2020年度のとりくみ
留任・異動の希望ははっきりと−2020年度末人事に対するとりくみ
中間面談も終わり人事異動の話が出た方もおられるのではないでしょうか。
昨年度末に異動された方を対象としたアンケートによると、約35%の方が10月または11月に校長のヒアリングを受けています。その際、留任・異動の希望ははっきりと意思表示することが重要です。 高教組は、県教委に対して「早い時期に必ず1回以上のヒアリングをおこない、希望の詳細を把握しておくよう校長を指導すること」を申し入れており、県教委も十分なコミュニケーションをとることや丁寧な説明の必要性を認めています。
・子育てや介護についての配慮が必要な場合は、遠慮せず必ず校長に丁寧に伝えましょう。 ・遠距離通勤解消のための異動希望は、繰り返し校長に改善を求めましょう。
・健康上、配慮が必要な場合は、必ず校長に丁寧に伝えましょう。 「転勤なんてないはず」といった思い込みは禁物です。人事が動き始めると、止めることは簡単ではありません。年度末には、高教組本部にも「人事相談窓口」を設置し、常任執行委員が交代で待機し対応する予定です。
2019年度のとりくみ
希望と納得にもとづく人事を
県教委に申し入れ(12/16)
12月16日,2020年3月末人事異動に向けた申し入れをおこないました。高教組からは本部執行委員の3名,県教委からは教職員課の人事担当者3名が参加しました。
まず,今年度末人事異動について今までの方針に変更がないか確認したところ,「変更はない」との回答を得ました。今年度末人事についても県教委は教員一人ひとりの思いを可能な限り考慮し人事異動を進める方針です。担当者も「校長には一人ひとりの教員のプライベートに立ち入ってでも十分な聞き取りをしてほしいとお願いしている」と述べ,丁寧に人事異動を進めようとしている姿勢が伺えました。しかし,例年アンケートでは一部の校長がぞんざいな対応したことや教員に高圧な態度で異動を迫ったことも報告されています。
あいまいな態度をとらず,はっきりとした意思表示をすること。困ったときは一人で悩まず,組合の本部や分会に相談することをあらためてお伝えします。それ以外にも高校と支援学校の人事交流の見直しや遠距離通勤の解消,特別支援学校の異動希望地区が広域であることの問題などについて意見交換をしました。高教組は3月2日から27日(土日祝日を除く)の間は夜8時まで本部役員が人事相談に対応します。それ以外の日にも随時相談に対応しています。
人事で困ったら一人で悩まず高教組へ ? ?086−272−2245まで