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教職調整額引上げより教員増を −備前支部総会−
7月7日(金)、岡山県生涯学習センターにおいて2023年度備前支部総会が行われました。
名の参加で、会場は椅子が足りなくなるほどの熱気に包まれました。
支部長の金光守さん(玉野)はあいさつの中で、文部科学省が教員の長時間労働や教員不足を問題視し、質の高い人材の確保に向けて、給与アップや働き方改革の具体策について議論を始めていることに触れ、教育調整額の支給比率の引き上げなどではなく、教員数を増やし、各学校に適正な人数の教員を配置することこそがもとめられると訴えました。新旧役員より運動の総括と決算、運動方針と予算をそれぞれ提案し、拍手で承認されました。
参加者からは、転勤してきた方が分会訪問をきっかけに加入したことの報告、転勤して地域手当が減額されたことの理不尽さを訴える声、自動採点ソフトの利点と問題点、休職する先生の後に非常勤しか入らなくて苦しんでいるという発言などが寄せられました。
4年振りに開催で30人超が集う 備前支部学習交流集会
備前支部は3月4日(土)、ピュアリティまきびにおいて学習交流集会を4年振りに行いました。
コロナ禍で中止としていた2019〜21年度の退職者にも案内をし、31名が参加しました。
特別報告「教員生活を振り返って」では原広三さん(岡山盲分会)、古市秀治さん(瀬戸分会)に、記念講演では、藤田滋さん(岡山県平和委員会)に「なぜいま大軍拡?」と題し、豊富な資料を基にお話しいただきました。
懇親会ではご退職者それぞれにご挨拶いただきました。現職者へのあたたかいエールや、高教組への思い、運動の意義や感謝の思いが述べられました。
詳しくは,備前支部ニュースに掲載いたします。
2022年度のとりくみ
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再任用の低待遇は理不尽「考えたくなくても考えてしまう」
−2022年度 備前支部総会−
7月1日(金)備前支部総会がハイブリッド方式で開催され、会場での参加とオンライン参加で総数37名の代議員の出席がありました。自分の職場以外でこれだけの人が同じ場所にいることが不思議な光景として見えるほど、長い間大切なものがコロナ禍で失われていたのだという実感があらためてこみ上げてきました。とはいえ、代議員同士の距離や会話はまだ全開というわけにいかず、お互いを気遣いながらの約1時間の総会となりました。
議事の提案審議では、前年度会計や活動報告、今年度の活動方針などの提案に加え、昨年の総会で予備提案された支部役員の輪番の見直しについて、「第5号議案―支部執行委員の選出にかかる件」として発議され、改正案が示されました。予備提案から約1年かけて執行委員会で議論し、組合員数が少なくなったことによって大きくなっている役員選出に対する各分会の負担を軽減しようというものです。これまでは、3年に一回は支部役員のどれかを担う仕組みでしたが、これを5年に1回となるよう支部所属分会を5つのグループに組み直し、5年を目途に再検討を加えながら運用していくという提案が承認され、2023年度から適用されることになりました。
参加代議員からは、定年引上げがどのように実施されていくのかが不安という声が上がりました。再任用の方の「6月は2日しか休みがなく、体がもたない。(低い待遇のことを考えると)考えたくなくてもあほらしい、と考えてしまう。生徒に悪いし、若い人の前では元気なふりをしている」との発言に、定年延長がもたらす影響は、単に定年の時期が先延べされるだけではなく、私たちの一生懸命働く気持ちにも及んでくるということに気づかされました。こうした現場の声を、支部からも伝えていくべきだと強く感じました。
【三好 慶和さん/岡山南】
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2021年度のとりくみ
仕事減らさず「19時には退庁せよ」との圧力強まる
−2021年度備前支部総会開催−
7月2日(金)備前支部総会が開催され,55名が参加しました。
冒頭の挨拶で宮野義治支部長は、「(組合の)やっていることの重要性は間違いない。皆さんで(加入促進を)頑張っていきましょう」と力強く語りました。
前年度会計や活動報告、今年度の活動方針などの提案に加え、今年度は支部役員の輪番の見直しについて予備提案がなされました。今年度の執行委員会で議論し,各分会の負担を軽減する方向で改めて具体的な提案がなされる予定です。
