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支えあい、助けあい、高めあう。岡山高教組

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2023年度のとりくみ

正規の実習教員増と各種手当の拡充を  
−実習教員部−

2023年7月13日(木)県庁分庁舎(旧三光荘)において、県教委との独自交渉を持ちました。県教委からは秋山教職員課長以下5名、高教組からは池田部長(真庭(久世))ほか5名が参加しました。
冒頭、実習現場の状況を説明した後、事前に提出した質問に県教委から回答がありました。2023年度の実習教員の正規率は、県調べで52.3%と5年連続で下げ続いていました。約10年で14ポイントも下がっています。これについて池田部長より、任期が短いので技術の引継ぎや実習の進め方、圃場や周りの住民、企業の方との連携に支障が出ている事などの実態を訴え、正規の職員を増やすことを要求しました。 次に各種手当の増額と支給対象者の拡大について意見を述べました。
この中で宿日直手当について現在4,400円の支給になっています。遠方からの通勤や1日かかる管理などを考えるとそれに見合った額とは言えません。また、複数人で日直を行った場合でも支給できるのか?学校閉庁日も支給対象にならないか?などの要求を行いました。県教委からは、金額は高いとは言えない学校閉庁日の支給は意見を伝え、複数人での日直手当支給は規定に人数の規定はないので支給は可能との回答を得ました。 また、産振手当の増額も要求しました。教育活動に必要な資格取得については「まだまだ研究中」との回答にとどまり、具体的な回答は得られませんでした。交渉団からは引き続き問題解決に向けてとりくんでもらうこと、必要な情報等があれば声をかけてもらうことなどを確認しました。さらに、主任実習助手選考試験の条件である教職経験年数10年の見直しについて話しましたが明確な回答はありませんでした。最後に、今後も独自交渉を継続していくことを確認いたしました

2022年度

 

3年ぶり参集型で開催、情報・交流活発に −全教実習教員部 第30回全国学習交流集会 in 岡山−

10月8日(土)〜9日(日)に、 全教実習教員部が主催する全国学習交流集会が岡山で行われました。
日高教実習教員部から数えて30回目の節目となる本集会は3年ぶりの現地集合型集会となり、全国から52名の先生方が参加し、交流を深めることができました。 8日は、備前市の夢幻庵備前焼工房にて備前焼手ひねり体験をしました。初めて体験する先生方が多く、生徒目線になり実験・実習教育の入り口である体験から学ぶ時の気持ちや感動を再認識することができました。
9日は5つの分科会に分かれて交流を深めました。各分科会で提出されたレポートを元に話し合われた中には、各道府県によって様々な取り組みや悩み、今後に役立つ情報等が飛び交い、どの分科会も対面だからこそ伝わる熱い想いで話し合うことができ、とても充実した時間となりました。
最後に魚住部長が、「様々な職種、学校がある中で一枚岩になりにくいのが現状だが、働いていく中での思いを散りぢりせず、あとに続く若い世代がより働きやすい環境を作っていくことも大事な使命。そのためにも今働いている先生方の環境改善のために全力を尽くしていきたい」とあいさつし、閉会しました。
来年は、近畿ブロック和歌山県で行われます。近畿のおまけ、影が薄い、山しかない田舎など残念なイメージですが、多品目で収穫量No.1、話題の多い観光名所など見どころはたくさんあります。是非、皆さん来年は和歌山へ車で『つーれーもていーこらー』(和歌山弁で一緒に行きましょう。) 【小原 二郎さん/高梁城南】

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全教実教部全国学習交流集会in岡山を成功させよう −実習教員部2022年度委員会(総会)−

   7月2日(土)おかやま西川原プラザを会場に開催しました。
総会では、昨年度の総括や今年度の活動方針、役員を可決しました。  
総括の中で、後継者育成の学習会をどの様にとりくむのか?といった意見が出されました。出席者の中から参集型も良い点があるがもっと気軽に実教部の活動を知ってもらうために「実教部チャンネル」の様な動画配信を行ってはどうか?年間4回ほど同じテーマで学習会を開催し集まりやすい形を作ってはどうか?など積極的な意見交換がなされました。今後のとりくみとして議論を深めていきたいと思います。  
今年度のとりくみでは、10月に全教実習教員部第30回全国学習交流集会が岡山で開催されます。会場までの案内やアピールの読み上げなどの役割分担を決定しました。  
また、2022年度の役員を決定しました。引き続き部長に池田勉(真庭(久世))を副部長に苅田実(瀬戸南)、山根裕生(津山工業)、杉本政人(新見(北))、小原二郎(高梁城南)、高見昌義(岡山南支援)を選出しました。  
【池田 勉さん/真庭(久世)】

