施設紹介
沿革
広島湾に浮かぶ能美島にある大柿町は、瀬戸内の美しい自然に恵まれています。この豊かですばらしい自然環境を活かそうと、平成12年1月、大柿町町制45周年記念事業として「大柿町海辺の生き物調査団」が発足され、身近な海辺にすむ生き物を調べていく中で、自然に親しみ、自然に学ぶ活動を行ないました。記念事業は、2年間の期限付きでしたが、このような活動を今後も形を変えながら継続し、得られた財産(標本、写真、資料、人材など)を環境教育の教材として活用していこうと、平成14年4月、廃校となった旧深江小学校を活用して「大柿町自然環境体験学習交流館(環境館)」が設置されました。平成16年11月、江能四町が合併して江田島市となり、施設名も、「大柿自然環境体験学習交流館」に変更され、江田島市教育委員会生涯学習部生涯学習課所管の施設になりました。平成22年7月には「さとうみ科学館」という愛称も決定し、平成25年度には学校教育課の所管となり,平成29年度より市教育委員会所管の施設として,学校教育・社会教育の両面から,全市民を対象とした自主的・継続的な理科教育・環境教育の充実及び活性化を推進している。
さとうみ科学館では、小中高等学校の枠にとらわれず、個人やグループの自主的な学習を支援し、「市民に開かれた研究機関」として、身近な自然に直接ふれながら、「海辺の自然」、「ふるさとの自然」をテーマとした科学研究や環境学習の場を企画・運営しています。