支部交流では、5分会5名からの発言がありました。特支の現場からは,今年度から「19時までには絶対学校を出なさい」という強く指示されるようになり,超勤45時間遵守の圧力を感じること,その一方で依然休憩時間中の会議はみなおされないことが述べられました。
多忙については,「ICT関連はベテランが主となって受け持つ実態もある。一方青年層は新しい教授法を学ばされ,そのことが長時間労働を引き起こしている状態が数年続いている。交流する時間もなく,大変危険だ」と報告されました。
分会のとりくみについては「校長交渉も回数を重ねると,(強硬だった)校長の態度が変わってくる。繰り返し行うことが重要」と,交渉ではたらきかけ続けることの重要性が述べられました。
青山前支部長は提案の中で,「産休代員を自分で探し,賃金も自腹という時代もあったと聞く。現場の多忙化で,支部の役割や活動も見直す時期が来ているが,とりくみが減れば減るほど,組合が見えなくなる」と述べました。支部の本来の役割を保ちつつ,持続可能な組織となるよう議論を進める必要があります。
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2020年度のとりくみ
少人数学級への県民の願いは熱く −備前支部教育全国署名統一行動− 備前支部2020年度総会
10月17日(土)天満屋アリスの広場前にて,11月1日(日)コープ東川原店にて,備前支部による教育全国署名統一行動が実施されました。分会からのべ9名,本部から5名が参加し,街頭署名活動をおこないました。
「コロナ禍のもと,安心して教室に学ばせるためにも,いまこそ少人数学級を実現しましょう」との呼びかけに応じて両日で計127筆が集まりました。10月17日は雨脚の強い日でしたが,署名机には一時行列ができるなど,県民の関心の高まりを感じられました。
署名に応じてくれた人は,「教育にお金を使わないと日本は生き残れない」,「この署名の請願項目はすべてあたりまえのこと。国にも県にも訴えていかなければ」と,それぞれ教育行政への懸念や期待を述べていました。また,コープ東川原では,約1時間の行動であったにもかかわらず,5名で81筆を集めることができました。
全国知事会等自治体の首長や議会から提言がなされ,中教審など国のレベルで少人数学級の議論が進んでいますが,私たちが長年積み重ねてきた運動が,コロナ禍をきっかけとして大きく前進しようとしています。学校現場では,この情勢にあわせて保護者への要請を強化する動きもあります。各分会でもあとひと押し,署名活動を拡大していただきたいと思います。
組合加入の決め手は、声をかけられたこと −10/8 備前支部2020年度総会
10月8日、県立図書館にて、標記の会が開催されました。
代議員34名、役員14名の総勢48名が参加しました。
前年度会計や活動報告、今度の活動方針など5つの議案の提案があり、賛成多数で承認されました。これをもって、総会の成立要件が構成員の2分の1となりました。
支部交流では、7分会9名から発言があり、活発な意見交換・情報交換がなされました。
加入促進について、初参加の新採用組合員は「講師の時、同僚から声掛けがあり、しっかり誘ってくれた。初任研が軽減されるなど、組合のとりくみを丁寧に説明してくれた。加入の決め手はまず声を掛けられたこと、そして組合のはたらきかけのおかげで自分たちがメリットを受けていると感じられたことだ」と語りました。
また西大寺分会の代議員は「同僚に次々と(加入の)声かけをしてみた。加入はまだでも『実は気になっている』『組合はどんなものなのか知りたい』という人がいたことが発見だった」とまずは語り掛けることの重要性を強調しました。
現場の実態については、オンラインによる指導がどこまで進んでいるかが話題の中心となりました。動画作成には時間がかかり、授業が開始されてからは同時進行なので本当に負担が大きい、市立の学校はICT環境も悪いためなかなか進まないなど、不安や困難を抱えた状況が次々と報告されました。 「先生方が疲弊して困るのは、児童生徒だ」。閉会挨拶で述べられた岡崎副支部長のこの言葉に呼応するように、青山支部長(岡山ろう)の「ゆとりのある職場を求めてともにがんばろう」の掛け声で締めくくられました。
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2019年度のとりくみ
分会で起こった疑問やとまどいをシェアして議論深まる 備前支部総会
