協ができました。
今までにも当然あるぺきものがなかったような気がします。,近ごろ国の政治が逆行しているのではないかという疑いが濃くなりました。 この 時に高退協結成は必然であり、 まことに時宜を得たものと思われます。
はからずも重要な役を与えられました私は、 全会員と高教組の皆さんに導かれて、 常に正しい方向へ会の活動が前進することを念願いたします。幸い入会者が他県に劣らず多いということは、喜びにたえません。 私は、 この夏、西欧を訪ねてみて、老人が元気に街を歩いているのが一番目 につきました。 社会保障が進んでいるな、直感しました。
日本が近年急速に平均寿命が伸びた大きな要因の一つに者人医療の無料化で、 老人が医者にかかりやすくなったことがあげられています。有料化はまさに逆行です。アイスランドに次ぐ第2位という平均寿命のの背後の実態をきびしく問うて、 真にそれにふさわしい社会保障制度の実現をめさしてたたかいましょう。 (最終動務校=天城)

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また、創立20周年記念誌には、このような文章も寄せられています。

本会創設 20周年を迎えて 長谷川  
(前略)
〇 当時の岡山高教組委員長八木原藤義さんから示唆を受け、 私達退職教師の会で戦争体験を綴ることに会員全員が努力した結晶があの『戦争の潮騷』でした。当時も今も変らず国家・社会に危機の水位がいよいよ高まり、特に戦争の歴史の無視が進行する中で、 私達はあの著述を回想して感ずるところがいよいよ深まる感じです。
会誌の各号に、 種々の貴重な随想がのせられ、 会員の新たな自覚と思考を深めたことが改めて意識されます。 自然と歴史の探訪−−−会の計画又各会員個人の考えにより、県内・国内・国外と実施され、20周年記念中国歴史の旅もまこと貴重なものでした。 又、 展示会が開かれ会員の趣味の豊かさが示され楽しく、又教えられます。
〇 最後に 反動攻勢に抗して真の日本人のための教育創造の旗をいよいよ高く掲げましょう。この自覚をわが高退教もいよいよ強く! (完)

こうした先輩方の思いを引き継ぎ、ますます元気に頑張っています。

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岡山高退教結成40周年


岡山高退教は、2020年,設立40周年を迎えました。これを記念して様々な記念行事を計画していましたが、新型コロナ感染症の影響で、一部の変更、延期などを余儀なくされています。
設立40周年記念誌(「会報」記念号)と記念DVDを発行し、会員及び友誼団体、関係者の方にお届けしました。

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高退教の歩み

「高退教の歩み(2000-2019)のページをご覧ください

入会案内

お気軽にお問い合わせください。

あなたも岡山高退教へ

“ひとりぼっちの退職教職員にならない”
“ひとりぼっちの退職教職員をつくらない”

岡山高退教は,岡山県の公立高等学校(中等学校,障害児学校の退職教職員が, 「退職後のひとりぼっちをなくそう」との願いから集まった 親睦・交流の組織です。
198058日岡山県高等学校退職教職員協議会(岡山高退協)として結成され,1997年,岡山県高校・障害児学校退職教職員の会(岡山高退教)と名称を変更。2020年には満40周年を迎えました。40周年記念誌の巻頭に寄せて,当時の萱栄次会長は「私たち高退教は,『ひとりぼっちの退職教職員にならない』『ひとりぼっちの退職教職員をつくらない』のスローガンのもと,『会員相互の親睦・交流七分,運動三分』のとりくみを,『教え子を再び戦場に送らない』立場を基本に展開してきたところです。」と,これまでを振り返っています。
全国的には,現在52の退教(県・高)の仲間とともに,全日本退職教職員連絡協議会(略称:全退教)に加盟して,とりくみを進めています。

心豊かな退職生活のため,あなたもどうぞご参加ください。

主な活動
★各支部で支部交流集会(3月〜4月)
★新自然歴史探訪
★定期総会(7月上旬)
★国民平和行進(7月中旬) 
★日本高齢者大会(9月)
★全退教ツアー(10月〜11月)
★中国・九州・沖縄ブロック学習交流集会(11月)
★署名運動(年金・教育・平和など) 
★会報発行(年5〜6回)   など

会費

○年額2,500円

○入会時に11年分の会費として25,000円(10年分に相当)を一括前納できる。

○年度内に85歳に達する会員に長寿の祝いをし,以後の会費を免除する。