「兼実習教諭」が表示されるよう全庁システムを改修 −実習教員部 県教委との独自交渉−

 7月5日(火)県警分庁舎において、県教委との独自交渉を持ちました。県教委からは浜原教職員課副課長ほか2名、高教組からは池田部長(真庭(久世))ほか3名が参加しました。  
冒頭、実習現場の状況を説明した後、事前に提出した質問に県教委から回答がありました。2022年度の実習教員の正規率については、県の調べでは56.3%と4年連続で下がっていました。このことについて池田部長より、任期が短いので技術の引継ぎや実習の進め方、圃場や周りの住民、企業の方との連携に支障が出ていることなどの実態を訴え、正規の実習教員を増やすことを要求しました。  
また、前回の確定交渉において「研究してまいりたい」と回答のあった実習教諭の職名については8月にシステム改修があるのでそこで変更するとが確認できました。しかし、「主任実習助手」から「主任実習助手兼実習教諭」になるため、我々は、実習教諭の方は「実習教諭」で良いのではないか?と問いましたが、話はまとまりませんでした。教育活動に必要な資格取得については「まだまだ研究中」との回答にとどまり、具体的な回答は得られませんでした。交渉団からは引き続き問題解決に向けてとりくんでもらうこと、必要な情報があれば声をかけてもらうことなどを確認しました。  さらに、主任実習助手選考試験の条件である教職経験年数10年の見直しや、再任用1級の賃金改善、実習教員の教諭任用、特別支援学校における授業の専門性についてなどの問題について話しましたが、明確な回答はありませんでした。  最後に、今後も独自交渉を継続していくことを確認しました。  
【池田 勉さん/真庭(久世)】  
 

2023年度教育予算要求申入れ

 と き:8/26(金)打合せ14:15〜 / 交渉15:00〜17:00  
ところ:おかやま西川原プラザ別館(岡山市中区西川原255)

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全教実習教員部 中国・四国・九州ブロック学習交流集会 in 岡山 1月29日(土)全教実習教員部

中国・四国・九州ブロック学習交流集会in岡山を開催しました。
各組織より18名の参加がありました。当初、集まっての交流集会を予定していましたが、新型コロナウイルス感染拡大のためオンラインでの開催に変更しました。岡山県からは池田部長(真庭)ほか計6名が参加しました。
半日の日程で、学習会と各県の情勢、課題交流をおこないました。
全教実習教員部長魚住知一さんより「これからの実習教員部運動について」の学習会がおこなわれ全国の実習教員の状況、課題などの説明がありました。わかりやすくまとめられたプレゼンテーションを見て、現在、我々の置かれている立場を再確認できました。
次に各県交流では確定交渉の結果や昇任制度、賃金、免許更新、などの報告がおこなわれ活発な意見交換ができました。来年度は佐賀県で開催予定です。 【池田 勉さん/真庭(久世)】

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2021年度

実習教諭の職名や資格取得の服務は「研究中」…交渉継続に
−2021年度 実習教員部委員会(総会) 、県教委との独自交渉−

2021年6月26日(土)、おかやま西川原プラザを会場に、2021年度委員会(総会)を開催しました。
総会では、昨年度の総括や今年度の活動方針などを可決しました。総括の中で、確定交渉において県教委から回答のあった主任実習助手兼実習教諭の職名と教育活動の充実に資すると認められる資格等を取得する際の服務の取り扱いについてどちらも「研究して参りたい」とのことでしたが、まだ明確な回答がないため話を詰めていくことを確認しました。 今年度のとりくみでは、新型コロナウイルスの影響で延期となっていた中国・四国・九州ブロック学習交流集会を2022年1月に開催することや、制度改革署名の集約目標を1,000筆以上とすることを決定しました。また、各学校で実習教員が抱えている問題点などを出し合い、実習教員の現状と要求について交流と論議を深めました。その中で採用の年齢制限が60歳未満になった結果、高い年齢で採用になった場合2級任用の条件にある「教職経験年数10年」の期間があるため昇級できないまま定年退職になってしまうケースや、定年間近になってしまうなどの意見が出されました。このことは県教委との独自交渉や確定交渉において要求することにしました。 2021年7月13日(火)、日本赤十字社岡山支部において、県教委との独自交渉を持ちました。県教委からは浜原副課長以下4名、高教組からは池田部長(真庭(久世))ほか10名が参加しました。 冒頭、実習現場の状況を説明した後、事前に提出した質問に県教委から回答がありました。2021年度の実習教員の正規率については、県の調べでは57.0%と3年連続で下がっていました。
このことについて池田部長より、任期が短いため技術の引継ぎや実習の進め方、圃場や周辺住民、企業との連携に支障が出ているなどの実態を訴え正規の職員を増やすことを要求しました。
また、前回の確定交渉において「研究して参りたい」と回答のあった実習教諭の職名と教育活動に必要な資格取得については「研究中」との回答にとどまり、具体的な回答は得られませんでした。交渉団からは引き続き問題解決に向けてとりくんでもらうこと、必要な情報等があれば高教組に情報提供することなどを確認しました。
さらに、主任実習助手選考試験の条件である教職経験年数10年の見直しや特別教室のエアコン設置、実習教員の教諭任用、農業高校における実習地の適正規模での運用、教諭等の職務の明確化などの問題について話し合いました。
最後に、今後も独自交渉を継続していくことを確認しました。 【池田 勉さん/真庭(久世)】

