進路保障のとりくみ(2020年度)
高校生の就職について労働局、県教委などへ要請
今年度も,岡山就職連絡会(正式名称:働くルールを確立し,就職保障と人権を守る岡山連絡会)による要請行動をおこないました。
12月22日(火)には岡山労働局と岡山県雇用労働政策課に対し,12月25日(金)には県教委高校教育課に対して1時間程度,要請書を提出し意見交換をおこないました。今年度は新型コロナウィルスの影響を受け,就職採用試験も1か月遅らせる異例の措置もとられました。就職希望者が減少していることもあり,幸いにも就職の内定率そのものは昨年とさほど変わりませんが,今後は予断を許さない状況かと思います。当局側もそのあたりを考慮し,12月23日に,労働局長,県知事,県教育長の3者で例年にはない異例の懇談を企業側とおこなっています。内定取り消しなど絶対にないよう,また,来年度も青年の正規雇用を維持してほしいなど,あわせて要請したようです。
長年の私たちの要請や活動により,就職試験での差別的な採用や不適切な質問はほぼないような状況になってきました。今後も差別のない公正な採用の維持はもとより,青年層が希望を持って社会に出ていき,夢を持って働き続けられるよう就職連として活動していきます。今後も高校現場の先生方や生徒,卒業生たちの声をお聞かせください。