組 合 用 語 辞 典 わ
あ行 | ||
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ワークシェアリング
労働者一人一人の労働時間を短縮することで、各企業により多くの労働者を雇う必要が生じ、それをもって全体の雇用者数を増やし、失業者を減らす政策のこと。
高失業率が社会問題化しているヨーロッパでは、すでに実践が進んでいます。労働時間短縮分の賃下げを行う場合もありますが、賃下げなしの時間短縮を企業に義務付ける国もあります。まさに労働者の立場に立った政治・行政が行われているわけです。
日本の場合、労働基準法違反の「サービス残業」が横行・常態化しており、それを全面解消するだけで、ワークシェアリングが可能。かなりの失業を解消できます。