7月11日(木)生涯学習センター視聴覚室にて備前支部総会が開催され、代議員、執行委員合わせて49名が参加しました。教育全国署名の街頭署名運動(3か所)や、平和行進などのとりくみなどの一年間の活動報告や会計報告、今年度の活動方針の審議がなされました。また、支部学習交流集会やレクリエーションの行事は、集まって楽しみながら職場間の情報交換をしたり教育情勢を学んだりすることで、組合活動の重要性が意識される機会となることが示されました。 支部交流では、ベテラン組合員から、これまで参加した交渉や学習活動において教師としても成長し、目の前で勤務条件の改善や権利の獲得が繰り広げられてきた様子が語られました。また、この春ストップイットが導入された分会からは、教員に具体的な説明も議論もなく導入されたため、管理職への不信感を生じさせたり、登録者数の伸び悩みなどストップイットそのものがうまく機能していない職場の様子が報告されました。保護者から「これを入れるのにスマホを購入しないといけないのか」との苦情が入るなど、スマホを持っていない子どもいる中での不平等性などの問題点も指摘されました。 当事者であるわたしたち自身による活動こそが、権利を守り拡大するための要であること、多忙であるからこそ活動を続けることが必要とされていることを議論を通じて再確認し、最後は笑顔の「団結ガンバロー」で総会を終えました。
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保護者とともに「いまもとめられている教育とは何か」を語りあう
−7/9 備前支部「教育を語る会」−
7月9日(火)の夕刻、西大寺公民館において、高教組備前支部はNPO法人みんなの劇場おかやまとの共催で教育を語る会を開催しました。保護者などの市民40名と高教組から10名(西大寺、邑久、瀬戸、瀬戸南、岡山南、東岡工)が参加しました。 冒頭に一通り学校紹介がなされた後、グループに分かれての交流がおこなわれました。当初保護者からの発言の多くは学校の様子や受験に関する質問が中心ではありましたが、会が進行するにつれ、子どもの成長に関する悩みや疑問なども続々と出されました。 今年は中学生6名の参加があり、部活動の様子などを積極的に質問するなど、2時間ほどの短い時間ではありましたが、充実した交流の場となりました。
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過去のとりくみ
2018年度 備前支部レクリェ−ション
楽しみながら上達する喜びと、チームワークの大切さを感じて
−備前支部レクリエーション−
10月17日(水)、東岡山工業高校で備前支部主催のバドミントン大会が開催され、近隣7校から37名の参加がありました(応援は除く)。
3つのリーグに分かれて総当たり戦をおこないました。マイラケットの参加者も多く、年々、腕前があがっているように感じます。コーナーを狙ったサーブや鋭いスマッシュ、さらに回転を聞かせたドロップショットなどテクニックを駆使した迫力のある試合が至る所で見られました。
一方、Cリーグ(未経験者)では、空振りやお見合いなどのミスもチームでカバーし、イン・アウトの判定に一喜一憂しながら夢中でゲームに入り込んでいました。ゲームの中でメキメキと腕前があげ、楽しみながらも上達していく様子が見られました。励ましあったりカバーしあったりする姿、作戦会議をする様子などから、あらためてチームワークの大切さを考えさせられました。
優勝チームに勝因を尋ねたところ、練習に勝る秘訣はないとのことでした。表彰式を終え、全員で記念写真を撮り、来年に向けて練習を重ねることを約束して解散しました。 【青山 敬さん/岡山ろう】
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2018年度 備前支部総会
去る7月12日(木)午後4時より、西川原プラザ第6会議室において、備前支部総会が開催されました。数日前に西日本を豪雨災害が襲った直後であり、被害の激しかった真備地区や倉敷の様子を会議の冒頭で知ることができました。なお、この会議には、執行委員を除いて34名の代議員が各分会から参加し、支部総会は成立の運びとなりました。
第1〜4号議案までの、旧年度の決算と活動報告、新年度の予算と活動方針と計画がスムーズに審議され、無事すべての議案が承認されました。支部交流では、組織拡大や維持の苦労についての報告や、働き方改革のモデル校からの現状報告などもあり、有意義な報告が聞けました。また、諸連絡では、平和行進の日程や当番割が説明され、今後の活動にしっかり取り組もうという意思の確認をして閉会しました。
参加してくださった各分会の代議員の皆さん、ご協力誠にありがとうございました。
備前支部長 下山敏弘(芳泉分会)