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2019年度

県教委との話し合い

7月2日(火)、県教委と実習教員部との独自の「話し合い」を持ちました。
県教委から亀山副課長ほか計4名、高教組から池田部長(真庭(久世))ほか計7名が参加しました。
冒頭、池田部長から実習教員がおかれている現状を説明し、実習教員の2019年度正規率について質問しました。
県の調べでは58.6%と2018度より0.1%下がっており、実習教員の約半分は非正規となっている状況が浮き彫りになりました。これについて県教委からは、改善についての具体的な話は聞けませんでした。 実習教員の再任用時の給料表についてあらためて確認をしたところ、「実習教諭は2級、主任実習教員は1級を適用している」との回答でした。
これに対し池田部長は、「2級で退職した場合は2級を適用すべきだ」と指摘しましたが、県教委から明確な答えはありませんでした。 また、県立学校から市立学校への実習教員の異動についての確認では、県は、異動についての市との取り決め事項の中に実習教員の異動についての取り決めがないため異動はないと明言しました。
この他に「実習助手」ではなく「実習教員」と呼称する文書が出ているにもかかわらず徹底できていない事例や、「実習教諭」になっている方の職名に「主任実習助手」が使用されている実態を説明し、規則にも決められている「実習教諭」の使用徹底をもとめました。
最後に、現状隔年開催になっている実習教員の採用試験の毎年開催や、教諭への任用試験の再開をもとめ、「話し合い」を終えました。 【池田 勉さん/真庭(久世)】

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2018年度

 

「どの子にもわかりやすい実験・実習教育をめざして」 第27回全教実習教員部全国学習交流集会

2018年8/25-26  富山市で開催された、第27回全教実習教員部全国学習交流集会に、各組織の違いをこえて全国から26組織65名(岡山高から2名)が参加しました。
集会では、実習教員が教育の専門職として日々奮闘している様子、勤務条件や校務分掌におけるさまざまな問題、長年にわたる実習教員部運動の歴史と経過など、丁寧な学習と活発な意見交流がなされ、今後の実習教員部運動をより発展させるものとなりました。 また、今集会から新たなとりくみとして、採用間もない若い実習教員のみなさんが、何でも語り合える場として「青年教職員支援塾」が開催され、子どもたちとの関わり方や職場での人間関係、実習教員の職務や将来への不安、組合の意義や活動などについて、全国の仲間と交流を深めました。
分科会では、わかりやすい実験・実習をおこなうための実践紹介をはじめ、授業に役立つ手軽な理科実験を、参加者自らが準備した教材で実際に体験し、子どもたちが楽しく学ぶことについての理解を深めました。また、様々な教育活動を通して成長していく子どもたちに、私たち実習教員がどのように関わっているか、実習教員は教育の専門職であるにもかかわらず、勤務条件や校務分掌、賃金などの処遇で恣意的に差別され、子どもたちに不利益が生じている実態などの報告がありました。さらには「実習助手制度改革」実現に向けた運動のすすめ方や、組織拡大の重要性について活発な討論がなされました。 【藤元広明さん/笠岡工業】  

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仲間を増やしたい  −実習教員部 2018年度委員会(総会)−

6月30日(土),実習教員部2018年度委員会(総会)をおかやま西川原プラザで開催しました。
総会では、実習教員の立場や制度に関する問題を論議しました。
「実習助手」という職種は「教諭」に比べ様々な制限があります。この問題を解決するには法律を変えなければならず、すんなりとは行きませんが署名活動や要請などの地道なとりくみを積み重ねていくしかありません。このことを踏まえ、昨年低調だった署名活動をしっかりととりくみ、1,000筆以上を集約することを目標にしました。また、新年度の役員を決定し,2018年度実習教員部長に真庭高校の池田を選出しました。
池田新部長は、「少数職種である実習教員の意見を県や国へ届けるためには、多くの署名や意見を届けなければならない。やはり仲間を増やすことが大切になるため、組合員を増やすことにとりくみたい」とあいさつしました。  

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岡山高教組

〒703-8258
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