医療法人 さいとう皮膚科 山口県岩国市

診療の方針

当院では一般的な治療を主に行っています。

ニキビ(尋常性ざ瘡)について

ニキビは”肌の乾燥やホルモンバラスの乱れ”で毛穴の角質が厚くなり毛穴をふさいでしまうことが原因です。化粧品などで毛穴をふさぐことも原因です。 ふさがった毛穴に皮脂がたまりアクネ菌が過剰に繁殖してニキビになります。ニキビの予防には肌のスキンケアやホルモンバランス(ストレスや不規則な生活、偏食、睡眠不足、運動不足など)の改善や化粧品の見直しが必要です。

ニキビの治療

  • 炎症をおこしていないニキビのことをコメド(面ぽう、白ニキビ)といいます。
  • ベピオゲルやディフェリンゲルといったコメドへ対するぬり薬を塗り、アクネ菌を減少させ毛穴の角質をはがして治療していきます。 これらの薬は乾燥をおこしやすくするため肌の保湿をしっかりするようにしてください。


  • 炎症をおこして赤くなっているニキビを紅色丘疹(赤ニキビ)といいます。
  • まず炎症をおさえないといけないので抗生物質の塗り薬や場合によってはステロイドを塗って炎症をおさえます。 その後、コメド(白ニキビ)と同じ治療をしていきます。


  • 炎症をおこしてさらに膿がたまったニキビを膿胞(黄ニキビ)といいます。
  • 膿を排出させないといけないので膿を出す処置をし、抗生物質の飲み薬を服用します。その後は赤ニキビと同じく炎症をおさえていきます。

ニキビの予防

乾燥に気をつけ、化粧品の見直しもしましょう。化粧品はノンコメド表示のものを使うようにするとよいでしょう。 ホルモンバランスなどすべて気をつけるのは難しいので漢方、ビタミン剤などの内服をして改善していきましょう。