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2017年度備前支部学習交流集会
3月3日(土)、ピュアリティまきびにて2017年度備前支部学習交流集会が開催されました。特別報告として、今年度で退職を迎えられる2名の先生方からお話をいただきました。
軽妙な語り口でご自身の37年間の教員生活を振り返られ、「自分に回ってきたことは拒まず受ける」というポリシーのもと、巡り合わせや偶然を大切にしてこられたお話に、継続することや組織の中での成長が大切なのだと実感することができました。
また、教員生活をスタートされた養護学校で出会った生徒とのエピソードと、その生徒から学び成長したご自身の経験をかみしめるようにお話しいただき、結びとして「自分たちの権利を守ることは子供たちの権利を守ること」という言葉に、組合活動の根本、私たちが大切にしなければならないことを教えられました。
記念講演は、講師に鳥取大学地域学部地域学科の三木裕和教授をお招きし、「発達障害と高等学校の教育」というテーマでご講演いただきました。発達障害の生徒の考えや特性、指導する上での心構えなど実例を交えて分かりやすく教えていただき、「褒めることが相手をコントロールする道具になってはいけない。“どうにかなった体験”を持たせてやることが必要」という言葉が心に深く残りました。笑いが随所に起こる、あっという間の2時間でした。
夕方からの懇親会は、退職予定の先生2名を含む15名の参加でした。少人数での会となりましたが、和やかな雰囲気の中にも教育に対する熱い思いがあふれた懇親会になりました。
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2017年度備前支部総会
7月13日(木)、西川原プラザの別館第6会議室にて、2017年度の備前支部総会が開催されました。今年の総会も、開会時に定足数を越えてスタートしました。
総会は、絹田支部長(岡山南)のあいさつから始まり、本部の松本書記長の情勢報告を含んだあいさつ、県労おかやまの加藤事務局長から祝辞がありました。
その後、西山議長(岡山瀬戸高等支援)の進行で、1号議案(2016年度決算)の提案と監査報告、2号議案(2016年度総括)、3号議案(2017年度活動方針)、4号議案(2017年度予算)の提案がありました。それぞれの提案に対して、全ての議案が承認されました。
分会交流では、ネットワーク分離について各校で困っていること、特に、アップロードやダウンロードにたいへん時間がかかることが話題になり、県からのアンケート調査や交渉で声をあげていかなければならないことを確認しました。また、県下一律の学校閉鎖について、夏季特休をこの期間に強制的に取得しなければならないことについて話題が上りました。おかしいことは、おかしいと話し合う必要性を痛感しました。本部からは、8月に岡山で開催される「教育のつどい」への要員協力や参加へのお願いがありました。多くの先生方が積極的に参加し、成功させましょう。
交流後、今年度の支部役員の紹介、平和行進への参加依頼、次年度の役員輪番について連絡がありました。その後、絹田支部長の「団結カンバロー」で総会を終了しました。
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初心者から熟練者まで,手に汗握るナイスゲーム!
備前支部レクリエーション バドミントン大会
「2017年10月16日(月)18:15〜20:30岡山城東高校で備前支部主催のバドミントン大会を開催し、近隣7校から38名の参加がありました(応援は除く)。
2つのリーグに分けて総当たり戦を行いました。今回の参加者は、バドミントン経験者も多く参加していただき、コーナーを狙ったサーブや鋭いスマッシュがビシビシと決まり、迫力のある試合がいたるところでみられました。また、初心の参加者もあり、実力差のある対戦もありましたが、ラリーが続くようなコースや強さのショットが多く、ゲームの中でメキメキと腕前があがり、びっくりするほど上達した参加者もありました。励まし合ったりカバーし合ったりする姿、作戦会議をする様子などから、改めてチームワークの大切さ を考えさせられました 。
どちらが勝利するかわからない接戦が多く、手に汗を握る熱戦が手泣きされました。また、他校の先生方とは、ほとんど初対面でしたが、ゲームを通して親近感が湧きました。表彰式を終え、全員で記念写真を撮り、来年はもっと参加者を増やし盛り上げようと約束して解散しました。」
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